時間の流れに沿って書く。
現地に着いたのは午前5時頃。GPSナビケーションは正確に、スタート場所の広場へ車を導く。見覚えがある。まだスタートの設置はしてない。大型トレーラーが2台あるので、これからサイン台やらの設置を開始する様子。
昨年停めた駐車場を目指す。問題なく到着。ここで仮眠をする。身体は疲れてるが、コーヒーを飲んで脳を起こしてたから、熟睡はできない。うとうととして7時半頃になる。ここで会場の様子を観に行くことにする。自転車を出して出かける。昨年とほぼ同じ会場設置。すでにDiscovery Channelのチームバスが一台ポツンと駐車してる。昨年はこのバスが道に迷ってる様子だった。僕が駐車した場所の前の道路を少なくとも2回まわってきた。
今年はバスドライバーは昨年の遅刻に懲りたらしく一番乗り。といっても早すぎる。8時半前後からチームのバスが集結する。8時50分頃にはキャラバン隊も集結する。ツールドフランスと同じ主催者なので、スコーダの車が中心。配布物も多少ある様子。
チームバスは囲われた駐車場へ入る。ここに入り口でチームカーを迎える主催者側の責任者がいて、「サヴァ」だの、握手だのして、迎え入れる。
ここでの出来事。Team Gerolsteinerの一行が到着。その時に、監督のハンスホルツアー氏が車から降りて、入り口手前から徒歩で入り口に歩いてきた。僕のそぐ側を通過。「?」と彼の行く手をみると、いつの間にか、入り口にASOのディレクターPrudhomme氏が居た。ホルツアー監督はそれを目ざとく見つけたらしい。そして、Prudhomme氏と挨拶。
ホルツアー監督は昨年のOP(オペラシオンプエルト)以来、関わった選手がツールに出るならTeam Gerolsteinerはボイコットすると発言してた監督。このLBLの前にPrudhomme氏がOPに関わった選手のツールドフランス出走はありえない、と宣言。だから、この2人の握手、抱擁にはこの辺の事情が多いにあると思う。近くに居たわけじゃないので、会話を聞いたわけじゃないが、傍から見れば、「ありがとう。すっきりした」「こちらこそ。」と勝手に推測した。これは全くの想像だが、決して間違いじゃないと思う。
Team CSCもかなり最後の方に到着。昨年とは違って、分かり易い手前に駐車した。時間を見ると8時50分。キャラバンがゴールから出発する時間。とりあえず、何かもらえるかな、と思って、スタートのすぐ先のロータリーへ行った。が、何ももらえなかった。後はTeam CSCのバスの側で、かまえてボーッとして時間を過ごす。
テーマ:自転車ロードレース - ジャンル:スポーツ
- 2007/04/30(月) 23:14:09|
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無事に帰還した。家を出てからの総走行距離が907kmとなった。
片道の移動(330km)のほかに、観戦ポイントへの移動があるから、往復ではそうなる。リエージュは比較的近いのにね。
さて、フランク・シュレックの最後のアタックは良かった。ディルーカと一緒のアタックは最高に盛り上がった。第1、第2の補給地点を回って、ゴール地点に行った。例によって、最寄の高速出口は閉鎖されてるので、回り道をして、さらに交通閉鎖をくぐって、駐車場所を見つけて、自転車出して、最後の坂を登って、ゴール地点の大型スクリーンへ到着したのはすでに、16時10分頃?だったと記憶。ゴール付近でルクセンブルクの旗(国旗ではなく、ライオンの旗)を探して、シュレックファンクラブを発見。例のごとく、シュレックママといつものおじさん達、いつものおばさんやら固定メンバーも居た。「調子どう?」と聞かれたが、「重要なのは、お母さんの息子達の調子。どう?」と聞くと、「分からないけど、良いことを願ってる」という感じ。
その後、まもなく、シュレック、ディルーカのアタック。この時点で椅子に座ってくつろいでたお母さん達はすべて立ち上がって、観客をわける柵に上って黄色い歓声。いつものように、シュレックファンクラブの立ち居地はゴール前で大型スクリーンが見える位置。今回はゴール前約130m?の位置。ゴール直前の100m弱?程度はスタンド席になり、一般客は入れない。
スクリーンに映る二人のアタックを観て、ゾクゾクとしました。結果はディルーカが勝利、ゴール直前でバルベルデがさらに2位になったが、それは関係ない。楽しんだ。
ゴール後のチームバス駐車場(前回はショッピングセンターの駐車場と書いたが)はCarrefourの駐車場だった。Carrefourとピザハットともう一つの店がある駐車場。ゴール後はみんなでここへ流れる。
詳しくは後に書くので、ここでの要点だけを書く。Team CSCのバスの付近にファンも多かった。ここで、チーム関係者(普段はデンマークで仕事してるスタッフ)から、「ちょっと来い」と呼ばれる。「??????」意味不明?内心「何か悪いことした?」。呼ばれて、手招きされるままに、彼に着いてゆく。すると、彼はチームカーに行き、後部座席から、何か取り出す。「欲しいか?」と出したのはTeam CSCの旗(棒付き)。「もちろん。マジ?」。「今度、ウエッブショップで売り出すけどね、君が例のドイツ在住ファンだろ?」と無料でもらった。「レースに行くときは必ず携帯して、振る」と約束した。
「じゃ、即」と旗を振って、駐車場を全身コスプレのサーベロに乗った状態でぐるぐる回る。周りの奇異の目、温かい目、他のチームスタッフの笑顔(嘲笑とは言わないよ、)をうけながら、ぐるぐる。火曜日のヘニンガーにはこれを持って会場をぐるぐるするぞ!
最後はさびしくなった(他のチームは引き上げ済みの)駐車場の隅で、Liquigasの車両が停まる一角にコアなファンが集結。インタビューやら、最後のドーピング検査等をしてるディルーカを待つ。当然、中野さんやら、日本人ファンも(僕のブログでは日本人のファンのことはほとんど書いてません。日本人ファンのことを書いて、これを読んでる日本人達に不必要な情報を流しても困るし、僕自体が匿名を望んでるわけだし、以降それらのファンの方とブログ等のリンクを貼りますが、これらは相互の了解のもとにそうしてます)居るし、ディルーカのサインが絶対欲しいと粘るファンのみが残ってる。多分レース終了後1時間近く経ったころに、やっとディルーカ登場。彼はファンに気前よくサインしてました。
彼を待つこの1時間の間、着換え等を済ませた他の選手達は、バスの外でくつろいでた。チームカーのボンネットに座る、移動時に使う大きなスーツケースに座ったりとか、ゆるーい雰囲気でくつろいでる。ファンはツーショットの写真撮ったり、サインもらったり放題。このゆるさがすきだなー。ほとんどのファンが普通の格好(カジュアルな服)なのに、僕は全身Team CSCで、サーベロ引いてる。しかも真新しいTeam CSCの旗。(他の)チームのジャージを着てるのは少数派。でも、そこでなじんでた。Liquigasのスタッフが僕の自転車持ち上げて、「軽いね」とか、そういうゆるーい雰囲気。
中野さん達のスタッフは、ディルーカが来る前に、ワインをあけて、フライング気味の祝杯。僕たちも一口もらった。フルーティーなワイン。
そんな観戦でした。自分用に、詳しい観戦日記は後で書こう。移動の詳細やら、来年の計画やら、メモって置かなければならないことはまだある。
そう言えば、帰り道(夜中)、ベルギーとドイツの国境で、ドイツに入った途端、国境税関警察に止められた。真っ暗なアウトバーンで後ろから来た車の後部に「Zoll」「Folgen」(ぞれぞれ、税関、追従せよ)と表示を出した。こちらはやましいことがないので、(最近きびしくなったタバコの持ち込み検査?と)気楽に構える。
警官2人が来て、バスポートのチェック。そして、タバコやらお酒やら持ってる?どこへ行ってたの?と。後部座席の自転車やらを懐中電灯でチラチラしなら、質問する。「リエージュでレース観てきた。タバコも吸わないし、何もありません。」と返事。すると、年配の警官が、ここで面白いことを言った。「彼は自転車スポーツ愛好家だから、ドーピング無しだね」(ドイツ語で)。微妙に、この警官自転車ファン(というか、ウルリッヒ事件のことを良く知ってる)。すぐ開放されたのだが、別に車の検査されても良かった。警察の車両に止められたのは初めての経験。自転車レースファンの警官のコメントが面白かったので、メモる。
- 2007/04/30(月) 19:10:52|
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補給地点に行く理由。チーム車両もそこで待機するので、親しくしてるSoigneur達と談笑できる(Liquigasの中野さんが参戦されてるレースなら、落ち着いてお話できるのは、この補給地点となる)。運が良いと拾い物がある。これらが理由。
拾い物をしたくて集まるファンは多い。補給地点がどんなさびしい何も無い場所でも、ファンが密集する。ハイエナ。僕もハイエナになる。仁義はない。落ちてるものに飛びつく。
様々な補給ゾーンの設定がある。村と村の中間地点が補給ゾーンで、補給前に選手が空のボトルをすてるのが、一方の村で、サコッシュを捨てるのがもう一方の村という設定もあった。これは合理的。
多分、LBLの第2補給地点がそんな感じじゃないかと睨んでる。Garmin MapSourceで見ると、そんな感じ。コースの時刻表(予定通過時間と道の名前と交差点、かどをどちらに曲がるか、補給地点、山ポイント、スプリントポイントが書かれた表)を読んで、交差点からの距離等で、補給地点の位置を地図上で推測する。補給地点の始まりと終点間は1km程度はある。だから、実際に行ってみないとはっきりとは位置がわからない。
リエージュ-バストーニュの第1補給地はバストーニュの町外れ。若干の丘陵地で、周りは畑。大きな駐車場が必要な車のディーラーがあった気がする。気がするだけなので、今年はしっかり見て後にブログに書く。
この場所で、拾いたいチーム(僕の場合はTeam CSC)の車の位置を確認し、その先1kmから2kmで待つ。この1kmから2kmの間の地形も重要。上りだと減速して、さっさとサコッシュを空にする場合が多い。下りに入った時に、サコッシュをごそごそしてると周りに置いて行かれる。とにかく、下りに入ると、面倒になって、残ってる食料を入れたまま投げ捨てることもある。
補給地点が平坦か下り基調だと、肩に掛けたまま、走行して、ずっと先でサコッシュを探ることになる。多分チームによって、多少の作戦なり、戦略があると思う。Team CSCは大概補給ゾーンの終わり付近に車を止めることが多い。だから、Team CSCのサコッシュ狙いの僕はかなり、遠方で待ち構えることになる。他のチームの選手がすでにサコッシュを捨てしまった後なのに、Team CSCの選手がまだ肩に掛けて通過、という経験を多くした。最近は補給ゾーンを過ぎてかなり先で待つことにした。
こういう場面で機動力を発揮するのが、自転車。地形を見に先まで行って、サコッシュ落下地点の予想をする。この畑の辺りが捨て易い、とか。道がグネグネしてて、しばらくはハンドルから手を離せないから、サコッシュに手を入れるのは、まだ先だろう、とか。でもそれほど予想が当たるわけじゃない。
拾い物と言えば、ツールドフランス等の大型レースに付属するキャラバン隊が配布するグッズがある。これも上手い拾い方がある。峠の谷側に立つと、(熱中したファンががけから落ちないように)グッズは多くは来ない。山側が有利、等など。子供を前に出すのも有効。キャラバン隊は小さな子供を見ると親切に減速して、手渡しすることが多い。ツールの拾い物には多少の仁義がある。子供と取り合いをしてはイケナイ。あまったグッズは子供にあげるとか、お互いダブったら交換とか。だから、グッズが欲しかったら、知らない子供達の近くで待ってはいけない。子供達のもの欲しそうな視線に耐えれる自信があれば、別だが。
ただし、ゴール付近の人ごみ状態では、これは適用しない。ゴール付近の人ごみでは位置取りが重要。グッズを配る人が、配る、箱に手を伸ばして次のグッズを手に取る、そして配るわけだから、このリズムの谷間になる場所に居ると、全然グッズが来ない。手を出しても、配布員が車の中で下を向いてる状態。一方、山盛りにもらえる観客も居る。
話は戻って、リエージュ-バストーニュ。収獲があることを祈る。とにかく苦労しないとサコッシュは集まらない。単に布切れでできた袋なのだが、非売品である故、貴重なのである。
- 2007/04/27(金) 23:41:04|
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思いつきから、観戦に出かけることにした。初日のプロローグを観れるようにフランスまで移動するのが一番困難。まあ多少遅れても大丈夫。初日を逃しても、ステージはあと一週間以上あるんだし。
ガーミンストリートパイロット(PC上のマップソース)によると、スイスを通過してグルノーブルへ移動するのが良いらしい。スイスの高速道路を利用するには、1年間有効(今年は2007年)の高速道路料利用券(日本的に言うと、ミラーの下に貼ってある車検のシール)を買うことになる。多分今年は30ユーロ程度。一方フランスの高速道路は都度払いなので、利用すればするほど沢山払うことになる。だから、スイスを通過してくれる方がありがたい。
次の計画段階は、各ステージの観戦ポイントを確認して、その日の宿泊場所の選定。フランスにはキャンプ場が多いので、最寄のキャンプ場を探す。それをGPSに登録。
キャンプ道具はかなり揃ってる。横風に強いガスストーブが新たに欲しい。今のガスストーブ(日本語で言うとガスコンロ)は横風に弱い。でも、ケルン1周レースの前日にレーバークーゼンでキャンプ場を利用した際には、テント内で調理したので、横風関係なしだった。夜間は冷えたので、ある意味暖房を兼ねてテント内で調理した。
翌日テントの裏側に水滴が多く溜まってることに気づいた。デカスロンで買ったこのテント(2 Seconds)は今年は進化版もあって、Lightバージョンが増えてる。自転車のモデルチェンジみたいな命名。内容はインナーの取外しが可能になったことと、骨が細くなり、軽くなり、折りたたみ時のサイズが小さくなった。昨年モデルの2 Secondsで十分な性能なので、買い換えたりはしないけどね。
先日、デカスロンで、O Secondを購入した。これは2 Secondsと同じ原理の折りたたみ型の、一時非難テントとでも言うべきもの。脚を伸ばして寝れるほどのサイズではないが、テントとしても利用できなくもない。売り手の宣伝では、急な雨の際に使うとかが本来の利用目的だそうだ。
これを買った理由は、昨年のツールドフランスの最終ITTの経験。暑かった。コース途中で観戦してたが、ずっと炎天下で観戦してたので、暑さのため、倒れそうだった。多分、その時点で医者に行けば、熱射病と診断されたと思う。Team CSCを応援するという意志だけで、もった。その際に、簡単に設置できて、直射日光なり、雨なりをしのげる簡易テントがあればな、と思ってた。そこで、このデカスロンのO Secondの現物を見にいって、気に入ったので購入。
- 2007/04/26(木) 23:53:39|
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下記は既に観戦
3月4日: Kuurne-Brussel-Kuurne
3月11日: Paris-Nice
4月1日: Critérium International
4月8日: Tour des Flandres
4月9日: Rund um Köln
4月15日: Paris-Roubaix
4月22日: Amstel Gold Race
下記はこれからの予定
怒涛の4月(体力とガソリン代がある限り。命賭けてます)
4月29日: Liège-Bastogne-Liège
静かな5月(テレビでジロ観戦)
5月1日: Rund um den Henninger Turm
ちょっとバカンスな6月
6月10日から17日: Critérium du Dauphiné Libéré
6月24日: Team Time Trial (Eindhoven)
ツールの7月
7月1日: National Championship (Germany)
7月7日から29日: Tour de France (all stages)
ツール後も気を抜かない8月
8月4日: Rund um die Hainleite
8月12日: Deutschland Tour Stage 3
8月19日: Vattenfall Cyclassics
8月26日: Eneco Tour
地元のレースで盛り上がる9月
9月23日: Drei Länder Tour
9月27日: World Championship, TT
9月30日: World Championship
いつも雨のチューリッヒの10月
10月7日: Züri Metzgete (どうやら中止)
10月14日: Paris - Tours ?????
- 2007/04/26(木) 08:41:14|
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地元ドイツのヘニンガー塔一周レース。昨年も見に行った。昨年は電車で行った。スタートだけを見て、途中で帰らなくてはならなかった。今年は車で行く、でもゴールは見れない。やはり途中で帰ることになる。でも第1・第2補給地点を見ることができる。第1も第2も場所は同じ。
昨年はTeam CSCのチームバスが発見できなかった。バス駐車場が一ヶ所じゃない。あちこちにバスが止まってた。スタート時間より相当前に現地入りしたのに、最後までTeam CSCのバスが発見できなかった。でも、スタート場所に並んだ際にバリケードの外から選手にサインをもらった。このヘニンガーのレースの直前に結婚したMarcus Ljungqvistの嫁さんが来てた。僕は偶然知らずにすぐ彼女の背後にいた。その彼女の側にいた彼とJens VoigtとKurt-Asle Arvesenにサインをもらった。
Marcus ljungqvistとKurt-Asle Arvesenは親友だそうで、結婚式の仲人(英語でいうとベストマン、いわゆる新婦を祭壇までつれて行く役をする人)を勤めに行った、とオフィシャルサイトにも載った。予定が合えば、彼等は同じレースに出ることが多い。
今年は絶対にTeam CSCのチームバスを見つける。今年は表通りに駐車するかもしれない。昨年は一体どこに駐車してたのか?
ドイツのレースの中ではケルンと同じカテゴリー。プロツアーレースのすぐ下のカテゴリー。ケルン1周レースは今年からカテゴリーが上がっただけ。ケルンの主催者は「もうひとつカテゴリーを上げてプロツアーカテゴリーになりたい」と繰り返し発言してる。
一方ヘニンガー塔1周はすでに前から、カテゴリーはプロツアーのすぐ下で、こちらもプロツアー昇格を狙ってる。チューリッヒのレースがどうやら、スポンサー(資金)不足でキャンセルされそう。すでにキャンセルと思って良いと思う。するとプロツアーレース枠が余る。そこで、ヘニンガーの主催者は、「われわれにチャンスを」と張り切ってる。チーム側もプロツアーチームへの昇格を狙ってるが、レース主催者側もプロツアーレースへの昇格を狙ってるわけだ。
ドイツ系のプロツアーチームはもちろん招待。半ドイツチームのミルラムにもスター選手を出してもらえるように根回ししてある。昨年はペタッキに、ツアーベルという豪華メンバー。今年はアスタナ(これも、クローデンやら、ケスラー等のドイツ人が多いので半ドイツチーム的な扱い)も招待したが、断られた。もちろん、アスタナ側はプロだし、招待されて、お金を積まれれば出るのだが、主催者側はアンドレアス・クローデンの出場を要望したんだろう。でもクローデンは自分の調整リズムを崩したくないので断った。
さて、このヘニンガーは最後の周回コースを利用した一般人レースも同時開催されてる。昨年は少年(少女)レース、子供レースも観た。子供レースでは、男女混成だった。日本ではこんな小さい子供が自転車レースに関心があるとは思わない。でもこちらは親の影響で子供が自転車レースをしてる。親が自転車レース好きだと、当然子供を自転車レースに連れて行くし、レース用自転車を買い与える。その中から将来のプロレーサーが生まれることになる。
ヘニンガーはビール製造者。表彰式ではビールを飲み干すのが恒例。僕はアルコールには関心がないが、今年はビールを買って来よう。
- 2007/04/26(木) 08:24:04|
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昨年に続き、二度目の観戦となる。今年は昨年より上手に観戦する。
まず、昨年はTeam CSCのチームバスを探すのに手間取った。会場のチームバス配置が悪い(って、主催者が悪いわけじゃないが)。限られた場所にチームバスを多く収容しなくてはならない。リエージュのスタート地ではバスが数ヶ所にバラバラに駐車となってる。会場周辺をぐるぐる徘徊して目を配ってたが、離れた駐車場所を見にいった丁度その時にTeam CSCのバスが会場に来たらしい。あとで、発見した時には、選手が出走サインへ向う時で、すでに数名は出た後だった。
今年は実はサインは要らない。出場予定選手はすでに今シーズンサインをもらった選手のみ。すでにシーズン前半にサインゲットのペースが速く、すでにサインが必要ないレースになった。次回は地元ドイツのヘニンガー塔一周だが、ここでは出場予定の選手のうち、Matti Breschelだけがサインゲットの対象だ。
チームバス、車両が集まったら、メカニックやらのスタッフに挨拶して、来てることをアピール。その後、別チームのバスへ行き、無料のお土産がないかを確認する。Credit AgricoleやらRabobank、Team Gerolsteiner等はチームの選手のサイン用写真を無料で配布してることが多い。近くにRabobankやらTeam Gerolsteinerがあれば、シマノのプロトタイプ等の写真を撮ったり。日本人選手が出てれば、そのチームへも行く。そんなこんなしながらスタートを見守る。
スタートを見送る余裕があるのがこのレース。次の観戦ポイントのバストーニュへは高速道路が通じてるので、ゆっくり出発しても余裕で間に合うのだ。今年は踏み台を購入して持って行こうか?人垣ができてる後ろから写真を撮るのが困難なので、昨年はスタートではろくな写真が取れなかった。
レース名の通り、リエージュから出発して、バストーニュで折り返し、再度リエージュ(アン)へ戻ってくるコース。最初の補給地点はバストーニュ。昨年もここで観戦した。今年はさらに、第2補給地点へも行く予定。そして、ゴールへ向う。
昨年は第2補給地点は行かずに、ゴールへ行った。早く着いたので、ゴール前の上り坂を登って楽しむことができた。今年は第2補給地点を見てゴールへ着くころには交通制限されてる可能性がある。この坂をまた上ってみたいが、無理かも。
シュレック兄弟ファンクラブもゴール前のスクリーン側で構えてると予想。そこへ合流して、ゴールを待つつもり。
ゴールを過ぎた先に(確か)ショッピングセンター(とでも呼べるか?)があって、広い駐車場がある。日曜日は当然、店は閉まってるので、主催者はここをチームバス駐車場として利用してた。一部のバスは側の道にも止まってたが。ゴールを過ぎて、このチームバスへ向う道で待ち構えるファンが多い。ファンというか、ハイエナ。子供達が、「ビドン、ビドン、シルブープレ」と選手にせがむゾーンだ。ここで待つと結構ビドンが集まる。
確か、このアン(Ans)のゴール地点は高速道路の入り口・出口。だから、この出入り口はレースが終わるまで閉鎖されてる。一つ先の出口から降りて、引き返した記憶がある。
記憶をたどると、この第1補給地点でEuskaltel-Euskadiの選手(多分)に立て掛けておいた自転車を倒された覚えがある。確かLBLだったと思う。サコッシュ落下地点を予想して待ってたのだが、大勢が用を足す場所となり、Euskaltel-Euskadiの数名が僕の自転車の側に止まった。僕は道の反対に立ってたので、よく見てなかった。レースが通過した後で、見ると僕の自転車は倒れてた。ちょっとだけ傷が入った。
記憶が確かじゃない。この自転車転倒事件はジロデイタリアのベルギーステージの際にあったのか?こういう記憶違い、度忘れがあるので、ブログに記録を残すのが重要なわけです。
記憶ではこの第1補給地点で写真を撮ってあげたベルギー人の夫婦(僕も撮ってもらった)とその後すぐのベルギーのジロのプロローグで再会した。むこうから「あー、覚えてる?LBLで遭ったでしょ?写真上手く撮れてた?」と言われた。だからLBLの記憶とジロの記憶が微妙に交差してるんです。
ジロのプロローグでは、コルナゴ氏(あの髪型の)とUCIの偉いさんともう一人、偉い人が3人で歩いてるのにばったり会ったり、とかもしたな。懐かしい。他の2人の偉いさんが誰だったかその時は覚えていたが、今は忘れた。UCIの現代表の前の代表だったと思う。もう一人はジロの偉いさんだったか?とにかく、3人とも有名人だった。
このリエージュでは別のドイツ人とも再会を約束してる。ケルン1周の際に、JJ Haedoがチームバスへ戻ってくる際にお話をしたドイツ人。
アムステルゴールドで応援を手伝ってもらったオランダ人(老夫婦達)へ写真をメールに添付して送ったら、返事が来てた。ドイツ語では文章を書けないので、英語で文章を書いたら、ちゃんと英語で返事が来た。本当、オランダ人、ベルギー人(ルクセンブルク人も)は多言語対応してます。
- 2007/04/26(木) 07:40:47|
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そう言えば、昨年も来てたエディーメルクスコピーマンも居た。彼はメルクス風のジャージを着て、古いタイプのロードバイクに乗ってゴール付近を徘徊してる。今年はある意味、僕の勝ちだ。僕は昨年優勝のフランク・シュレックへの関心が高い観客の中では有利だった。
それと、オランダのデジタル地上波放送について書いておこう。携帯テレビを何度か試してみた。自動チューニングすると23局が自動的にプログラムされた。その内の半分は"signal scrambled"とでて受信できない。有料波らしい。さすがに、デジタル地上波先進国のオランダなので、放送局は多い。その一方で、試験段階ではなく、実用段階なので、既に有料放送もあるわけだ。
無料放送波にスポーツ局もあって、アムステルゴールドレースの生中継もしてた。結局、シュレックファンクラブの側で、大型スクリーンを観てたので、あまり携帯テレビは使わなかった。
写真はあまり良いものがない。後に整理して貼ります。今はLBLの計画を立てるのが忙しくて時間がない。
アムステルゴールドはサインのもらい易さ、狭い地域で行われるために数ポイントの観戦が楽、ゴール地点が登りゴールなので低速でゴールへ向う選手の動きが非常に観客にも分かり易い、一ヶ所に居ても数回レースが通過する、等で観戦して楽しめるレースです。春のクラシックの中でも一番歴史がないのに、人気では上位になる理由はそんなことではないかな?
そうそう、レースが終わって、ほとんどのチーム車両が引き上げた頃、Discovery Channelのバスが引き上げた。そのドライバーの側に座ってたのが、別府選手。手を振りました。笑顔で彼も答えてくれました。
- 2007/04/25(水) 18:49:33|
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一旦歩道を人並みをかき分けて坂の下まで行く。そこから、コース内に入ってゆっくりとルクセンブルクの旗を振りながら上る。これは結構うけた。メインスポンサー(ビール製造者)の思惑通り、坂中腹のバーではビールを飲む連中が大勢。アムステルビールがどんどん売れてる。ビールを飲んでる連中にも、Team CSCのファンにもうけた。
坂の途中で、電動3輪スクーター(老齢の方が運転)が側に。その電動スクーターにペースを合わせてダンシングして上る。これもうけた。さらに、背後に別のロード乗りが登場。僕を一旦追い抜く。僕も追いついて、ペースをあわせる。すると彼はペースを上げて、数メートル先にでる。彼は負けず嫌い?僕も昨年の優勝者のフランク・シュレックのためにも、抜かれてしまうのは格好が悪い。すぐに、ペースをあげて、彼を置き去りにしたあたりで、ゴール前のスタンド前に到着。ここから先は誰も入れない規制区間。そこで、警備のおじさんに言われてコース外に出る。
そして、再度反対側の歩道を徒歩で下り始めた。そろそろ、第2補給地点へ移動する時間だ。そこで、呼び止められる。それがシュレック兄弟ファンクラブ。彼等はゴール前200m程度の場所に陣取ってた。
僕は気づかなかったが、彼等は丁度ロード乗りを置き去りにした辺りに居たらしい。「ゴールスプリント楽しんだよ」と言われた。「いやー、彼は多分疲れてたんだよ」と言ってみたが、本心は「よかった、相手が弱くて。あのまま僕が置き去りにされてたら、恥ずかしかったな」
そこにはCriterium Internationalで知り合ったおじさんとシュレック兄弟のお母さんも居た。朝見かけた親父さんも居た。握手した。シュレック兄弟は細面の、細い体型だが、親父さんはどちらかというとがっちり顔のがっちり体型。お母さんは細身ではないが、女性らしく、骨格が華奢。お母さんの顔を細くすると兄弟の顔になる。基本的には母親似です。
ちなみに、チームメイトのファビアン・カンチラーラの場合は、母親の顔に、父親の深い目を組み込んだのが、ファビアンの顔になります。Team CSCの選手で両親の顔を知ってるのは、この3選手になる。4月のベルギー、オランダ、フランスのレースに気軽に来れるのは、地元出身の選手の親族だから、ルクセンブルクのシュレック家には有利。ひょっとしてカーステン・クローンの関係者も来てたのかもしれない。
そして、「これから補給地点へ行くから、また後でね」と一旦お別れ。ここからあせって補給地点へ向う。昨年とほぼ同じ場所で待つ。ここでは拾い物なし。でも旗を振ってるとアンディー・シュレックが僕に気づいて、何かつぶやいた。
さて、あとはゴール地点へ戻ってレースを見守るだけ。再度シュレックファンクラブへ合流。そこで、シュレック兄弟のお母さんやら、その親しい知人達とお話をしてる時に例のフランク落車発生。
レースの結果は重要ではない。フランク・シュレックは病院で検査を受けたが、かすり傷のみだけだった。
その後、オランダ国内でアムステルビールを買いたかったが、日曜日に空いてる店もなく、アウトバーンのガソリンスタンドに寄ったが、ビールは無かった。給油もしたが、オランダのガソリンは高価だった。ベルギーはドイツと同じ程度のガソリン価格。ルクセンブルクはドイツより安い。オランダは法外だった。
という感じであとは帰りのドライブのみ。若干の仮眠をはさんで無事に帰宅できた。そんな楽しい観戦でした。
- 2007/04/25(水) 08:32:11|
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第1補給ゾーンではQuick Step Innergeticのサコッシュを拾う。となりのお兄さんがなぜか、Team CSCのサコッシュを拾う。
ここで、隠し球を出す。背中にキンチャクのような袋を背負って国旗等をいれて自転車で移動してるのだが、このキンチャク(のような簡易リュックサック。これはツールドフランス2006でリヨン銀行、つまりメインのスポンサーが配ったもので、非常に重宝してる)にはこれまでに拾ったTeam CSC以外のサコッシュを入れてある。交換条件に差し出すために、持ち歩いてるのだ。早速彼にトレードを申し出る。どれか欲しいのがあれば、2個でも3個でも上げるから、と。
すると彼はQuick Step Innergeticのが欲しい、と。そこで、トレード成立。Team CSCのサコッシュにはまだ食べ物が残ってた。これまでにも別のレースでビドンのトレード、サコッシュのトレードは数回してる。
さて、次の目的地はカウベルク。次の補給地点はカウベルクから2km程度の場所なので、しばらくはカウベルクで時間がある。一旦カウベルクでゴールの様子を見てから、補給地点へ向う予定。
カウベルクに到着。昨年も止めた場所から数メートルの場所にやはり駐車。こんな風に観戦も2回目以降は楽になる。でも楽な一方、さらに多くの観戦ポイントを周りたくなるので、難しくもなる。
カウベルクの坂へ向う。昨年と同じ風景。ここで、Team CSCの表彰台帽子をかぶった中年のおじさんの団体に遭遇。デンマーク人が大勢ツアーで来てるのは知ってるので、「デンマーク人?」と聞くが、「違う」との返事。
後で思ったが彼等は地元のCSCに勤めてる連中か、それに類似する関係者だろう。家族連れでもなく、ゴルフコースで良く見かけるタイプの中年男性が10人以上Team CSCの帽子をかぶって歩いてるとすれば、他の可能性はあるまい。
その中の一人はTeam CSCの帽子をまとめて5個程度手にもってた。彼は僕の格好(Team CSCの選手になりきってる)を見て、帽子を差し出した。お礼を言うと、彼は親指を立てた。気に入ってくれたらしい。
ということで、おじさん(オランダ人老夫婦)の言ったことがある意味実現したような気がする。Team CSCの帽子を無料で入手したし、ある意味スポンサーから金品をもらったことになるんじゃないかなと。
カウベルクはほぼ終日交通規制されてる。他の場所はレースが来る直前に一般車両交通止めになるだけ。でも、自転車はこっそり中に入って、コース内を走行できる。そこでルクセンブルクの旗を振りながら、カウベルクをのぼってやれ、と無謀な挑戦を試みる。
- 2007/04/25(水) 07:55:31|
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その後はスタートを待たずに、観戦ポイントへ向う。48,1km地点の4. Bergsewegへ向う。4番目の坂。レースの予定到着時間11時30分過ぎ。スタート地点からほんの数キロ走ったMaas川に掛かる橋の上で立ち往生。橋の先をレースが通過するらしく、しばらく待つ。その後GPSに登録してあるBergswegへ向う。問題なく到着。到着したのは確か10時40分頃。坂の中腹に駐車。既に観客が集まってるし、その後も増える。
ここで、上下チームジャージに着替えて、戦闘モードに入る。準備した国旗も出す。しかし、道の両脇に車が駐車してるので、旗をどう配置するか迷う。車のサイドに貼るにしても、テープを持参するのを忘れた。僕のすぐ側にはベンツが止まってて、その車で来てたのは2組の老夫婦(皆65歳以上)。彼等は椅子を出して、待機。そこで、ドイツ語で、「もしかして、僕の協力してもらえます?」と言ってみる。すると、OKの返事。ここで起こった小さな出来事。
Team CSCの当日の出場選手の国の旗(オランダ、ウクライナ、デンマーク、ルクセンブルク、ロシア、ドイツ)を差し出して、「どれでもすきなのを持って(振って)ね」と言うと。「ドイツは嫌だ」と。
へー、このおじさんは第二次世界大戦の記憶が残ってて、ドイツが嫌いなのかな?おじさんは、その頃何歳だったんだろ、と思った。ドイツに占拠されたオランダの歴史を垣間見た。彼らとは終始ドイツ語で会話してたので、彼らはドイツ語は普通に話せる。でもドイツ人じゃない。オランダ人。しかもドイツ嫌い。ここで、確認しますが、このMaastrichtはドイツ国境の街アーヘンからたった30km程度の街なんですよね。
とまあ、ドイツ国旗は僕の分担となる。
レース前には警察のバイク、主催者側の車やらが大量に通過する。その車両にも旗を振る。老夫婦達も楽しそうに旗を振る。警察官もオフィシャルも老人達に旗を振られると無視はできない。手を振ったり、クラクションならしたりの反応を示す。すると老夫婦達もさらに張り切る。「楽しいでしょ?」「いや、面白い」という会話。予想以上に彼等は楽しんでくれた様子。彼らの写真を撮ると、「メールで送ってくれ」と。彼等は老夫婦でしたが、インターネット環境には親しみがあった。
レースの通過も待ちながら、談笑してたが、その中で、おじさんが、「CSCは君に金はスポンサーとして金は出してないのか」「もちろんもらってないよ。単なるファンだし」「でもあのドイツのDidiはスポンサーが付いてるだろ」「あー、Didi Senftね。確かに彼はスポンサーがある」
ここで、ふと思った。傍からみたら、僕も悪魔おじさんと同じ?
レースは無事に通過。そして、お別れ。僕も楽しんだけど、老夫婦達にも楽しんでもらえた。
そして、次の目的地は第1補給ゾーン。しばらくはレース追いかけ車両の渋滞が続く。なかなか進まない。結局間に合った(レースが来る30分程度前に行かないと、交通規制にあう場合もある)が、ハラハラの移動。ここでもサコッシュ落下地点を予測して、補給ゾーンの先へ行く。もちろんこの際に自転車を車から出して機動力発揮。
ここでは生垣に旗を配置できた。レース通過時には、状態を起こしてサコッシュから食事を取り出すフランク・シュレックを確認。もちろんこの時点ではルクセンブルクの旗(国旗じゃない旗)を振ってた。すると、フランキーは僕に気づいて、手を振ってくれた。ルクセンブルクの旗は抜群の効果がありました。
写真はTeam CSCの応援を手伝ってもらったオランダ人老夫婦。楽しそうでしょ?それとも僕が強要した?
- 2007/04/25(水) 07:35:37|
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さて、最初から。
日曜日の午前1時15分には車の運転開始。休憩なく走行し続け、午前4時50分にはMaastrichtへ到着。スタートは街の中心の広場。その広場から約200m離れたところに川がある。当然Maas川。その川沿いの道から脇へそれた場所が昨年見つけた駐車場所。日曜日は無料で路上駐車できる区画。昨年止めた同じ場所に駐車する。そこが、一番便利だし、今年も空いてた。
辺りはまだ暗い。街灯やら、ホテル、カフェの看板の照明があるので、見渡せる。昨年とほぼ同じ風景だが、微妙に違う。
まず、目の前の小路に入るかどに昨年は主催者が掲示したスタートへの案内の矢印、スタートと書いた看板があったが、今年はない。その小路は後に関係者の車両だけが入れるように時間制限で、駐車禁止の表示があったのだが、今年はなんの表示もない。紅白のビニール製テープとバリケード用の柵もかどの横に準備してあったのを覚えてる。今年はない。
スタート場所を変更したのか?頭に浮かんだのはまずこの疑問。仮眠したかったのだが、まずは状況を確認する必要があると思った。
その小路(石畳の道で、中央線がない、一方通行)に入って歩く。広場にはすぐに着く。様子が違う。昨年とは微妙に違う。微妙に改造ビフォーア・アフターの状態。間違い探しゲームの感覚。観客を仕切るバリケードの置き方が違う。昨年とは道路も違う。どうやら、広場を改装したらしい。でも、スタートがここであることは間違いない。朝早くから、何人かはバリケードを設置したりして働いてる。まずは安心、車に戻って仮眠することにした。
8時半頃にアラームで起きる。辺りは明るく、日差しがまぶしい。再度広場へ行く。早朝には無かったテントが既に設置されてて、チームジャージ等を売ってる。Predictor-LottoとQuick Step Innergeticのテントもあって、ジャージやらグッズも売ってる。
改めて広場の配置を見てみる。やはり、改装してる。昨年とスタート場所が微妙にずれてる。昨年のことを思い起こすと、確かに改装の雰囲気があった。改装中の建物やら、道の穴を木の板で被ったりした場所とかを歩いた記憶がある。すでに改装は始まってたんだ、と気づく。
さて、これらは重要ではない。重要なのはチームバスの駐車場所。これが重要。昨年チームバスが止まったエリアを見ると、このエリアも改装済み。バスが止まるような広い道ではなくなり、人があるく歩道が広がってる。一方、サイン台の側には微妙な広さの区画が確保されてる。チームバス全部が止まるには狭すぎる。???
看板がない。他のレースだと例えばEquipe Parkingみたいな看板が設置されてる。アムステルゴールドは今年は看板を用意してない様子。この間にも、関係者の車両やら、シマノニュートラルカーやらが集合する。
そんなこんなしてる間に、確か9時30分頃に、アスタナのバスが遠くから登場。じっと見守ると警備員の指示でバスは広場の隅の方へ誘導された。そして、レースの後ろを追いかけるスペアバイクを載せたチームカーが上記の微妙な広さの区画に誘導される。なるほどね。期待通り、チームバスの回りには警備用の仕切り無し。そして、続々とチームバスが集合。
チームバスとチームカーは狭い場所に詰めて駐車する。こんな密着した駐車状態は初めて。当然Team CSCのバスに密着。チーフメカニックのアレハンドロと握手。彼は人懐っこいスペイン人。あとはチームドクターとも挨拶。彼とは今シーズン3度目?の遭遇。
Liquigasの中野さんが来ることは知ってた。中野さんにも挨拶。
この日は2人のTeam CSC選手からサインをもらうつもり。バスの出口で待つと周りにシュレック兄弟ファンクラブ、ルクセンブルク人が多いのに気づく。例の旗を持ってる。フランク・シュレックがバスから顔を出すと「フランキー」と歓声。彼のあだなは地元ではフランキーなんだ。一方弟は「アンディー」と。こちらはひねりはない。とにかく、ルクセンブルクからの来てる連中が多い。周りのルクセンブルク人達とお話して、「実はCriterium Internationalでファンクラブのおじさんから、旗もらって、今日も持ってきてるよ。それにシュレック兄弟のお母さんとも知り合った」と言うと、「あれが、親父さんだよ」とちょっと離れた場所に居るおじさんを指差す。親父さんはチームドクターとか、後に出てきたリース監督と談笑してた。
サインはゲット。あと遣り残したことがある。スキルシマノの土居選手に声を掛けることやら、Discovery Channelの別府選手にも声を掛けたい。でも、スタート時間が迫るし、選手達はサイン台へ行く時間だし、広場は人で混雑だし。でも土井選手には声を掛けた。邪魔にならない程度に短時間お話した。結局、別府選手はサイン台に出かけた後の様子で、遭遇できず。
- 2007/04/24(火) 23:47:47|
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昨晩、遅くGarminの地図(Garmin MapSource City Natigator Europe v9)にて移動距離やらを確かめてみた。Critérium du Dauphiné Libéréのオフィシャルサイトでは、ステージの詳細はまだ公表されてない様子だが、ステージのスタート、ゴール地等を示した概要図は公表されてた。
初日のプロローグのGrenobleまでが、650kmとなる。遠い。短い距離のプロローグだから、午後からレースが始まる。現地にお昼の12時までに着くことを目標にすれば、移動可能だ。例によって、出発できるのは土曜日遅く(日曜日の午前1時)となるだろうから、途中で仮眠をしないと無理。でも可能。
最終日はAnnecyがゴール。ここからは550kmの帰路。何とかなる。じゃ、行ってみる?さらに詳細な計画を立ててみよう。
ガーミンのPC上のルートだとスイスを通過して往復となる。この方が、実はありがたい。スイスの高速道路は年間パス(約30ユーロ)を買う必要あり。でも、都度清算するフランスの高速道路より割安感がある。フランスの高速はなるべく避けるのが原則。
- 2007/04/24(火) 17:20:25|
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このレースの全ステージを追っかけてみようかなと急に思った。こちら(欧州、ドイツ)の有給休暇システムは日本とは違う。基本は自分が好きなときに休みをまとめて取る。有給は使い切る。
日本だと有給休暇はあるのだが、実際には取れないようなもんだ。僕も日本で働いていた期間が当然あるので、経験上こう書くが、日本の有給って、怪我で入院したときとか、親戚の冠婚葬祭で、どうしても休まないといけないときとかにしか、堂々と使えないですよね?
今年はツールの全ステージを追いかけることを昨年から目標にしてたので、7月にまとめて休みを取ることは職場で早い段階で宣言してた。あと昨年からの残りやらで、1週間は残ってた。これを世界選手権の週に使う予定にしてた。でも、この週を職場の他の人間に譲る(でも、木曜日のTTの日は休むけどね)ことにした。さて、じゃ、あと職場の人間とダブらないで休みが取れるのは?と予定表をみたら、6月。じゃ、6月のTeam CSCがでるレースは?と見たら、Critérium du Dauphiné Libéréに当たった。
まだ、詳細のステージを見てない。計画を立てて、実現しそうなら、全ステージを追いかける。実現するか?
誤解ないように書きますが、外国人として働く僕は、決して有給休暇が多いわけではないですよ。しかも、普段は週休二日制じゃないし。でも、今の労働条件に今は全く不満がない。不満が無いんじゃなく、自転車レースのシーズン中にまとめて休みが取れるから、文句を言う必要が無い。十分に満足。冬にこつこつ働いて、お金をセーブして、夏に使うありさんの生活です。
キャンプの話題にも何回か触れましたが、安く旅行することが可能なので、贅沢しなくても、長期休暇を楽しめる。日本に今帰りたくない。体力があるうちに無理してでも、レース観戦三昧するぞ、と思ってる。
- 2007/04/24(火) 06:59:34|
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Amstel Gold Raceから帰還。現在、現地時間の月曜日午前0時45分。終盤にフランク・シュレックの落車があったのが残念。その時はゴールから200m程度手前のカウベルクに掛かる橋(両サイドにあるホテル?やら、レストラン?やらを繋ぐ通路)の下に近い場所にいた。そこにはシュレックファンクラブが大勢陣取ってた。僕もそこに居た。以前Criterium Internationalの時に知り合ったファンクラブのメンバー(シュレック兄弟の母親、一緒に行動してる親しい連中、父親も)とお話してた。あの落車シーンが上記の橋の設置された大型スクリーンに映ると、母親は下を向いて、スクリーンをさえぎるように手を顔の側に置いた。
そりゃ、見れないな。痛そうに横たわるシュレックを見ながら、思った。しばらくして立ち上がって、再度バイクに乗る頃には、周りの人間が、「大丈夫だ、立った。バイクに乗ってスタートできるようだ」と母親に声を掛けてた。そんなことが一番印象に残ったアムステルゴールドでした。
来週のLBLにもシュレックファンクラブは来るそうで、おじさんにじゃまた来週と言って分かれた。シュレックファンクラブのツーリング会みたいなのがあれば案内あげるよ、と言われたので、メールアドレスをあげた。
しかし、シューマッハーはすごいな。今やTeam Gerolsteinerのエースですね。昨年のジロのステージやら、その他の活躍に加え、クラッシクも制覇。今年はジロに焦点を合わせるのか、ツールにするのか?ステージ優勝なり、総合上位なり狙えそうだ。
目的のサインはきちんと2人分もらった。Niki SorensenにKarsten Kroonと真新しいジャージにもらった。これで今期通算21人の選手とリース監督。あと一桁の選手を残すのみ。残念ながら引退したLars Michaelsenのサインはもう入手できないだろう。あとは最難関のカンチラーラとオグレイディーが残ってる。でもサストレは(超綺麗で丁寧な筆記体で書くので、自転車レースファンでなくても、すらすら読めるくらい)親切にサインをファンにあげるので、安心。LBLでゲット予定。
あとは、ツール前のヘニンガーやらで数名。ツールのメンバーの予定者にはほとんどもらった気がする。Eindhovenのチームタイムトライアルにて数名。世界選手権はサインをもらうのが困難。チューリッヒはスポンサー無くて消滅したので、今年はなし。もらい残したサインを最後にゲットするチャンスは、ドイツツアーと、ドイツ国内の一日レース、パリ・ツールになってしまったな。ミカエルセン以外の全員制覇なるか?
正体不明のTeam CSCファン(40代から50代の男性の団体)から表彰台帽子をただでもらった。デンマーク人か?と聞いたら、違うと言ってたので、地元のCSC関係者なのか?沢山帽子もってたし。勤務先のCSCから現地で配って来い、みたいに渡されたのか?
サコッシュは第2補給地点でQuick Step Innergeticのものをゲット。しかし、側のお兄さんが、Team CSCをゲットしたので、トレードした。彼はQuick Step Innergeticが欲しかったのでちょうど良かったらしい。
とりあえず、帰還後の一筆。
- 2007/04/23(月) 07:59:14|
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忘れないうちにメモっておく。コンピエーニュ(スタート地)でのこと。あさ7時半過ぎに現地に到着したと思う。8時近かったかもしれない。明るくなりかけた時間6時半過ぎからしばらく霧がでた。この時間帯は、フランスののどかな牧草地?か畑か、森の側を通過してたのだが、場所によってはかなり濃い霧が発生した。気温は終始15度(ドイツを出発した時も、それ以降の夜間も)を指してたので、生暖かい朝だった。
GPSに事前にインプットしておいた目的地(お城)にはスムーズについた。すでに警官が立ってた。主催者側のスタッフも準備をしてた。お人形さんみたいに顔が小さくて、細くて、脚が長いお姉さん達も居たが、あれはPodium girlsだったのか?早い時間についたので、駐車する場所も良い場所に確保できた。警備の警官に駐車する場所は?と聞いたら、そこが開いてるよ、と案内された。
お城の前の広場がスタート、サイン台、チーム駐車場に確保されてた。早い時間だったので、まだ自由に中に入れた。お城自体はゲートが閉まってて入れない。観光客用に開放されてるのかも分からなかった。
後に、この一角は締め切られて、VIPとチーム関係者のみが入場できる場所となった。すぐ側のカフェはすでに開店してて、英語を話すおじさん達が複数名居た。英国人だったのかもしれないし、オーストラリア人だったかもしれない。オグレイディーファンクラブと書いてある大きなオーストラリア国旗をもった家族ずれを後に見かけたし、オーストリア人も結構来てた様子。わざわざきたのか、それとも、オーストラリア人家族が欧州に仕事の関係で住んでたのかもしれないが、あの日はとても思い出になっただろう。
すでに、このお城前の広場が石畳。スタートする前から石畳を走るのがこのレースらしい。とことん石畳。
リース監督は重要なレースには出没する。或は、たまたまスケジュールが合う時にも出現する。この日は重要なレースだから来てた。以前に(2006年のベルギーステージのジロ)、出走前にチームバスに立てかけられてるバッソの自転車をチェックして、ブレーキシューのクリアランスを自分で調整するのを見たことがある。今回も、複数の自転車をチェックしてた。ミカエルセンの自転車のブレーキシュークリアランスから始まり、カンチラーラやら、ブレッシェルやらのボトルケージもチェックしてた。石畳でガタガタ走行中にビドンが飛び出ることがある。後続の落車事故の原因にもなるし、せっかく補給したビドンが無いために余計にチームカーまで下がることになったら、それは消耗につながる。リース監督はボトルを抜き差しして、その保持力をチェック。最後にカンチラーラの自転車のケージを手でまげて、調整した。
出走前から、ミカエルセンにはインタビューが来てた。みんなこれが
彼の引退レースだと知ってるから、回りの関係者も彼には声をかけてた。多分以前に所属してたチームの知り合いだろうけど、他チームのスタッフも声をかけに来てた。
昨年までTeam CSCに所属(選手として、そして昨年一年はDSとして)トリスタン・ホフマンもやって来た。現在はT-Mobileに所属。
パリ・ルーべ(フランス語ではむしろ、パリ・ルベーだが)は移動しながら観戦するのが難しい。とにかく、距離がある。家からでかけて、スタート地、その後レースを追いかけて、北上、そしてゴール地から帰還。この間の体力消耗が厳しい。帰りはフランスの(日本風に言うとサービスエリア)で長い間仮眠した。午後8時前後から深夜0時くらいまで。あまりに長時間止まってるので、近くのトラックの運転手が窓を叩いて「大丈夫か?」と声を掛けた。その声で目が覚めて、運転を再開した。それくらい疲れた。
- 2007/04/20(金) 17:03:53|
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今年も観戦に行く。昨年よりも効率よく、多くのポイントで観戦する。天気予報では天気は良い。
昨年はスタート時には雨だった。後に雨が上がったが、終盤まで所々に水溜りがあった。気温は低くなかった。
そう言えば、Discovery Channelの別府選手をはじめてみたのはこのAGRだったと記憶してる。スキルシマノの選手も数人でてたから、応援にチームカーまで言って声をかけた。今年は土井さんが出るらしいから、応援します。アムステルゴールドレースはスタート場所自体は仕切られているが、チームカー駐車場所は仕切りが無い。だから、出走サイン前なら、いくらでも選手に接近できる。少なくとも昨年はそうだった。
翌週のLBLだと、チームカー駐車場所も仕切りの中なので、近づくにも限界がある。すぐ側までは行けたが、選手にサインをもらうのには努力が必要。
アムステルゴールドレースは狭い地域をぐるぐる回るタイプのコース。ロードに乗ってあちこち追いかける連中も居る。彼等は地元の連中だと思うが、地図なしで移動してる。こちらは紙の地図で移動するのは無理。昨年は勘を頼りに、カウベルクから別の観戦ポイントに自転車で移動を試みたのだが、途中で挫折した。紙の地図と言えば、オフィシャルサイトからダウンロードできるコース地図(PDF)がおかしい。印刷すると縦縞模様が入ってしまう。PDFのレイヤーに異常があるのか?
当然だが、昨年優勝のFrank SchleckのファンクラブがCaubergにあの赤いライオンの旗をもって陣取ってることは間違いない。ひょっとしたら、シュレック兄弟の母親も来てるかもしれない。Criterium Internationalに行った際に、シュレックファンクラブのメンバーのおじさんから赤いライオンの旗をもらった。僕もルクセンブルク人になりきって旗を振る。
Team CSCのファンクラブもアムステルゴールドレースに大勢やってくる。デンマークからバスを仕立ててやってくる。このツアーではレース前日の土曜日にはすでに現地入り、選手との交流会みたいなものも企画されてるらしい。僕は土曜日は動けないので、参加できない。悔しいが、仕方ない。
レースに行く際はいつも「(Team CSCの選手が勝つことは)期待しない」。勝っても、勝たなくても関係無い。精一杯応援する。それがファンでしょ。
当然、メディア、観客も目はフランク・シュレックに向く。レース前にはカメラがインタビューに来るだろう。それが彼にとって、プレッシャーになるのか、それとも彼が平常心を保てるのかは分からない。
レースでは他のチーム、選手からマークされるはず。フランク・シュレックがもし逃げに乗れば、他のチームが多分早い段階で逃げをつぶしにくるだろう。彼が集団から動かなければ、逃げグループが形成されても、しばらくは泳がせるだろう。それを逆手にとって、Team CSCが逃げに数名の選手を入れて、逃げと集団の両方をコントロールすることができるのかもしれない。
今年は携帯できるテレビを持って行くので、レースの進展を観れる。昨年はほとんど途中経過を知らずに、ゴールのカウベルク地点で待ってた。会場に流れるアナウンス(何語だったのか思い出せないが)でフランク・シュレックが先頭グループに居たことはなんとなく、理解してた。なんとなく。だから、フランク・シュレックが単独で、しかも後続の気配なしに、上ってきた際は、驚いた。ほんとうに驚いた。感動も大きかった。だからテレビに頼るのもほどほどにしなくてはならない。生観戦の面白さを損なわないようにしなくてはならない。
Liquigasの中野さんもアムステルゴールドに来る予定。朝のスタート前に挨拶して、補給ゾーンでも合流。時間があれば、お話もしたいが、中野さんには選手達の世話もあるだろうし。
レースのスポンサーがビール製造者なので、記念にビールを買って来ようかなとも思ってる。実際、カウベルクの最後の上りの途中にあるカフェ(だったと思う)にはビールを飲んでレースを楽しんでる連中が大勢いた。そのカフェの側には仮設トイレがあって、僕も利用した。酒に興味がないので、その時は彼等が何のビールを飲んでたのかも見なかった。今年は記念に買ってくるぞ。
- 2007/04/17(火) 09:28:00|
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Paris - Roubaixでの機材に関する記録
Team CSCの選手は全員サーベロのR3を使用。アンブロシオのアルミチューブラーリムに、Shimano Dura Aceハブで組んだホイールだった。そして、ヴィットリオのパヴェ用タイヤ。例外なし。予備ホイールも同じ。チームカーには春先から使用してるZIPPのチューブラーも用意してあったが、出幕なし。ZIPPのエンジニアも居たが出幕なし。
Speedplayの特別仕様のペダルを使用してたのが、カンチラーラ、ミカエルセン、オグレイディー、ロバーツの4人。ペダルの樹脂部分が無くて、泥・砂の詰りを防ぐもの。Zeroの金属の部分だけというわけではなくて、形状が違うもの。だからクリート(靴につく方)にも特徴がありそうだった。(写真は後に掲載)
変なペダルに気づいて、メカニックにこれは特別?と聞くと、プロトタイプで、泥・砂に強いタイプ、と返事が来た。でもオグレイディーの勝利を伝えるSpeedplayのサイトにはZeroのペダルで勝利と書いてある。本当は特別モデル。シクロクロスでも使えそうだが、クリートでの走行が困難だろうから、自転車を担いで階段上ったりするシクロクロスでは使わないだろう。すると全くパリ・ルーべ用の特別モデルと言えるのか?
あとはクランクに特徴があった。アルミの剛性のあるものが必要らしく、2名がFSAの(今シーズンの標準品)K-Force Light MegaExeだったが、あとはShimano Dura AceのクランクにFSAのシールを貼ってロゴを隠したもの。そして、カンチラーラに至っては、さらに別仕様。FSAのGossamer MegaExoだった。値段的にはカンチラーラのクランクが一番安いし、重い。つくづく、パリ・ルーべの仕様は、耐久性第一なんだなと思った。
レース当日は乾燥した空気に、気温が20度の後半まで上った。実際の選手は炎天下を走行してるので、常に30度中間の温度の中を走行してたはず。砂ホコリがひどかった。レース後の自転車をみると、チェーンは砂ホコリで脱脂された状態。でもトラブル無くもった様子。
あと、Team CSCはいつも、レースナンバーをリヤブレーキキャリパー上につけたお手製アルミステイに固定してたのだが、この日は他のチームと同じ風に、フレーム三角(ヘッドチューブ裏)に樹脂製のタイアップで固定。全員がR3だから、この場所につけても統一性があったからだろう。ソロイストではこの場所には付かない。
セクター13の石畳を実際に走行した。ヴェロドロームに入る直前の石畳(車線を仕切る中央にある歩道)も走行した。セクター13は本格的な石畳。平らじゃない石を隙間をつけて並べた道。ひどくでこぼこ。僕のレース用(レース観戦用)ホイールのZIPP 404チューブラーでは怖くてスピードを上げれない。遅いジョギング程度のスピードで走行。でもサドルへの突き上げが痛い。
ヴェロドロームに入る直前の歩道は、工場で綺麗に加工した人工の石を綺麗に並べたもので、それほどがたがたじゃない。重要なことは、ここにはパリ・ルーべの勝利者の名前を刻んだ石が組み込んである点。ハリウッドのWalk of Fameと同じ。ハリウッドの方が先なんじゃないだろうか?こちらが二番煎じと思う。ここ10年ほどの勝利者だけだろうか?帰り際に写真を撮ってきた。たしか、パリ・ニースにも来てたフランス人のTeam CSCファン2人とそこで出会わせたので、「来年にはオグレイディーの石がこの辺に入るね」とカンチラーラの石からちょっと離れた場所を指差した。
(この写真もあとで掲載)
パリ・ルーべは観戦も面白いし、また来年も観たい。その4には観戦日誌をつづります。移動やら、コンピエーニュのスタートの警備やら、その他もうすこし記録に残したいことがある。一方、次のレースAmstel Gold Raceの計画も立てなくてはならない。
- 2007/04/16(月) 23:05:34|
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Paris - Roubaixから帰還した。ゴールのルーべを出たのは午後7時を過ぎてた。優勝して最後にチームバスへ戻ってきたオグレイディーを観てから現地を出発した。
観戦日記として時系列的に後で整理するとして、まずは重要な部分だけを書く。
スタートを観て、補給ゾーン1を観て、補給ゾーン2に車を止め、その先のセクター13の石畳で観戦して、ゴールのルーべへ向った。ルーべの街中では、道がすでにあちこちで通行止めになっていた。ヴェロドロームに近い(GPSによると)場所で車を止め、警官にフランス語で「ヴェロドロームは何処?」と聞くと、通じたらしく(まあ、自転車のって、血相変えてる奴みれは、そりゃ、意味は分かるだろうし)「あの矢印を追え」と言った(と思う、フレッシュをどうのこうのと言ったが、フレッシュはフレッシュ・ワロンヌでも有名な矢ということは自転車ファンなら知ってる)。そして、ヴェロドロームに到着。
ヴェロドロームの中には行かず、脇の丘状の高台に行く。ここだと、ヴェロドロームの観客の頭の上から、内部を見渡せる。大型スクリーンでレースの様子を伝えてて、音声は現地の会場アナウンスが流れてる。オグレイディーの一人旅、ボーネン、フェレッチャ、ヴェーゼマン(らしい、Wiesenhof-Feltジャージ)等が数名で走行。という画像が見れた。果たしてオグレイディーが先頭で一人独走なのか?先頭はボーネン達なのか?先頭一人にしても、差はどうなのか?それをフランス語のアナウンスから理解するのに、5分近く必要だったと思う。
Une minute(ユンヌ ミニュートゥ、つまり1分)の差をつけて、オグレイディーが先頭と理解できた。後は差が縮まらないように祈りながら、はらはらして、スクリーンを観る。あと4kmとか5km付近の映像?で、フランス語のアナウンスが、ボーネン達の走行を「2位争い...」と言ってたので、この辺でちょっと安心して観れた。
この観戦場所に来る前に通ったヴェロドロームへつながる道筋が映ると、あとどれくらいまで来てるかが、分かるし、当然回りの観客はそれ以上に良く知ってるらしく、会場の雰囲気が一気に興奮へと盛り上がる。そして、オグレイディーがトラックに入ってきた。後続との差がはっきり分かってるので、あとはウイニングラン。観客の歓声(僕も)のなか手をあげてのゴール。
感動しました。オグレイディーはシーズン初めから(すくなくともTeam CSCのサイトでは)先シーズンは勝利が無かったので、今シーズンは貪欲に勝利を目指す、と宣言してて、春のクラシックレースでは出場するレースすべてに全力投入の様子だった。積極的に逃げにも乗り、観てる側にも伝わるほどの気迫。
そして、この勝利。
レース終了後、一番見つけ難い場所に居たTeam CSCのバス、車両を発見。選手達を待ってた。その時に、一番気になったのが、3歳くらいの坊や。元気がよく、バスの大きなハンドルの上に座って、バスの運転をしてる真似をして、側の母親に「ハンドルから降りなさい」のような感じて横から引っ張られてた。その母親は見た目妊娠6ヶ月?位かなと思った。腕白坊やは白いTシャツを着てて、そこには"My Dad Rocks"と大きく書いてある。誰の子共?選手の子供?それとも、デンマーク人スタッフの子供?なんて思ってた。
かなり遅くなって、周りのチームの車両が消えてから、オグレイディー登場。バスに到着したとき、坊やの歓声"Daddy, Daddy!"。オグレディーは息子を抱えあげた。
「あー、そういうこと」と納得。優勝してから、着替えたの?それとも、今日は最初からそのTシャツ着てたのか?確かに、"Your dad rocks."だ。恐れ入りました。
サインは出走前にアラン・ヨハンセンからゲット。あとゴール後のチームバスで(朝その存在を確認したが、接近できなかった)サーベロの創設者の一人のジェラルド・ヴルーマン氏からもらった。当然、ヴルーマン氏のサインは自転車にもらった。あとで、クリヤーラッカーのスプレーをかけて保護する予定。スプレーはすでに買ってある(用意が良いね)。彼とはお話もできた。僕の住んでる街に、ICE(ドイツ版新幹線)の乗り継ぎで止まったので、街の名前は知ってるとのことだった。「TTの世界チャンプに、パリ・ルーべの覇者に、JJ Haedoみたいなスプリンターに、サーベロのライダーは全て揃ってるね」と持ち上げてみた。ツールに来るか(2005年には来た)?と聞いたら、「毎日追いかける労力が大変だから、どうかな。どちらかと言うと,これ(春のクラッシク)が好きだな」と言ってました。
とりあえず。ここまで。
- 2007/04/16(月) 18:55:48|
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ついに、パリ・ルーべがやってきた。現在土曜日になって一時間の午前一時。今からちょうど24時間後には車を運転してスタート地のコンピエーニュへ向うところ。
観戦ポイントの作戦を練ったが、基本のスタートとゴールは外せない。ただし、ゴールのVelodromeは入場制限があるのかもしれない。その場合はセクター2か、セクター1の石畳で観戦となるだろう。途中の補給ゾーン2ヶ所は必ず回る。なにかゲットしたい。サコッシュなりを拾いたいが、誰から拾ったかまで確認できるとうれしい。
セクター13は第2補給ゾーンの後なので、この辺で待ってると、サコッシュを捨ててくれるかもしれない。セクター7の石畳も見れるかどうか?ゴール地点にはカンチラーラ夫妻は居るのか?再会できるのか?
土曜日は仕事がある。食べ物を最後に仕入れて、荷造りする時間が必要だ。ガソリンは金曜日に満タンにした。
今回も携帯LCDテレビを持って行く。前回フランスのCriterium Internatinalに行く時にも確かめたが、DVB(デジタル地上波)放送はフランスの全土には行き渡ってない。Criterium Internationalが行われた地域は全然電波が届いてなかった。
一方、ベルギーのフランダースの地方では2チャンネル受信できて、そのうちの一つがスポーツチャンネルだったので、フランダースのレース中継を観ることができた。
フランスのデジタル地上波状況については、ここを参照
http://www.tvnt.net/V2
今回の場所、コンピエーニュはパリに近いので、受信できるはず。ベルギーの国境付近のルーべもベルギーの電波が入るのでは?と期待してる。パリ・ルーべは一応デジタル地上波の放送があるので、レースを待つ間にテレビが観れるかもしれない。
さて、明日に備えて寝ましょう。
- 2007/04/14(土) 08:27:13|
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選手達は帰りの準備をする。各選手はあちこちのレースに行く場合もあり、最後は別々にチームカーに乗って分かれる。ここでも、メカニック達と雑談等で時間をつぶす。
Luke Robertsの彼女(嫁さん?)も観た。そうじゃなくて、単なる知り合いなのか?ドイツ語話してたから、ドイツ人?
Team CSCの選手でアメリカ合州国へ向うMathew Gossは、レース機材の変更をメカニックに要望してて、デンマーク(本拠地)の機材置き場から、何か欲しいものをアメリカ向けの荷物に居れて欲しいけど、間に合うかな?みたいなことも言ってた。他のチームはどうなのか知らないけど、Team CSCの選手とメカニックとSoigeur達は、分かれる際に、握手して、肩叩き合って、「じゃ、またね」と言ってた。みんな連帯感がある。JJがもらったトロフィーを写真に撮った(写真は後で)。ジロジロみてると、メカニックが写真撮り易く方向を変えてくれた。みんな親切です。
選手達が空港なり、その他へ移動をはじめて、さらに回りに居た他のチームの車両も移動を開始してさびしくなってきた。でもしつこいファンは離れない。JJが来るまで待つ。ここである女性に気づいた。サイン用のペンを握り締めてるので、あきらかにJJ待ち。ドイツ語で話掛けてみた。やはり、JJ待ち。彼女も相当の追っかけらしく、Gent-Wevelgemも行くし、AGRも行くとのこと。
さてまもなく、JJがきて、JJとの写真を撮って欲しいというので、彼女とJJのツーショットを撮る。どうせなら、貴方もJJと、と勧められて、JJとのツーショットを撮った。この写真は彼女のデジカメの中。後でメールでお互いに交換することとした。
そんな感じでレース観戦終了。JJはDSのアラン・ギャラパン氏の運転で移動。
この後は、帰宅。夜にインターネット上でファンクラブイベントがあるので、ゆっくりは帰れない。疲れててたけど休憩なしで運転して帰宅。
パリ・ルーべの選手・スタッフはフランダースの選手・スタッフが主体の構成。今度はある程度サイン等をもらえるはず?カンチラーラの両親との再会を果たせるか?というのも課題。補給ゾーンと石畳ゾーンを組み合わせた観戦計画を立ててる。上手く行くか?
- 2007/04/13(金) 23:48:46|
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ケルンの補給地点はレーバークーゼンから南に下がったところ。高速道路(アウトバーンにて移動)GPSナビゲーションの指示に従い、快適に進む。途中高速を降りて、村中へ突入。道幅が4m程度で、交互走行がところどころで不可能な村中。しかも起伏がきつい。本当にここで良いのか?と思わせる道だったが、しばらく行くと、レースコースに着いた。
コース近くの村(やぎやらの牧草地だらけ)では農家の納屋みたいなところに近くのバーが出張売店を出してた。納屋の中には大型のスクリーンがあった。これはテレビ局の衛星中継車らしきものが近くにあったので、テレビ局の好意で設置したものだろう。個人所有にしては大きすぎる。ソーセージ(ドイツ語ではWurst)をグリルで焼いて、パンにはさんだものとビールとかソフトドリンクの販売をしてる。先についてる各チームの関係者達もここでしばしの休息をしてる様子。基本的に毎年同じコースで同じ補給地点だから、地元の人も慣れてる様子。車が停めやすいように、牧草地の一部に赤白のテープを張って、駐車場所を明示してる。
ドイツでのケルンの中継をしてる放送局はDVB-Tでの放送がない。だから、デジタル放送チューナーのみ搭載の僕の携帯テレビは役に立たない。この補給地点での目的は、Team CSCの出場選手の国旗の飾りつけ。
補給地点の終わり位の場所に陣取る。補給地点の前から上り区間が始まり、補給地点途中でほぼ水平に戻るという地形。その後、補給地点を過ぎて、ケルン方面へ下るという地形。周りを見渡すと牧草地と菜の花(?)畑。黄色い花が咲いてて、まるでツールドフランスで良く見るあの光景みたいだった。(写真は後で載せます)
Team CSCの出場選手の国籍にあわせて国旗をアレンジ。アルゼンチン、オーストリア、ウクライナ、デンマーク、ルクセンブルク、ノルウエー。飾り付けをしてから、レース通過まで2時間近くあった。通りすぎる観客やら、ロード乗りやらが立ち止まって写真撮ってたりしたから、結構面白く飾り付けできた。5歳にならない坊やが親と一緒に自転車で通りすぎたが、「ニュージーランド、ウクライナ、ノルウエー、...」と言った。ニュージーランドはわずかに外したが、この坊やは国旗マニアなのか?「ドイツ国旗がないじゃないか」というコメントもあり。Jens Voigt出場してないからね。
あるおじさんはTeam CSCの選手を知ってるらしく、「アルゼンチンはJJ Haedoだな」というコメントもあった。このおじさんとは後にゴール地点のTeam CSCの車両側でレース後に再会した。お互いの観戦(しつこく追い掛ける)を健闘して、握手した。
さて、レースが通過。Wiesenhof-Feltのビドンを一つゲット。誰が投げたのかは分からない。通過後は旗を片付けてゴールへ向かう。ゴール地点はライン河沿いの土手沿い。ライン河には観光船が浮かび、一段下がった川沿いは自転車、ジョギングコースになってる。
補給地点からは橋を渡って到着となるのだが、橋の手前から渋滞。動物園へ向う連中とか、ケルンのレースを観に行く連中で渋滞。屋根にサーベロを2台載せてる車も見た。Team CSCファン?無事に到着。でも駐車場がいっぱい。橋へ向う太い道の下の場所に駐車場所を見つける。ここは区画がないので、違法駐車臭かったが、他に多くの車両が止まってたので、駐車した。後で違反チケットもらったけどね。
その後、ゴール過ぎて300m程度の場所に行って観戦。最後は周回を3回回ってゴールなので、ここで見た。ゴール後も、この辺りで選手が止まって引き返す場所なので、この辺が写真撮るのも良い場所。
実際、JJ Haedo等のTeam CSCメンバーはここで集合して最後に健闘をたたえ合ってた。
さて、最後はTeam CSCの車両が止まってる場所を確認済みだったので、そこで待つ。JJが勝ったので、表彰式やらインタビューで遅くなるのは分かってる。だから、Team CSCの選手達もゆっくり帰りの準備をする。
- 2007/04/13(金) 18:00:25|
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ケルンへ向かう。確かNinoveを出たのは夕方5時30分頃だったと思う。ケルンの近くの街のレーバークーゼンへ向かう。ケルンのレースのスタートがこの街。しかも、都合の良いことにこの街にはキャンプ場がある。安く宿泊できる。キャンプ場の位置は正確ではないが、おおよそ見当をつけて登録してある。
2007年版のキャンプピング場ガイドにはGPS対応として、数値で位置を載せてるものもある。僕が持ってる2006年版のガイドでは、「道名とどちら方面へ約何キロ走った所」のような表記。GPS対応と言えば、例えば、インターネット上で調べるとスポーツ店チェーンのデカスロンの店舗の位置を数値で知ることができる。
そろそろ疲労がたまり、眠くなる時間帯。2度に分けて仮眠して休憩。キャンプ場に着いたのは午後9時45分。管理人のおじさんも時計を指して、「遅いね」と言った。ここでは料金は後払い。翌日の朝に払うということだった。車1台、大人一人、テント1つで9ユーロでした。インターネットを使える設備ありで、良い内容。シャワーは温度調節を自分でできない方式。ちょっとぬるめだったのが残念。でも清掃は行き届いてた。便座も綺麗だった。
テントを張って(デカスロンで購入した2 secondsというテント。袋から出して、ポンと広がるタイプ)、食事。ガスコンロでパスタ系のパック食品をつくる。ケルン地域では11局のデジタル放送が受信できた。Lord of the ringを放送してて、ちょっと観たが、翌日に備えて就寝とした。
翌日はぬるいシャワーを浴びて、料金清算して出発。8時30分頃だったと思う。
ケルンのスタートはスポーツ施設の側。そのスタジアム風の設備はホテルが付属してた。Lindner Hotel Bayarenaの目の前にチームバス等は居た。選手達の宿泊もこのホテル。
前日のフランダースに比べると、リラックスした雰囲気。警備はない。チームカー等には仕切りもない。そこで、Team CSCのメカニックやら、Soigneurやらと雑談をしながら、選手の登場を待った。
今期まだサインをもらってない選手のサインはすぐにゲット。スタートを見送ってから、補給地点へ向かう。
- 2007/04/13(金) 07:48:09|
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忘れないうちにメモっておこう。大体、このブログは観戦日記で、来年にまた観戦する際に、過去の失敗から学ぼうという意味で書いてる。だから、他人が読んだら、「なんだその詳細は、つまらん」と思われるようなものが多いはず。
さて、チーム車両の駐車場の真下の地下駐車場に車を止めたのは全くの偶然。この駐車場はCentrum 't Zandという名前。Bruggeの街のホームページからダウンロードしたPDFの地図には1434台収容と書いてある。この広場からMarkt(英語風に言うとMarketで、市場)広場までの400m程度を選手は花道のように通過してスタートへ向かう。当然理道路両端には例の仕切りがあって、選手には触れる機会がない。
スタートの広場にはすでに大勢の観客。ロード乗りとかも多い。こういう広場には付き物のカフェ、バー類は沢山あって、くつろいでる連中も多い。時折、イギリス英語を聞くので、イギリス人も観に来てる。
広場の隅っこでさびしく黄色地に黒いライオンの旗(紙製)を渡してるお兄さんが居た。一つもらった。提供元はwww.vvb.orgとなってる。興味のある方はどうぞ。
さて、スタートで写真を撮るかどうか迷ったが、どうせ選手に接近できないなら、意味ないなと思って、スタートを待たずに補給ゾーンに向かうことにした。地下駐車場のトイレは30セント(だったと思う)の料金だった。お姉さんが入り口で番をしてた。
駐車場は出てゆく人が沢山。みんなスタートから次の観戦ポイントへ行く連中の様子。僕はGPSに補給ゾーンを登録してあるので、その指示に従う。ガソリンが減ってたので、高速道路にのって最初のスタンドで給油。ここにはCredit Agricole、Liquigas、Française des jeuxのチームバスと、他のチームのチームカーが給油してた。こんな風景に出くわすのはたまにある。2006年のジロでもMonsからすぐのガソリンスタンドで同じ経験をした。僕が給油を開始(セルフです。欧州はほとんど全てセルフ給油方式。先に入れて、その後、売店内のレジで払う方式がほとんど)したら、後ろにバンが止まった。Team CSCのバン。
降りてきたお兄さんは僕をみて、寄ってきた。「Hey, how are you?」という感じで握手。こちらはあきらかにTeam CSCファンと一目でわかる格好なのです。僕は先に払って「じゃ後で」と補給ゾーンへ向かう。
補給ゾーンは片道2車線の広い道。到着時にはすでに、警官数名、チーム車両、ファンの車等があった。ここでは自転車を出して、視察する。Team CSCのチームカーの位置と予想サコッシュ落下点を見極める。この位置見極めは難しい。あとはTeam CSCのスタッフに絡んで時間をつぶす。すでに、青空になり、ぽかぽか暖かい天気。多分ライダーには暑い位の天気。
この補給ゾーンでの広いものはなし。写真も上手く撮れてない。まあそんなもんです。その後第二補給地点へ移動。レースがこの第一補給地点に来る頃には、大勢のファンが沿道に詰め掛ける。VIP(どういう関係者かは知らないが)を乗せた観光バスも2台来てたし。よって、渋滞。第二補給地点へ向かうまでに渋滞。片道2車線の広い道なのに渋滞。途中のOudenaardeでレースが交差する地点があり、交通整理にある。ここで40分程度足止め。LCDの小さなテレビ(デジタル地上波対応)を出してレースを見る。他のファンも寄ってきて、街頭テレビ状態となる。街頭テレビが何かは、検索してみてください。
ベルギーのデジタル地上波放送は意味無しということらしい。住民の98%がケーブル接続してる、云々というサイトを見た。DVB-Tの放送は2チャンネル受信できた。一つがスポーツ放送で、フランダースを中継。
交通整理がとけて、第二補給地点へ到着。ここでもテレビを出して到着を待つ。僕が居たのは、Mariaborrestraatへ曲がる手前で、下り。よって、選手達はすごい勢いで通過。でも、スキルシマノとショコラーデジャックのサコッシュをゲットした。中身は多く残ってたので、ゴールへ向かう道中でパクパク食べた。
GPSにてゴール地点へ向かったが、案の定、途中でレースのコースとぶつかった。迂回しようと思ったが、レースのコース内を走行するはめになった。警官や交通整理員が、「行け行け」と指示する。コース内だが、まだ選手達が通過するには時間が多少あるから、「行って良いよ」という意味。7kmとかその状態で走行。観客がジロジロ見るので、ちょっと気恥ずかしい。その後コースから出て、Ninoveへ到着。
駐車場所を見つけるのに手間取って、ゴール地点でゴールシーンを見ることはできなかった。そんなもんだ。とまあ、計画不足でこの程度になってしまった。来年もし再度出かけるとしたら、石畳の坂をやはりみたい。
ニコール・クックは真っ白いジャージを上下着てた。インターネット上のサイトでは、普通のチームジャージの写真だけ。多分彼女はワールドカップのポイントリーダーになって、後に真っ白いジャージに着替えたんだろう。
- 2007/04/13(金) 07:23:44|
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疲れて帰ってきた。ケルンからは遠くないので、がんばって帰ってきた。月曜日の夜にTeam CSCのファンクラブイベントがインターネット上であるので、余計にがんばってアクセル踏んできた。
さて、JJ Haedoがケルンで勝利。ペタッキをかわして?の勝利?実はよく分からない。録画した映像を明日見てみうと思う。もちろん、JJがメディアインタビュー等を終えてチームカーに帰ってくるまでじっと待機してたよ。そして、おめでとうを言って、調子に乗って、JJとツーショットの写真まで撮った。ちょっと僕が浮かれすぎ。ツーショットを撮った理由等の詳しい点は明日以降ブログに書きます。
今日は手短かに、概要だけを。
フランダースのスタートはひたすら遠く、またベルギーに入ってからまたもや霧が出て、苦労してスタート地までたどり着いた。そして、フランダース1周というレース(はじめて観戦に行った)の現実を知る。レースに来る人が多過ぎ。最初から混乱を避けるため、チームバス等は広い広場に設置された柵のなかに入る。VIP証を首から下げた連中じゃないと柵の中に入れない。サインなんてもらえるわけが無い。
このバス集結所の下が地下駐車場で、そうとは知らずに、ここに車を止めた。この場所から、約400?500m?離れたスタート場所(欧州都市の中心部の典型的な広場)までも道の両脇に柵がある。いわゆる花道状態で、とにかくライダーに接近不可能。あらゆる角度からスタート地点を見たが、サインなんて無理。だから黒いライオン(黄色い背景)の紙製の旗をもらって、すぐに補給地点へ向かった。前回のブログで、サインが集まり過ぎて困って、みたいなことを書いたのは、明らかに、捕らぬ狸の...ですね。
結局、補給地点を2ヵ所みただけ。地元の人と話をしたが、レースのコースがうねうねしてて、どこで交通整理を食らうか分からないので、補給地点1の後で、彼等は大回りしてKwaremontへ行くと言ってた。それくらい数箇所で観戦するのは難しいらしい。実際補給地点1から2へ移る際も、途中の大きな交差点で交通整理に合って、そこで40分?程度待った。補給地点2からゴールへ行く際もGPSが示すルートがレースのコースとぶつかり、迂回。迂回している間にレースコースに入って、交通整理員の指示のまま、7km?程度レースコースを走行(レースが来る前ね、もちろん)した。やっとゴール地についたが、手間取って、ゴールシーンは見れず。
ゴール後しばらく、ゴール地点で余韻を味わって、車へ戻る途中にスリッパで歩くジャージ姿の女子選手に追いつく。側には男(多分Soigneur)が世話人として歩いてる。有名なニコール・クック嬢だと後ろからみた横顔で気づく。手にシャンペンのビン(中身が半分程度残ってる)を持ってるのに気づいたので、ゆっくりと横につけ(僕は自転車に乗ってた)「おめでとう」を言った。「ありがとう」の返事がもらえた。写真見るより(って、あたりまえだろうけど)可愛い感じの女性だった。
フランダースは生観戦には難易度の高いレースでした。拾い物は補給地点2での、スキル・シマノのサコッシュとショコラーデジャックのサコッシュ(大量の中身入りだったので、僕が完食してあげた)。サインは無し。でも面白いレースだった。Team CSCは勝利には至らなかったが、満足。来年、もしもう一回行ったら、別の観戦計画を練ろうと思う。難易度があるから、やる気にさせる生観戦だった。
一方、ケルンは警備も甘い。警備自体が無い。ファンはいくらでも選手に接近できる。スタート地点では(選手宿泊ホテル前)のチームカーの側でメカニックやSoigneur達とお話をしながら、選手達がホテルから出てくるのを待つ余裕。すぐ近くでエディー・メルクスがインタビューされてるのを目撃。今年も招かれてた。悪魔おじさんも(招かれて)居た。Team CSCの選手のもらいたいサインはすべていただいた。補給地点では、拾い物なし。でもSoigneurからもらったりしてお土産はある。もちろん、最大のお土産はJJの勝利。
でも要らないお土産もある。ゴール地点で駐車した場所(駐車違反臭かったが、みんな停めてたので、停めた)で、駐車違反の切符がワイパーの下にはさんであった。やれやれ。
という感じ。詳しくは後日。
- 2007/04/10(火) 05:22:18|
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さて、今土曜日の午後11時30分を回ったところ。これから最終準備をして、出かけます。コーヒー飲んで、荷物積んで、シャワー浴びて出発予定はやはり、午前1時頃。
Bruggeまでスピードを出しながら走行。比較的起伏のない道のりなので、140km/h程度まで出せる。このルートはケルンの側を通過する。昨年はこのルートでアムステルゴールド、リエージュ・バストーニュも行った。しかし、マーストリヒト、リエージュよりももっと先まで行くことになる。
朝7時には到着可能か?
昨晩も遅くまで観戦ポイントの選定に時間を費やした。有名な坂付近には大勢の人が押し寄せてるはず。だから、遅れて行っても、良い場所を取れるとは思わない。しかし、行くことに意味があるんだとも思う。補給ゾーン1と補給ゾーン2の両方を回って、その前後に石畳の坂を織り込むとなるとかなりの困難がある。そこで、最終案はMolenbergに行ってみようということにした。
計画通りに行くかは分かりません。ダメでもそれはそれで良いとしましょう。
- 2007/04/08(日) 07:02:42|
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フランダースの
公式ホームページからダウンロードできる資料をもとに観戦予定の検討を必死にしてる。こんなに必死にコース図、ルート(ストリート名)とタイムテーブル等を睨んでる日本人は他に誰がいるのか?スキルシマノも招待されてるが、日本人は出る予定はない。Discovery Channelの別府選手も出ない。日本から来るメディア関係者でも、自分で移動する人は居ないんじゃないか?
とにかく、二つの補給ゾーンと近くの石畳の坂をなんとか上手く組み合わせようと必死。天気がよければ、当然自転車に乗って、細かく移動できる。車で移動するのが速いのだが、どの程度交通止めになるかが分からない。自転車で移動する際もGPSナビ(車用)を携帯することになるはず。バッテリー内蔵だから、自転車でも使用できる。
このフランダースは今年がはじめての観戦だから、これだけの苦労がある。アムステルゴールドレースは今年が二回目だから、さらに面白く観戦しようと思うから、これまたコース図をみて、悩むこと必死。結局、観戦プランを練ることで悩むことに尽きることはない。
パリ・ルーべ、リエージュ・バストーニュ・リエージュと毎週末の観戦のために、悩む。もう、土曜日に日付は変った。早く寝ようか?体力温存しなきゃ。
- 2007/04/07(土) 08:57:52|
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Mercedez Benz A140が僕の愛車です。日本からドイツに来る直前はスマートに乗ってた。愛着があり、手放すのが悲しかった。ドイツで車を買うとは思ってなかったが、買うことになった。それが昨年の8月。1998年式。購入時点ですでに8年落ち。でも状態は良かった。走行距離は40,000kmとすこし。前のオーナーはあまり、長距離を乗らなかった様子。
車を選ぶ際には、色々考えた。故障しないで安心な日本車は候補だが、ここドイツでは日本車はまれ。フランスのプジョーは結構多いが、圧倒的にドイツ車が多い、ってあたりまえだ。僕の地域はベンツが多い。ベンツのStuttgartが近いためだろう。自転車を楽に積めて、小さくて、故障が少なくて、と探してるうちにAクラスになった。
こちらドイツではベンツは特別な車ではありません。日本だとベンツというと特別に聞こえますが、こちらでは日本でいうトヨタみたいな感じ。いやVWがトヨタで、ベンツはホンダ?、いやBMWがホンダ?
買ってみて、スマートと兄弟なんだな、と気づいた。デザインやら、なにやら雰囲気が似てる。ヘッドライトのバルブ交換がし難い点まで似てるのは笑った。スマートのバルブ交換は慣れるまで苦労した。
本当はマニュアルシフトで、黒の車が欲しかった(中古車だから、注文できるわけじゃないし、妥協しなくてはならない)が、銀色で半マニュアル(半オートマとも云う)になった。クラッチペダルがないマニュアル操作です。シフトレバーを多少でもずらすとクラッチが切れるという機構。簡単に云うと、エンストしないマニュアルですね。
一方、スマートは基本的にはオートマチック的な操作だが、シーケンシャル操作で、ギヤを選択できる。アクセルを踏み込まないとクラッチがつながらないので、いわゆるクリーピングが一切ないという機構だった。Aクラスの半オートマではクリーピングする。1速やらバックギヤでアクセルを踏まない状態だと、走行し始める。ここがスマートとAクラスとの違い。
4月は車で移動する距離が5,000kmを楽に越えそうだ。ほぼ毎週末ごとに1,000km以上移動する。昨年の8月に購入した中古車だが、すでに10,000km以上走行した。オイル交換の時期はとっくに来てたんだけど、面倒というか、おっくうというか、ここまでサボってた。でも思いきって交換してきた。ドイツ語は不自由だが、メカニックのお兄さんの言うことはほとんど分かったし、僕の言うことも通じてたので、問題なし。
オイルフィルターと4.5リッターのオイル(10W-40でグレードは多分鉱物油か?)で約40ユーロ。モービル系のコイル交換所だったので、オイルはすべてモービルだった。ほんの10分と少々で完了。
15,000kmでオイル交換せよ、というのが、メーカーの推奨らしい。僕の車は1,400ccのの小さな車でハイパフォーマンスエンジンではないので、そんな程度で十分なのだろう。
15,000kmごとに、メンテ時期を示す表示がメーター部分(距離計、温度計の液晶デジタル表示)に表示される。エンジンを掛けるとしばらく表示されて、消える。メカニックのお兄さんは、このメンテ時期表示もリセットしてくれた。なるほどなという装備だ。次の15,000kmでまた表示されるはず。でも次回は早めに交換してあげよう。
4月にはあと4,000km以上走行。5月、6月は移動距離はすくなめ。7月はツールドフランスを追いかけるので、7,000km?程度の走行予定。よって、ツール後に交換しようか。8月、9月はそこそこ移動するし、10月にはまたパリ往復もありえる。
中古車とは云え、ベンツディーラーから購入し、ベンツの保証が1年間付いてる。今年のツールドフランス終了までは保証があるので、安心。謳い文句では、保証範囲の故障が起こり、修理が即日に完了しない場合は、宿泊代もベンツが出してくれるそうだ。でも保障期間内は故障しないんだろうけど。
テーマ:ドイツ生活 - ジャンル:海外情報
- 2007/04/06(金) 08:22:00|
- Mercedes Benz A Class
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容赦なく、週末は近づく。4月6日の金曜日は祝日。イースター関連の週末、週明けで、多くのドイツ人は休みを取って長い週末を楽しんでるんだろう。金曜日から月曜日までの4日間の休み。僕はそんな休みは取れない。日曜日と月曜日のみ。
さて、フランダースの計画は、スタート観戦後、移動し、補給ゾーン1を観る、そして、Oude Kwaremontという上りを観てから補給ゾーン2へ行く。そして、一気にゴールのNinoveへ向かう。ゴール前のMuur-kapelmuurでは、あの自転車を押して歩く選手達の姿が見れると思うのだが、ゴール地点へ行く。
ファビアン・カンチラーラの両親がひょっとしたら、スタートかゴール(ゴールの可能性が高いが)へ居るんじゃなかと想像。だから探す。見つけたら挨拶。多分覚えていてくれてると思う。昨年からカンチラーラはフランダースに勝ちたいと言ってたから、このレースに掛ける意気込みは相当だと思う。だから両親を招いてるんじゃないかと。
Team CSC的には、パリ・ルーべで燃え尽きて引退を表明してるLars Michaelsenのパリ・ルーべへむけての仕上がりを見たい。また、CancellaraとMichaelsenと一緒に石畳で機材テストをしてたAllan Johansenも春のクラシックを狙ってるはず。また、クラッシックハンターと云えば、Karsten Kroonも出るし、豪華メンバーだ。これに春先から飛ばしまくってるStuart O'Gradyまででる。
O'GradyとCancellaraはサインをもらうのが難しい。これは僕にとっての難関だ。しかもサインをもらってるジャージもサインが増えて、残りの場所が少なくなってる。これも問題だ。フランドルとケルンのレースで順調にサインをもらうと確実に場所がなくなる。
Team CSCの2007ジャージの発売が超遅れてるのが問題。早くジャージを発売してくれないと、サインをもらう場所がなくなる。
紙(レース場で配布するチラシやら、新聞やら)にもらう連中も居るが、これは絶対にしない。サイン用のはがきサイズの写真にもらう連中も多い。これはサイン用のグッズなので許す。僕はチームジャージ。
しかもそのシーズンのデザイン。これが原則。でも今年はチームジャージの発売が遅れてるので、Team CSCのホームページで買えるカジュアルジャージにもらってる。本当はTeam CSCのサイクリングジャージにもらいたい。フランダースでは7人からサインをゲットすべく、がんばる。現在までの累計が14人の選手とリース監督の合計15人。もし、万が一フランダースで7人もらうと合計22人でもうジャージのキャパいっぱい。
さて、フランダースの後はケルンへ移動。ケルンから遠くないレバークーゼンがスタート地なので、その近くのキャンプ場を目指す。値段、設備(熱いシャワー)がよければ宿泊。テント張って寝袋で寝る。ガスコンロ持ってゆき、パスタ系の食事をする。翌朝はスタート地点へ早く行き、駐車する場所を確保。祝日なので、路上駐車が無料のはず。
ケルンのレースの計画では、スタート後補給ゾーンへ向かう。そしてゴールのケルンへ向かう。あと一ヶ所どこかへ寄れるかもしれない。
ケルンでは4人からサインをもらいたい。もしこれも万が一もらえたら、上記の22人とあわせて26人となり、ジャージのキャパオーバー必死。腕の部分やら、裏?にももらえるか?噂では5月にならないとTeam CSCのサイクリングジャージは発売されないらしい。どうしてくれるんだ。昨年はTeam CSCのサイクリングジャージの半そで、長袖にサインをもらい、そのシーズンの所属30人のうち27人を集めた。今年はペース的には飛ばしすぎだ。こんなに早く集まってしまって良いのか?
応援グッズは各選手の国旗。ルクセンブルクの赤いライオン(準国旗的な旗)を含め、全てそろってる。あとは自作にてCSCのロゴの旗を創りたい。
取らぬ狸の皮算用とは今の僕のことをさしますね。
テーマ:自転車(スポーツ用) - ジャンル:スポーツ
- 2007/04/06(金) 07:15:46|
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Criterium Internationalは終わった。休む暇はなく、次のレースの観戦計画を立てなくてはならない。
フランダースとケルン。これは4月8日(日曜日)と9日(月曜日)に行われる。月曜日はドイツでは休日(イースターの月曜日)なのだ。
ケルンのレースは3年前にゴール地点で観戦した。電車で出かけたし、当時は自転車(ロードレーサー)も無かった。今は車がある。だから、観戦グッズも持って出かける。車は移動手段だが、宿泊設備にもなる。土曜日の深夜(正確には日曜日の早朝)に移動し、Bruggeにて時間があれば、車の中で仮眠。ケルンに移動後スタート地点のレバークーゼンの近くのキャンプ場に宿泊予定だが、場合によっては車内泊となる可能性もある。今の時期、僕の地域では夜の最低気温は0度から6度。ケルンは0度から3度程度。寒いかも。
レース観戦をはじめた頃は電車で移動。その後レンタカー、そして現在は自分の車。車で移動し始めて、観戦方法が変った。一ヶ所に居る必要がない。「スタートで選手のサインをもらって、ゴールを見に行く」が最初のパターンで、「上記に加え、時間があれば、補給ゾーンも見に行く」と発展する。GPSナビゲーション装置を買ってからは、移動が楽になった。事前の準備が短くなり、より深くルートの検討もできるようになった。
Ronde van Vlaanderenは石畳と急勾配で知られてるレース。レース終盤の石畳の急勾配では選手達が自転車から降りて、押すシーンも観ることができる。昨年はテレビで見た。今年は生で見てみたい気もする。
スタート地点のBruggeが遠いのが難点。燃費が悪くなるのを覚悟でスピードを出しながら移動しなくてはならない。そして2ヶ所ある補給ゾーン。幸いこの2ヵ所間は距離がそれほど無いので、交通止めを食らっても自転車で移動が可能。
アムステルゴールドレース等の経験から推測すると、交通止めはレースが通過する一瞬しか行わない。それ以外は普通に車が行き交ってると思う。もちろん、有名な上りは観客が押し寄せてるので、危険を避けるため、長時間交通止めをしてる可能性はある。そして、そのような有名な上りに近づくためには駐車する場所も探さなくてはならない。警察も一時的に観戦に来る客の車が一帯に駐車するのは仕方ないと思ってるらしい。アムステルゴールドレースでのカウベルクがその例で、一帯の住宅地には車があふれてるが、特に交通を阻害しないかぎりは、警察も地元住民も違反気味の駐車を黙認してる様子。
さて、このような希望的観測を元に移動ルートを検討する。
一方ケルンのレースでもルートの検討は必要。ああ忙しい。
- 2007/04/04(水) 09:26:04|
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