ロシアによるウクライナへのミサイル攻撃で、被害を受けなかったのは、3地域のみ
<記事原文 寺島先生推薦>
Russia releases map of missile strikes against Ukraine
Only three regions of the country were unaffected by the attacks on Monday and Tuesday, according to a senior lawmaker
ロシアはウクライナへのミサイル攻撃の地図を公表
ウクライナでたったの3地域だけが、10月10日と11日の攻撃の影響を受けなかった、とロシアの上院議員が発言
出典:RT
2022年10月13日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2022年10月23日

損害を受けたキエフ市内の発電所の人工衛星からの画像© AP / Maxar Technologies
ロシア議会のヴャチェスラフ・ヴォロージン報道官は、地図を公表し、今週(10月第二週)初旬にウクライナ軍や生活基盤施設を標的にしたロシアのミサイル攻撃の規模を明らかにした。
モスクワ当局による「キエフ政権によるテロ行為に対する反撃」は、ウクライナのエネルギーの基盤施設 70箇所に着弾し、その結果ウクライナの発電機能の5割が失われた、とヴォロージン報道官は、10月13日に自身のテレグラム上に投稿した。
添付されていた地図によると、ウクライナのたった3地域(北部のチェルニゴフ、西部のヴォリンとトランスカルパチア)のみが、ミサイル攻撃の影響を受けなかったことがわかる。
「テロ行為が続けば、ロシアによる反撃はさらに厳しいものになる」と同報道官は警告し、ウクライナ側の攻撃を組織した全ての人々を必ずや見つけ出し、「抵抗しようとするものは抹殺する」とも記述していた。

モスクワ当局は、10月10日と11日、ウクライナ国内の標的に向けて、何十発ものミサイルを発射し、この攻撃は、キエフ当局によるロシアの施設への残酷な攻撃に対する反撃だ、としている。ロシアが攻撃を受けた施設とは、クルスク原子力発電所や、トルコストリーム天然ガスパイプラインや、クリミア大橋だ。
全長18キロの橋が、10月8日トラックにより爆破されたことをきっかけに、ウラジミール・プーチン大統領は、キエフ当局に対して、これ以上「テロ戦術」に対して、無反撃に終わることはなく、ミサイル攻撃の波が押し寄せるだろう、と警告していた。
ロシアによる攻撃の後、首都キエフを含む、ウクライナの数地域は、電力不足など電気・ガス・水道関連に問題が生じている、と報じられている。ウクライナ国内の送電会社であるウクレネルゴ社は、夕方の最も電気が使われる時間帯に、利用者に電気のスイッチを切る依頼をせざるをえなくなり、使用電力量を抑えるために、計画停電を実施した地域もあった、という。
関連記事:Russia has changed its tactics in Ukraine – senior official
10月12日、ウクライナのエネルギー省のジャーマン・ガルシェンコ大臣は、CNNに対し、ウクライナのエネルギー基盤の約3割が、ロシアによる2日間連続のミサイル攻撃により、損害を受けた、と語っている。
Russia releases map of missile strikes against Ukraine
Only three regions of the country were unaffected by the attacks on Monday and Tuesday, according to a senior lawmaker
ロシアはウクライナへのミサイル攻撃の地図を公表
ウクライナでたったの3地域だけが、10月10日と11日の攻撃の影響を受けなかった、とロシアの上院議員が発言
出典:RT
2022年10月13日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2022年10月23日

損害を受けたキエフ市内の発電所の人工衛星からの画像© AP / Maxar Technologies
ロシア議会のヴャチェスラフ・ヴォロージン報道官は、地図を公表し、今週(10月第二週)初旬にウクライナ軍や生活基盤施設を標的にしたロシアのミサイル攻撃の規模を明らかにした。
モスクワ当局による「キエフ政権によるテロ行為に対する反撃」は、ウクライナのエネルギーの基盤施設 70箇所に着弾し、その結果ウクライナの発電機能の5割が失われた、とヴォロージン報道官は、10月13日に自身のテレグラム上に投稿した。
添付されていた地図によると、ウクライナのたった3地域(北部のチェルニゴフ、西部のヴォリンとトランスカルパチア)のみが、ミサイル攻撃の影響を受けなかったことがわかる。
「テロ行為が続けば、ロシアによる反撃はさらに厳しいものになる」と同報道官は警告し、ウクライナ側の攻撃を組織した全ての人々を必ずや見つけ出し、「抵抗しようとするものは抹殺する」とも記述していた。

モスクワ当局は、10月10日と11日、ウクライナ国内の標的に向けて、何十発ものミサイルを発射し、この攻撃は、キエフ当局によるロシアの施設への残酷な攻撃に対する反撃だ、としている。ロシアが攻撃を受けた施設とは、クルスク原子力発電所や、トルコストリーム天然ガスパイプラインや、クリミア大橋だ。
全長18キロの橋が、10月8日トラックにより爆破されたことをきっかけに、ウラジミール・プーチン大統領は、キエフ当局に対して、これ以上「テロ戦術」に対して、無反撃に終わることはなく、ミサイル攻撃の波が押し寄せるだろう、と警告していた。
ロシアによる攻撃の後、首都キエフを含む、ウクライナの数地域は、電力不足など電気・ガス・水道関連に問題が生じている、と報じられている。ウクライナ国内の送電会社であるウクレネルゴ社は、夕方の最も電気が使われる時間帯に、利用者に電気のスイッチを切る依頼をせざるをえなくなり、使用電力量を抑えるために、計画停電を実施した地域もあった、という。
関連記事:Russia has changed its tactics in Ukraine – senior official
10月12日、ウクライナのエネルギー省のジャーマン・ガルシェンコ大臣は、CNNに対し、ウクライナのエネルギー基盤の約3割が、ロシアによる2日間連続のミサイル攻撃により、損害を受けた、と語っている。
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