ギラヴァンツ北九州 vs ザスパクサツ群馬
→ 11勝18敗9分けで勝ち点「42」のギラヴァンツ北九州(17位)と、9勝19敗10分けで勝ち点「37」のザスパクサツ群馬(20位)の試合は前半16分に北九州のFW池元が相手のミスを突いてネットを揺らすと、さらに前半27分にも鮮やかな中央突破からリオ世代のFW渡が決めて2対0とリードを広げる。しかし、前半35分に群馬の途中出場のMFダニエル・ロビーニョが素晴らしい個人技からシュートを決めて1点差に迫る。前半は2対1と北九州がリードして折り返す。
追い上げられた北九州だったが、後半3分にMF井上が右サイドを突破して、最後は中央のFW渡が押し込んで3対1とリードを広げる。FW渡は今シーズン8ゴール目となった。J2残留のために勝ち点の欲しい群馬は後半42分に途中出場のMF瀬川のクロスをエースのFW平繁が頭で決めて1点差に追い上げると、さらに、MF森村の退場で10人となった北九州を追い詰めて、2度・3度と決定機を作るが、北九州のGK武田がファインセーブで防いで同点とはならず。
結局、試合は3対2でホームの北九州が逃げ切って勝ち点「3」を獲得。北九州は勝ち点「45」となったが、21位のFC岐阜は勝ち点「33」で、FC岐阜が残りの3試合で全勝したとしても勝ち点「42」止まりなので、北九州は20位以内が確定して、J2残留が決定した。一方の群馬は勝ち点「37」のまま。22位で最下位の鳥取が勝ち点「29」なので、最下位の可能性は残っているが、次節、鳥取との直接対決で「引き分け以上」で21位以内が確定する。
試合前に雨が降っていて、試合の終盤も激しい雨が降っていたが、本城陸上競技場のピッチは水捌けがいいようで、水たまりができてボールが止まるようなことはなかった。したがって、雨の影響というのは、ほとんど感じられなかったが、ホームの北九州が非常にいいサッカーを見せた。FW池元、FW渡、MF井上、MF森村の4人の距離感が抜群に良くて、前半27分のFW渡のゴールはこれ以上ないほど綺麗な連携からゴールが生まれた。
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◆ まとめ #633 北九州 vs 群馬、愛媛FC vs 水戸 (2013/11/8)
→ 11月3日(日)に行われたJ2の11試合の中から、北九州 vs 群馬、愛媛FC vs 水戸の2試合をピックアップしました。試合前の時点では北九州は21位以下になる可能性がありましたが、ホームで群馬に3対2で勝利したことで、「J2残留」が確定しました。2トップの活躍とダブルボランチの活躍が目に付きました。一方の群馬は、終盤に猛攻を仕掛けて、キーパーのGK北があわや同点ゴールか!?というシュートを放ちましたが、決められませんでした。
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