■ 日本人の最多記録を更新ドイツのマインツでプレーする日本代表のMF岡崎が、先日の試合で、今シーズン14得点目を決めて、2012-2013シーズンに、当時、ドルトムントでプレーしていたMF香川が記録した13ゴールという数字を上回った。MF岡崎はシュツットガルトでは、常時、スタメンとはいかなかったが、移籍1年目でチームの攻撃の要となって大活躍を見せている。もっとも調子のいい海外組の1人と言える。
もちろん、ポジションであったり、チーム内の役割は異なるので、単純に「(MF香川よりも)MF岡崎の方が上」とは言えないだろう。王者の立場で、個人ならびにチームに対するマークが厳しい中で、結果を残した当時のMF香川も見事であるし、戦力的にはドルトムントほどではなくて、チーム全体のチャンスの数は全く違っていると思われるマインツで結果を出したMF岡崎も見事である。
ただ、日本国内では、ドルトムントで13ゴールを挙げたときのMF香川ほど大きく騒がれていない。どちらかというと控えめである。そのことに対して、評論家のセルジオ越後氏も「
【セルジオ越後コラム】岡崎の活躍も柿谷の不振も、もっと議論すべき理由」というコラムの中で苦言を呈しているが、「MF岡崎の活躍をもっと大きく扱うべき。」という意見には基本的には賛同できる。
したがって、「世間一般でMF岡崎の活躍をもっと取り上げてほしいなあ・・・。」という思いはあるが、そうは言っても、これまで、当サイトもあまりMF岡崎のことをピックアップして来なかった。なので、今のMF岡崎の扱いの低さを批判する権利は無いと思うし、このことで日本のメディアを批判するつもりもない。こういう立場の人間が批判すること自体がフェアでは無いと思う。
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◆ まとめ #773 岡崎慎司の活躍 & 柿谷曜一朗の不振 (2014/5/6)
・日本人の最多記録を更新
・批判する権利があるのか?
・本質は同じではないか?
→ マインツのMF岡崎が14ゴール目をマークして、ドルトムント時代のMF香川の数字を追い抜きました。立派な記録と言えますが、日本国内の盛り上がりはいまひとつです。また、MF岡崎の活躍と対比する形で、なかなかリーグ戦でゴールが生まれないFW柿谷を批判する人もいますが、MF岡崎の活躍とFW柿谷に不振について、思うところを述べてみました。
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