横浜FC→ J1は残り1節となったが33節に行われた湘南との裏・天王山に敗れた横浜FCは7勝18敗8分けで勝ち点「29」のまま。17位の柏は勝ち点「32」なので数字上は17位に浮上できる可能性はあるが得失点差は横浜FCが「-26」であるのに対して柏は「-14」。その差は「12」ある。「12差」となると『逆転するのは絶対に不可能』とまでは言い切れないが横浜FCが大差で勝利して柏が大差で敗れないと無理である。
横浜FCの最終節がアウェイの鹿島戦であることも加味すると「横浜FCの18位はほぼ決まった。」と言える。選手もサポーターも可能性がある限りは全力を尽くすと思うが勝てば湘南を上回って残留圏に浮上することが出来た33節の湘南戦(H)を落としたのは痛すぎた。J1は神戸の優勝が確定して横浜FCのJ2降格もほぼ確実。J2も残りはプレーオフの決勝戦の1試合のみ。本格的にストーブリーグに突入しつつある。
今シーズンのJ1の降格枠は「1」。昇格組の横浜FCにとっては有り難いレギュレーションだったが開幕から10試合勝ちなしと大きく出遅れた。その後はまずまずのレベルで勝ち点を積み上げたが出遅れを挽回することは出来なかった。痛かったのは終盤戦(秋以降)に行われた残留争いのライバルである柏ならびに湘南との直接対決を落としたこと。27節は柏、33節は湘南を相手にいずれもホームのニッパツで敗れた。