ジュビロ磐田→ FWファビアン・ゴンザレスの移籍問題で昨オフと今夏の補強が禁止になっている。大きなハンディを背負っているが30節を終えた時点では15勝6敗9分けで勝ち点「54」。首位の町田は独走態勢に入っているので最終的には同県のライバルである清水との2位争いになる可能性が高い。10月7日(土)に行われる38節にIAIスタジアム日本平での静岡ダービーが予定されている。これは死闘になるのは間違いない。
もはや伝説になっている1999年のCSのダービーに匹敵する熱気になる可能性高まっているが「補強禁止」というハンディを抱えながらこの順位に位置する点は称賛に値する。広島ならびに日本代表で森保監督を支えた横内監督が今シーズンから磐田を率いているが難しい状況の中で好成績を残している。30試合で54得点というのは清水と並んでJ2最多タイ。得失点差「+21」というのはJ2で3番目に多い数字になる。
当然のことながら、補強禁止というのは大きなハンディだったが磐田に関してはその点を上手くプラスの方向に利用することが出来た。世代交代を進めなければいけない時期だったにも関わらず、オフに新戦力を獲得できなかったので若手を使うしかない状況になったがそんな中で高校3年生のFW後藤啓が大ブレイク。岡山との開幕戦でいきなり2ゴールの活躍。鮮烈なデビューを飾った。日本期待の点取り屋になった。