月曜日の朝に申し込んだ警察証明が届いた。木曜日の昼には届いたので、水曜日には当局から投函されたと思われる。お決まりの名前、生年月日、出生地とかが書いてあって、一番下に、内容(Inhalt)とあり、そして、Keine Eintragungとボールド体にて書いてありました。英語でいうとNo recordとでも訳せるかな。日本語だと記録無し(該当無しとか)。無事に犯罪歴が無いことが証明されました。
別にとり立てて面白いネタではない。ただ、欧州の一部(なのか)ではこういう書類が求められるということを知ってくださいね、というだけ。一方、ドイツでは出生証明も警察証明も要らない。日本人なら、パスポート一枚で滞在でも労働でも許可がもらえる。ドイツと日本は実はこういう政府間の取り決めが色々あるようだ。
ルクセンブルクとも協定があるらしく、日本の免許からルクセンブルクへの免許の書換えができるようだ。僕の日本の免許はどこにあるのやら。ドイツの当局に預けた(ドイツの免許と交換)ままだ。2007年の6月頃?から日本とドイツの協定が改正され、ドイツ当局はあずかった日本の免許を日本側(ベルリンの大使館)へ引き渡すこととなった。よって、大使館へ連絡して、免許が戻ってきた人も居る。
僕が免許を差し出した時はまだこの協定改正前だった。だから免許がどこにあるのか知らない。しかも、日本の免許は有効期間があり、現時点で僕の免許は失効してると思う。だから、現時点では日本の免許を返してもらっても意味が無い。ドイツとか欧州の免許は有効期間なんで無い。死ぬまで有効だ。だからルクセンブルクで首尾良くルクセンブルクの免許がもらえるか不明。ドイツの免許を書換えしてもらえるのか。書き換えなくてもドイツの免許自体は有効だと思うが、せっかくだからルクセンブルクの免許証が欲しい。
雑記になるが、今日本屋で立ち読みした記事。ドイツのT-Mobile(ドイツ国内でiPhoneを扱ってるキャリア)がイタリア、ギリシャ、ベルギー等で購入されたSIMロックフリーのiPhoneの使用をドイツ国内で制限するという記事。通話は良いが、インターネットサービスから締め出す、ということらしい。もう既に決定してるのか、これからそうする予定なのかは知らない。そこまで読まなかった。相変わらず、けちだなと思った。
前にも書いたことがあるかもしれないが、ドイツは二ヶ国語放送を利用してない。ドイツ語だけの放送だ。米国製の映画、ドラマを吹替えで放送してるが、副音声は利用しない。そういう放送倫理というのか。フランスでも副音声が使われて、英語の言語を聞ける場合があるのに。スイスだと副音声は有効利用されてる。多言語国家だからだろう。で、ルクセンブルクがどうなのかが気になる。
今もリーサルウエポンという映画(ハリウッド製で、原語は米語)をテレビで観ながら、これを書いてるのだが、当然ドイツ語音声のみ。オリジナルは米国の映画館で見た。懐かしい。その当時は米国に住んでた。その中で、主人公(メル・ギブソン)が最後の銃撃戦の中で、車のガソリンタンクからガソリンをホースで吸って、引火させるシーンがある。吸いすぎて、口に含んでしまったリッグスが、ゲホゲホと吐き出し、一言「エクソン」というのが確か原語。これはその少し前にアラスカでタンカー事故を起こし原油を撒き散らし、海洋汚染を引き起こしたエクソンへの皮肉ということだった。一緒に観に行った米国人に聞いた。
で、ドイツ語吹替えでは「ブライフライ」と言ったようだ。これは、無鉛という意味だ。ギャグにも、社会風刺にもなってない気がする。意味不明だ。でもドイツ人はこれで良いらしい。日本語吹替えではどうなってるのか。高校生の頃からテレビの洋画は原語(英語)で聞いてた。意味が分かるとか、分からないとかは問題じゃない。数年して、米国に住む頃には原語で映画が理解できるようになった。それからは日本語の字幕の間違いにも気付くようになった。字幕とか吹き返って結構いい加減ですよね。日本人に分からないから、意図的に別のことを言ってる場合もあるが、翻訳者の勘違いもある。
ドイツ語は現在以上、上手くなることはないだろう。魅力を感じない。フランス語はもっと上手くなるでしょう。魅力を感じるから。
雑談でした。
- 2008/12/05(金) 00:29:46|
- Things European
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フランス語、習得すれば鬼に金棒ですね!!
wort.luのニュース、時々チェックしているのですが
ドイツ語なので全然分かりません(涙)
フランクのドーピングの記事、解読一苦労でした。
ルクセンブルグ、どちらの言語の比重の方が大きいのでしょうか???
- 2008/12/05(金) 14:24:53 |
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ルクセンブルクの言語については、色々な統計があります。例えば一番読まれてる新聞がどれで、何語だとか。メディアの中で印刷物は圧倒的にドイツ語ですね。所謂標準ドイツ語。新聞・雑誌類。
テレビ放送はルクセンブルク語が主体だそうです。ルクセンブルク語はあまり書かれたものでは見ない。と言っても堅苦しいニュース番組は当然、標準ドイツ語。その他の番組、CMとかはルクセンブルク語。
で、公文書(街の標識に始まって、役所からの発表物)とか政府関係のネットサイトもすべてフランス語。公文書でなくても、ネットのサイトはほとんどフランス語です。大きな会社はフランス語と英語でサイトを構築してる。広告類もフランス語になってる。多くの人に見せる文書はフランス語。新聞・雑誌類は個人で買って見るものでしょ、ここが違う。
南部のルクセンブルク人は日常生活はルクセンブルク語です。でもフランス語は全員話すと言って間違いない。学校で習う。南部のルクセンブルク人は英語も全然普通に話せる。
ルクセンブルク人でもベルギー寄りか、フランス寄りの北部はフランス語が生活言語らしい。レースで話をした家族はフランス語が主言語で、たどたどしいがドイツ語を話せた。でも英語がほとんどダメだった。
フランスのアルザスのフランス人はドイツ語もかなり行ける。大体彼等の苗字がドイツ語だしね、彼等の祖先はドイツ人ですから。英語も一部大丈夫。
言語マップは非常に面白いですよね。ベルギー、オランダ、スイスも多言語対応。欧州をあちこち行くと、片言でも数ヶ国語話せないと不便ですからね。
- 2008/12/05(金) 16:01:02 |
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