タッカー・カールソン氏は「危険だ」-プーチン大統領
<記事原文 寺島先生推薦>
Tucker Carlson ‘is dangerous’ – Putin
この米国人ジャーナリストはインタビューで予想外の戦術を選択した、とロシア大統領が語った
出典:RT 2024年2月14日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年2日18日

© クレムリン.ru
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は水曜日(2月14日)、「X」上の番組の司会者タッカー・カールソン氏により、先週のインタビュー中に不意を突かれた事を認めた。
最終インタビューは2時間に及び、何億人もの人々が視聴した。そのインタビュー以前には、カールソン氏はプーチン大統領と話をすること自体で批判されたが、インタビュー後は、ロシア大統領に特定のことを質問しなかったことで批判された。
プーチン大統領は、モスクワで開催された未来技術フォーラムの傍らでジャーナリストのパベル・ザルビン氏に対し、「あなた方のカールソン氏は――あなた方と同じ職業をしているので、私はあなたのカールソンだと言いますが――危険な人物だと思います」と語った。
「彼は攻撃的で、鋭い質問をしてくるだろうと思っていました。私はそのような質問に対する準備ができていただけでなく、そのような質問が来ることを望んでもいました。そうすれば、私も鋭い答えができたからです。しかし、カールソン氏は別の戦略で来たのです」とプーチン大統領は説明した。
カールソン氏は結局、プーチン大統領による歴史に関する長い脱線を辛抱強く聴くことに徹していたため、「準備してきたことを実行する機会を私に与えてくれませんでした。率直に言って、私はこのインタビューで完全な満足感を得ることができませんでした」とプーチン大統領は語った。

関連記事:Tucker Carlson reviews Putin interview and reveals what ‘radicalized’ him
プーチン大統領は、西側諸国のインタビューに対する反応について発言し、現地の指導者たちが自身が発言しなければならなかった内容に耳を傾けてくれたのは良いことだったが、西側諸国がプーチン大統領の言葉をねじ曲げる必要があると感じたのは残念だ、と述べた。
カールソン氏が西側諸国で報復を受ける可能性があるかとの質問に対し、ロシア大統領はウィキリークス発行者のジュリアン・アサンジ氏が「今も英国の刑務所に座っている」点を指摘した。
アサンジ氏に関しては、米国は国家機密を暴露したとして非難しようとしてきたが、カールソン氏に同じような罪を負わせるのは難しいが、「今日の米国ではあらゆることが可能です」とプーチン大統領は語った。この種の迫害は確かにカールソン本人にとっては悪いことだが、世界にとっては良いことだ、というのも、米国の支配層が体現する「自由民主主義独裁」の真の姿を暴露することになるからだ、とプーチン大統領は述べた。
Tucker Carlson ‘is dangerous’ – Putin
この米国人ジャーナリストはインタビューで予想外の戦術を選択した、とロシア大統領が語った
出典:RT 2024年2月14日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年2日18日

© クレムリン.ru
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は水曜日(2月14日)、「X」上の番組の司会者タッカー・カールソン氏により、先週のインタビュー中に不意を突かれた事を認めた。
最終インタビューは2時間に及び、何億人もの人々が視聴した。そのインタビュー以前には、カールソン氏はプーチン大統領と話をすること自体で批判されたが、インタビュー後は、ロシア大統領に特定のことを質問しなかったことで批判された。
プーチン大統領は、モスクワで開催された未来技術フォーラムの傍らでジャーナリストのパベル・ザルビン氏に対し、「あなた方のカールソン氏は――あなた方と同じ職業をしているので、私はあなたのカールソンだと言いますが――危険な人物だと思います」と語った。
「彼は攻撃的で、鋭い質問をしてくるだろうと思っていました。私はそのような質問に対する準備ができていただけでなく、そのような質問が来ることを望んでもいました。そうすれば、私も鋭い答えができたからです。しかし、カールソン氏は別の戦略で来たのです」とプーチン大統領は説明した。
カールソン氏は結局、プーチン大統領による歴史に関する長い脱線を辛抱強く聴くことに徹していたため、「準備してきたことを実行する機会を私に与えてくれませんでした。率直に言って、私はこのインタビューで完全な満足感を得ることができませんでした」とプーチン大統領は語った。

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プーチン大統領は、西側諸国のインタビューに対する反応について発言し、現地の指導者たちが自身が発言しなければならなかった内容に耳を傾けてくれたのは良いことだったが、西側諸国がプーチン大統領の言葉をねじ曲げる必要があると感じたのは残念だ、と述べた。
カールソン氏が西側諸国で報復を受ける可能性があるかとの質問に対し、ロシア大統領はウィキリークス発行者のジュリアン・アサンジ氏が「今も英国の刑務所に座っている」点を指摘した。
アサンジ氏に関しては、米国は国家機密を暴露したとして非難しようとしてきたが、カールソン氏に同じような罪を負わせるのは難しいが、「今日の米国ではあらゆることが可能です」とプーチン大統領は語った。この種の迫害は確かにカールソン本人にとっては悪いことだが、世界にとっては良いことだ、というのも、米国の支配層が体現する「自由民主主義独裁」の真の姿を暴露することになるからだ、とプーチン大統領は述べた。
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