この選手の出待ち(チームバスから出てきて、観客にサインをしたりしてから出走サインをしに出かけるプロセス)をしながら、Marcus Ljungqvistに質問した。「Vattenfallって、スエーデン語でしょ、スエーデン語で何て読むの」顔見知りだからこんな馬鹿な質問できるが、そうじゃなければ、失礼なのかな。
ドイツ語と同じファッテンファルと読むらしい。
テレビでは世界選手権の男子個人タイムトライアルやってて、ドイツ人のベアト・グラプシュが勝利した。カンチラーラが居ないので、誰が勝つかは分からなかったが、やはり、上位に来るのは常連達ですね。
イタリアのヴァレーゼに行こうかどうか迷った。でもこの時期は仕事の同僚と有給休暇がダブルので、諦めた。その代わりにツールドスイスを見るために1週間の有給休暇を6月に取ったわけです。昨年は地元のStuttgartだったので、男子TTはその日だけの休暇で観に行けた。表彰式の風景はほとんど同じ。昨年は生で肉眼で(有料のスタンドはゴール後に無料となり、一般人に開放される)観た。なんか変な感覚です。どこかで見たような風景がテレビに出てくると、昨年の思い出が蘇る。肉眼とテレビ放送なんだけど、肉眼で見るほうが、やはり、ライブ感がある。当然だけど。
で、レースはスタート時間が迫る。そう言えば、Team CSC Saxo Bankのバスに現在Cofidis le Crédit par Téléphoneに所属のFrank Hojが着た。彼は来期はTeam CSC Saxo Bankに戻る。正式にはTeam Saxo Bankになるわけだが。ここで問題。彼はスタッフから「Frankie Boy」とか呼ばれてる。一方、フランク・シュレックもルクセンブルク人達から「フランキー、フランキーボーイ」とか呼ばれてる。名前がダブルのだ。まあ、それは良いか。
でレーススタート後は車に戻って自転車を出し、補給地点へ向かう。第一補給地点だ。それほど遠く無い。車用のナビを持って自転車で行く。近くまで行けば分かるのだが、道に迷うのは嫌だし。昨年はLiquigasの中野さんが居た。ディルーカも居た。今年は両名とも不在。まもなく現地に到着。昨年とほぼ同じ風景。天気も良く、みんなスタッフ達は日向ぼっこしながら、くつろいでる。
後に続けます。写真も。
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- 2008/09/25(木) 15:13:14|
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日曜日の午前1時前には車で出発。アウトバーンを黙々と運転。午前3時頃にトイレに寄った。2分程度で再度出発。そして、ハンブルクからやく40km程度のサービスエリア(に相当するガソリンスタンドがあるパーキング)に停まったのが午前5時過ぎ。ここで車内にて仮眠。辺りはまだ暗い。午前7時半頃まで睡眠。起きて次のパーキングエリアへ走行した。ここで休憩。
持参したジェットボイル(というキャンピング用のガスバーナー、ナベセット)にて、コーヒーを入れて、持参したパンとかを食べる。すでに明るくなってるし、パーキングエリア(ベンチ・テーブルが複数設置されてるのが普通で、トイレはあったり無かったり、ゴミ箱があるのみの設備)ではテーブルで朝食を食べる老夫婦2組(水筒が見えたので、お湯持参だろう)が居た。子供を外に出して遊ばせてる夫婦とかも居た。日曜日の早朝だが、寝てる人も居るだろうが、活動してる人たちも居る。
さて、ここからは35km程度の行程。ハンブルクの街中に入ったのは8時半頃。すでに一般人レースは始まってて、レース会場に近づくと、大勢の自転車乗りがレースをしてる。付近は日曜日なので、路上駐車も無料。例年よりちょっと苦労したが、駐車する場所を見つけた。レース会場(スタート、ゴール、チームカーの集結場所から500m程度の場所)からは遠く無い。
とりあえず、会場の確認をしに出かけた。前年、前々年と一緒。だが、一つ違うのはハイアットホテルの入り口に警備体制が無い。例年はここに選手待ちをするファンを仕切るための仕切りがあるのだが、今年は無い。「選手の宿泊は無しか」と疑問に思った。結局選手宿泊は無かった様子。プレスルームが設置されてたので、レース関係者(報道、その他)が出入りはするが、選手は居なかった。
さて、過去2年連続でTeam CSCがバスを停めた場所を監視する必要があった。でも一方でスコット・米国牛のチームカーの監視も必要。
書き足し
具体的に何時気付いたのかは忘れたが、多分ドイツツアーかな?、Liquigasが使用してるバスが普通のバスじゃない。Liquigasではなく、世界選が行われる街Vareseのロゴ入りなのです。世界選手権の宣伝バスなのです。だから、シマノ(公式スポンサー)のロゴもあるし。初めて見たときは、あれ、いつからLiquigasはシマノのコンポーネントを使い始めたの?と一瞬首をひねった。そして良く見ると、Liquigasじゃなく、Vareseの宣伝バスだと気付いたのでした。
今回も(ドイツツアーからみなほとんど流れてきてるから)そのバスでした。知り合いのドイツ人にも遭遇。でも過去二年間見たデンマーク人親娘には遭わなかった。
朝から一般人レースをやってるので、会場は人が結構居る。例のラッチェを既に配布した模様。カラカラと皆まわしてる。昨年はゲットできなかった。今年も配布に間に合わなかった。(しかし、その後夕方のプロレース終了間近に会場側の道路を歩いてると、ゴミ箱の側に落ちてるラッチェを発見。壊れてるのかなと思ったら、なんと完全機能、やっとゲット)
スタート前に続々とバスがきた。でも過去2年間Team CSCが停まった位置にはVolksbankが停まってしまった。結局Team CSC Saxo Bankは別の場所へ。ここはスコット・米国牛とも遠く無い場所だったので、良しとする。
あとはお決まりの選手待ち。Jens Voigtが僕を見て声を掛けてくれる。彼とも長い。握手。そして、カンチラーラとも握手。
そんなこんなとあとは先に書いたマヌエレ・モーリへのメッセージ伝達をして、スタート時間。
続く(写真も後に)
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- 2008/09/17(水) 15:36:02|
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Cyclingnews.comに寄ると、彼は来期兄の所属するLampreへ移籍だそうです。現在のスコット・米国牛はスポンサーの撤退と来期のツール等の重要レースからの締め出しが予想されるだけに、うれしい移籍ニュースです。しかも2年契約です。
兄弟揃って同チームに所属するのは、シュレック兄弟、来期はTeam Milramではフォーテン兄弟とスロベニアの兄弟(名前失念)の2組、そして、ランプレのモーリ兄弟となるのでしょうか。
後はチーム内での彼の位置付けですね。兄はステージレースでのクネゴのサポートして常に彼の側に居ました。スタートへサインへ向かうクネゴと並走してバスから自転車に乗る彼の姿を何度も見ました。弟のマヌエレは山は得意じゃない?様子なので、春のクラッシック等に専念するか、平地中心でサポートに回るのか、どうなのでしょうか。
このニュースを知って喜ぶ人は多いでしょう。とりあえず、前のエントリーが彼のことなので、このニュースで一つ書いて見ました。
- 2008/09/10(水) 14:53:18|
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ファッテンファルに行ってきました。先に行ったドイツツアーの整理もまだですが、こちらを先に。
まず、移動が大変。600km近い行程を運転しなくてはならない。幸い天候も味方し、順調に進み、ハンブルクから約40km手前のサービスエリアまでほぼ休み無く運転(トイレ休憩を2分ほど挟んだだけ)。ここですでに早朝の5時半(でも暗い)。ガソリンスタンドの側で仮眠して8時前には起床。さらに運転し、パーキングエリアにて一旦休憩。コーヒーを飲む。ジェットボイルにてお湯を沸かし、パッドコーヒー(ルクセンブルクにて購入)。そして、ハンブルクに入ったのが午前9時前。
天気は晴れ、若干の雲が浮く程度で、暑くも寒くもなく、絶好のレース日より。
当日の目標はTeam CSC Saxo Bankの選手・スタッフに合うことと、マヌエレ・モーリに遭うこと。彼が実際に出走するのは不明(一応主催者発表のPDFには名前があるのだが、Team CSCの選手の名前も大きく実際とはことなり、当日じゃないとわからない)だった。
知り合いのドイツ人達(プレスのIDを入手してた)から当日の出走リストをもらい、モーリ出走を確認。あとは待つだけ。チーム車両が停まるエリアは熟知してる(すでに三年連続の観戦になる)ので、見張る。
チームの多くは一旦出走サインして、バスに戻ってから、再度出走ゲートに並ぶのが普通。Team CSC Saxo Bankは最後に出て、サイン後直ぐスタートゲートに並ぶのが通例。他のチームを普段熟視しないけど、Team CSC Saxo Bankはほとんどこのパターン。だから先にモーリを探しに行く。
他のスコット・アメリカンビーフの選手が出走サインに行くのを目撃、そして、チーム車両へ行くと、モーリが一人でメカニック達に囲まれてた。定規でサドルの高さを測ってる最中。
膝を具合を気にしてサドルの高さにこだわってるらしい。そこへ急ぐ。そして、メッセージを預かってきたので渡したい、と伝える。すると、メッセージを受け取ってこの笑顔。クリックして拡大してください。これは僕に対しての笑顔ではなく、メッセージ主さんへの笑顔ですよ。
(レースのほかの内容は中略)
補給地点を廻り、最終的には昨年と同じゴールを過ぎた100m地点で待つ。ここは道路仕切りバリアから外にでる場所で、多くの選手がここを通過する場所なので、良い場所なのです。ここでチームメンバーと小休止し、ジュースを飲んでるスコット・米国牛のメンバーを捕まえる。写真はさあ、バスへ行くよと声を掛けた誰か?とモーリの写真。この後、「マヌエレ!」と呼び止めて、彼の生ビドンをもらう。
その他のこと、写真は後に。取り急ぎモーリ関係だけで一旦更新。
追記ですが、ビドンのついて。スポンサーの撤退・変更にて、名前が替わったスコット・米国牛ですが、ビドンとミュゼットは以前のままです。だからミュゼットは裏返しにして使用してます。ビドンにはシールを貼って対応してます。これは貴重なビドンですよ。プレミアものです。誰が使用したかがはっきり特定できるだけで、値打ちがありますが、この暫定品もプレミアです。
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- 2008/09/08(月) 15:14:47|
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カルロス・サストレが噂の通り(というか、)、サーベロテストチーム(仮称)に移籍だそうです。ソースを示すまでもなく、すでに本人が記者会見したので、どこにでも載ってます。僕にはTeam CSC Saxo Bankのニュースレターがきたし。やっぱりですか。
Director Sportifのスコット・サンダーランド氏も同じチームに移籍。さらに、Cyclingnews.comの記事だとあと1名、2名選手が移籍するのではないかと言ってる。例えば引退なのかどうかはっきりしてないボビー・ジューリックとかも可能性ありだし、同様にイニーゴ・クエスタも可能性ありだ。来期はこのチームも応援しようと思う。パリ・ルベー2007で遭ったVroomen氏は良い人だったし、サンダーランド氏も良い人だ。サストレ以外の他の選手のことは知らないが、面白そうなチームだ。
ドイツツアーは2ステージ観戦しました。遅れましたが、ここで報告します。残念ながらマヌエレ・モーリは出場してませんでした。第2ステージのゴール地でチームスタッフ(小太りの眼鏡の男性)に、「マヌエレ・モーリはどうしたの」と聞くと、「ア・カサ」(何語?スペイン語?、お家)ということだった。残念。
詳しいことは後日。拾い物はTeam Milram、Credit Agricole、ag2r La Mondialeのサコッシュ、ビドンはTeam CSC Saxo Bank、Quick Step Innergetic、Française des jeux、アスタナを拾いました。他に、ゴール後にスキル・シマノの選手(土井さん、別府さん)を訪ねて、ビドンをもらったり。
今週はハンブルクのレースに行きます。準備が忙しいので、ブログの更新はできないでしょう。
Team Gerolsteinerのファン親子と話をする機会があって(二日とも補給ゾーンで遭遇した)、「実は去年の3州ツアー(旧ヘッセン州ツアー)でも、遭ったよ、覚えてる?」なんて言われました。来期はどうするの、と聞くと、「Team Gerolsteinerの選手が多く移籍するから当然Team Milramのファンとなる」ということでした。多くのドイツ人ファンは同じ行動を取ることが予測されますね。
補給ゾーンでは「Team Gerolsteinerものが欲しいが、交換するものがあるか」というフランス人も居て、いよいよチーム解散だな、と感じました。現時点ではTeam Gerolsteiner、Credit Agricole関係のものはプレミアの価値があります。
写真も貼る時間がありません。ごめんなさい。
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- 2008/09/05(金) 14:55:23|
- Team CSC
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