明日は早起きして移民局へ行きます。必要書類が揃いました。提出するだけですが、朝8時半にビルの前に並びます。
書類を提出すれば、後は手紙を待ちます。首尾良く更新が許可されると、「パスポートを持って窓口まで」と手紙が来ます。二ヶ月待つかもしれません。
用紙に期限の切れる二ヶ月前に再更新手続きをせよ、と書いてあります。
- 2012/07/30(月) 23:07:18|
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EUの経済状況は良くない。それがツール・ド・フランスへ与える影響についてのコメントです。
肌で感じる影響です。どういうことかというと、実際にツールを現地で見続けて数年経つと違いが分かります。
一方でASOはツールの全体を管轄し、予算を管理してるわけですから、どれくらいEUの経済状況がツールに影響を与えてるかを数字で理解してるはずです。この数字は我々には良くわかりません。
さて、ここ数年のツールで一貫して言える「縮小」傾向は数多くあります。
キャラバン隊(ツールのレース通過前に観客に無償の景品を配布する)の縮小。どんどん参加団体が寂しくなる。参加団体数は変わってません。数字のトリックです。しかし、小さい規模の団体を1と数えるのと、大きい規模の団体を1と数えるのですから、数字のトリックなのです。車両10台とトラック2台で来る団体(以前はこの程度のキャラバン隊が複数あった)と車両2台の団体の違いは明らかですね。
景品配布数が減った。同時に景品の種類も減った。今年はPMUの緑の手形を一枚ももらってない。邪魔になるから、複数は欲しくないのだが、毎年集まってしまった。しかし今年はゼロだった。渋い。
景品一個のコストも下がった。例えば山岳ジャージ提供のカルフールの配布する水玉帽子は昨年まで木綿製だったが、今年は超薄い化繊製で、無残なクオリティー。
キャラバン隊で働く人たちへのお金も減った(と思われる)。なぜならダンシングチーム(昔は複数あったのに)がほとんど無くなった。競馬団体のPMUはトラックにダンシングチームを積んでやってくる。以前は踊ってた。つまり、ある程度教育して、踊れるように事前に訓練してたはず。今年は体を揺らす程度?で、踊りではない。単価が安い人材を使ってると思われる。
サラミ製造のコショヌも時々踊ってた(車のルーフから上半身を出して)のだが、今年は見なかった。
警備体制が緩くなった。山、平地、シャンゼリゼとどこでもGendarmerieが立って警備するのだが、数が減ってる。以前はシャンゼリゼに多数居て邪魔だったのに、今年は「あれっ、どこに居るの?」という程度。山でも同じ。警備に掛ける予算が減ってるのだろう。
来年は?さらに縮小傾向なのだろうか。仕方ないですね。
一方でEUの経済状況が影響してるといえば、別の方向もあります。金のあるところにASOはなびいてますね。ASOの公式ガイドブックを発行したり、テレビ放送権を購入してたりする国への配慮が感じられます。日本もその恩恵を受けてると思います。
今年のジロではドイツのチームがイタリアのチームを押しのけて招待されました。ドイツのテレビ放送料が欲しかったので、それと引換条件でしたね。この傾向がさらに来年もつづくでしょう。
テーマ:自転車ロードレース - ジャンル:スポーツ
- 2012/07/29(日) 12:25:16|
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まだこのキャリパーブレーキを使ってます。気に入ってます。手が掛かるのですが、買ってしまった以上これからも付き合います。
さて、何度も(自転車パーツに興味ない方には失礼なくらい何度も)、その不具合を書いてます。これまで使ってみて、調整してみて、一番感じるのは不具合が「バネが弱いことに起因してるのではないか」とも書いてます。
実際に、このブレーキシリーズ(Zero Gravity, Negative G, Gravitas)の進化、モデルチェンジを見ると、バネの強度が上がってるという記述に遭遇します。「前のモデルよりさらに強化」となってます。最新のバネは熱処理を加え、さらに強化らしいです(笑)。最初からちゃんと機能する強度のバネをつけろよ!と言いたくなります。もちろん、メカの手入れに興味ない人は買っても、すぐに使えないと判断し、オークションで売ってしまってるでしょう。
eBayでその強化バネを部品として購入してみました。ステンレス製なので、従来のバネは銀色ですが、この熱処理してあるバネは鈍い茶色っぽい色になってます。確かに焦げてます(笑)。
若干強くなってる感じがします。装着してみました。すると、やはり戻りが強い。きっちりストロークエンドまで戻る。こんな当たり前のことなのですが、やっと強化バネをつけることでかなりまともなブレーキになりました。ちなみにバネは前後セットの2個で25ユーロと送料が少々かかりました。
- 2012/07/28(土) 23:31:57|
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外国人(EU加盟国で、かつルクセンブルクと相互の労働条約締結のEU人以外)はビザが必要。就労許可が必要なのです。
更新の時期になりました。前回(二年前)以降にちょっとシステムが変わってます。従来のビザはパスポートにステッカーとして貼るタイプでした。現在はクレジットカード型のセパレートなカードになってます。
申請必要書類はほぼ同じ。今回も二年間の有効期限でしょう。今回もビザのステータスは給与労働。すなわち、ある会社組織に属する事が必須。
次回はビザのステータスが変わる。まだ先は長い。次回首尾良く更新されれば、給与労働と云う縛りが無い。働かなくても良い。もちろん、働きますが。チャンスさえあれば、自由業みたいな感じで、好きな事が出来る。
遠い目で将来を想像しながら、あと二年働きます。
- 2012/07/28(土) 00:08:05|
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今年も4週間という過酷なキャンプ生活(過酷というほどじゃない)でした。一番役に立ったものをMVPとするなら、このミニライトでしょうか。車のキーをレンヤード(首から下げる紐)に固定してます。失くさないようにです。それと一緒にこのミニLEDライトを付けてます。これがそこそこの明るさがあり、邪魔にならず便利でした。夜路肩に駐車するために、路面の確認(山では、一歩間違うと、谷に転落)したり、テントの中でランタン代わり、その他と超役に立ちました。
写真の通り、カクタスと書いてあります。これはルクセンブルク資本のスーパーチェーンのカトゥース(英語ではカクタスだが、フランス語ではカトゥースと言うらしい)で貰ったものです。ある日買い物したら、レジで無料でくれた。
このライトの他にもうすこし強力なライトも持っていったが、今回はほとんどこのミニタイプで対応できた。
その他のキャンプ生活での役に立つ道具は、例年の通りだが、Quechua(スポーツ品販売のチェーン店のデカスロンのお抱えブランド)のテントだ。2セカンドというものを持ってるが、中に仕組まれてるバネの鋼線であっという間に開くタイプのテントです。長年の使用(2005年から使用してる)で、痛んで来たが、まだ現役だ。一部接着部分がとれてるのに気づいたので、後に補修しておこう。また来期もお世話になる。
おなじQuechuaブランドのBaseというタイプのテントも役に立った。上記の2セカンドが寝室タイプに相当する。一方Baseというタイプは居間、ダイニング、バスルームに相当する。床部分は無い。雨の際に小さなテーブルを置けば、4人が食事するのに十分な大きさになる。大人が立てる高さの天井だ。そして簡易シャワー等を使えばシャワールームになる。これがあると、キャンプ場に頼らなくても済む。もちろん平地に居るならキャンプ場が安くて便利だが、山の中ではキャンプ場は無い。
他に例年の通り、調理器具のTrangiaはキャンプの最高の伴侶だ。どこのスーパーでもアルコール燃料は売ってるので、買い足しも楽。
そしてiPhoneが活躍した。昨年はツールの直前にGPSのGarminが故障した。そして仕方なくiPhone上のTomTomでツールを乗り切った。今年は車上荒しにあい、iPhoneで再びツールを乗り切った。何とかなった。問題は一つだけだった。レース後の夕刻に移動をするのだが、午後9時過ぎまで明るいのだ。夕日が熱い。よってiPhoneに日光が当たるとオーバーヒートするのだ。温度が上りすぎの警告がでて、使用できなくなる。
新聞紙を畳んで、ホルダーとiPhoneの間に挟んで遮熱につかった。
ツールの追いかけ中にペイントを買い足しに寄ったDIY店でBlack & Deckerの製品を買った。メーカーが生産中止し、あちこちで処分売りされてる製品だ。地元のルクセンブルクのDIY店にも以前は売ってたが、いつの間にか売りきれてた。買いたかったのだが、高価だった。今回はベルギーかフランスのどこかで偶然半額で売られてるのを発見し購入した。
その製品はBDV030という製品。この兄の製品で容量が大きい040というタイプが本当は欲しかったのだが、売ってたのは弟の方だった。
メインの機能は、車のバッテリー上がり時に、シガーソケットからゆっくりと充電してエンジン始動を可能にするというものだ。容量が小さいので、直接エンジン始動させるわけじゃない。数分間?で車のメインのバッテリーを充電するというものだ。
それ以外の機能は、12VDC電源になるというものだ。この機能を使いたかった。衛星放送チューナーとか液晶テレビの電源として短時間使える。
さて、来年のツール追いかけ旅行の計画もある。来年は一緒に観戦追いかけをする予定(おぼろげだが)の仲間が複数になりそうだ。もし、3人となれば、これまでと違う方法で追いかけることを考えている。
キャンピングカー(フランス語です、英語じゃないです、英語だとキャンパーとかモーターホームになる)をレンタルすることもありえる。
今年は出会う人(オーストラリア人が多かった)で英語が通じる場合には、彼らのキャンピングカーのレンタルについて聞いてみた。高価なレンタル料金だが、二人(カップル、或いは親子)でなら、ある程度妥当な料金になる。
オーストラリア人のカップルは、大きめのタイプのキャンパーを借りてた。バストイレが付いてるタイプで、ベッドは2人用と3人用で最大5人程度まで寝れる大きさのもの。これが普通の家族用だ。「高価だが、食事を自炊にすることでかなり全体費用を抑えられるし、毎年するわけじゃないから」と言ってた。
こんなイメージの車です。このタイプならホテルは要らない。キャンプ場へ行く必要もない。ただし、定期的にトイレとかシャワーの排水を所定の設備で処理する必要がある。だからキャンパーで旅行してる人たちもキャンプ場へ泊まることもあります。キャンプ場ではキャンパーの汚水・排水の処理設備があるし、上水(シャワーに使う)の補給もできる。
このタイプだと一日のレンタル料が100ユーロを越える程度。燃費はディーゼル燃料で1リットルで11km程度走るそうだ。
この汚水処理が面倒なので、キャンパーで旅行してても、男性は野外での放尿が普通だ。男性の場合はそれがあまり苦にならない。
フランスを旅してると分かるが、この排水・上水をできる設備がキャンプ場とは関係なく、設置されてる。それほど頻繁ではないが、注意してると、あちこちで見かける。
もちろんバストイレが無いタイプもある。1ボックスバン程度の大きさのタイプだ。これも選択肢だ。これでもレンタル料は劇的に安くるわけじゃない。もし女性同伴なら上記の大きいタイプが便利だろう。男だけなら小さいキャンパーでもOK。
大きなキャンピングカーは快適だが、山の上に駐車場所を見つけるのは難しい。不可能じゃないが、難しい。
- 2012/07/24(火) 23:53:35|
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まだ、車から荷物をすべて出しても居ない。抜け殻状態でやる気が起こらない。でもやるべき事があるので、これから活動開始です。
さて、来期の事があちこちでメディアに載ってます。
シュレック兄弟(フランクのことはさらに複雑ですが)の移籍先? アスタナ? それともアルベツィン(ドイツのシャンプーブランド)のチーム? このアルベツィンはドイツ時代に馴染みがあります。テレビCMを頻繁に見ましたから。最近はこのCM観てません。ウルリッヒがメディア担当になってたとはしりませんでした。
ウルリッヒは時々テレビCMでてました。もちろん引退後のことです。あるスポーツ衣料関係のコマーシャルは観ました。
構成は、ウルリッヒが少数の仲間と自転車に乗ってサイクリングして、ある場所で休憩。その際に仲間がポツリとウルリッヒに聞「もしなにか、過去を変えれるとしたら?」。ウルリッヒは遠い目で(確か夕日が感じられる背景)、ポツリ「もっと早くこのスポーツ衣料ブランドを着てればよかった」
もちろん、観てる視聴者は「ドーピングしなきゃ良かった」?みたいな台詞を想像するわけです。
今回のアルベツィンは昔から「髪へのドーピング」というフレーズを使ってます。それはあちこちのネットのニュースで取り上げてますね。英語に訳してる場合もあります。でもそのフレーズには続きがあることは取り上げてない。実際のオリジナルフレーズだと「髪へのドーピング、髪だけ」と繰り替えして髪のためのドーピングだよと繰り返してます。
このアルペツィンシャンプーチームが結成可能なのか。ネットの報道だと9月にはUCIへの最初の申請手続きが必要、追って財政的な裏付けの書類やら、契約予定の選手のリストやら、スタッフの構成やらの書類を提出ですね。間に合うのか?間に合わないならシュレック兄弟はアスタナか?
そして、来期ですが、これまでのチーム全体の応援というスタイルを変えることになりそうです。応援する選手が散らばり過ぎて、対応できません。
例えばカンチラーラはサクソバンクに行くらしい。もうサインしたらしい、と聞きました。シャンゼリゼで観戦する際に合うデンマーク人母娘(今年は和解しました)の話だと、サイン済みらしい。確かにティンコフ氏は金持ちだから、お金には不自由してない。
ということで、来期はまだ未定ですが、個別選手の応援になるかもしれません。
テーマ:自転車ロードレース - ジャンル:スポーツ
- 2012/07/24(火) 11:31:59|
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