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欧州自転車レース追っかけ日記

欧州在住者が自転車レースを追い掛けてる日記とか

Team Gerolsteinerの店じまいセール

この雑誌(Tour Magazin)の最新号に例のTeam Gerolsteinerの店じまいセールの記事が載ってた。立ち読みしただけだですが。大見出しがAusverkaufでドイツ語でバーゲンセールの意味。

記事は読んでない。ドイツ語不自由だし。立ち読みだし。でも写真とその説明文だけで内容は分かる。写真を見るとハンス・ミヒャエル・ホルツアー氏もそこに居た。自転車のフレーム、車輪、サングラス、シマノの部品、衣類が多くは「中古品」の注意書きと共に展示されてる。それとTeam Gerolsteinerのジャージを着てサイズを見てるファン達。でも表情が暗い。だってお葬式ですよね、これって。

レジの前に並ぶファン達の足元の写真。かなりの規模のセールだったようだ。お金が余ってれば、行ってみたかった。中古品とは云え、かなり大きな自転車屋さんの店じまいセールみたいな感じだったようだ。

で、さらにCyclingnews.comの記事だと、Milramもスポンサー停止を検討中らしい。もしスポンサー停止となれば、ProTourリーグのドイツ登録のチームが消滅。あらら。多くのTeam GerolsteinerファンがTeam Milramファンになるのに、さらにTeam Milramも消滅?

でドイツを離れる僕には、本当に「さよならドイツ」という感じだ。ドイツの国技はやはりサッカーですね。サッカーのイベントがあると、街が静かになる。皆テレビ観戦してるらしい。僕はサッカーは本当に観ないですね。日本に居た時は、地元のJ2チームを応援してたし、その後J1に昇格した時もうれしかった。サッカーは面白いスポーツだが、一度自転車ロードレースの面白さを知ってからは、すっかりご無沙汰になった。

これは非国民的発言だが、サッカーのワールドカップがドイツで開催された2006年には当然ドイツに居たが、テレビでも一試合も観てない。どこがどう勝ったとかも全く気にしてなかった。

ドイツはこのまま自転車ロードレースを忘れ、サッカー好きな国となってくれて結構だ。テレビの前に噛付いてろ、って、そこまで棄て台詞風に言うつもりはない。サッカーは面白いスポーツですよ。サッカーファンの方は勘ちがいしないでください。サッカーは面白いスポーツです。単にやりきれない気持ちを何かにぶつけたいだけです。

テーマ:自転車ロードレース - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/11/28(金) 00:47:43|
  2. Bike Races
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Luxembourg, here I come!

やっぱり、ルクセンブルクに行くことにしました。過去3ヵ月間、求職活動してて、あちこちに履歴書送ったりしてたのですが、最終的にルクセンブルクという土地に引かれて、職を選びました。

来期からはルクセンブルクを拠点に自転車レースを追いかけます。ベルギー、オランダ、フランス(パリ等)には近くなります。一方で、スイスはちょっと遠くなります。ドイツ国内のレースが消滅してるので、ドイツに残る未練はありません。

ドイツは日本と年金相互協定があったりとか、日本人であることで得することもあるのです。例えば、免許は日本の免許から手数料とか、ちょっとした書類だけで書換え可能だとか。

でも、ルクセンブルクにはルクセンブルクの魅力があります。フランスっぽい所とか、シュレック兄弟が居るとか、西欧州地域のど真ん中という地理的条件やら。

直ぐに労働ビザを取得する書類をそろえなくてはなりません。現在の在ドイツ領事館(僕の地域の管轄)か、ルクセンブルクの大使館(領事館?)に連絡して必要書類をそろえる必要があります。出生証明とか、日本で犯罪に関わってないという証明書(のような書類らしい)とかをゲットしなくてはならない。

あと引越しするので、荷物まとめて、レンタカー予約してとか。現在所有してる車をルクセンブルク登録するべくやることもある。

さて、数日前のエントリーでシュレック兄弟の所在について、触れましたが、どうやらアンディーは金曜にルクセンブルクで目撃された後、週末にはデンマークへ向かった様子です。兄のフランクも一緒にSaxo Bank IT Factoryのキャンプに参加してる記事を読みました。12月9日にルクセンブルクの当局が兄のドーピングの件でなにか予定してるというニュースもあった。(上記はCyclingnews.comにて入手した情報)

さて、自分の趣味を優先して仕事と居住地(国!ですよ、別の国に引越しですよ!)を選んで良いのか。でもここ数年ずっとルクセンブルクに住みたいと考えてたから、今回の選択は間違ってないはずだとも思ってます。

という事で、日本の「春クラシック観戦」仲間の皆さん、来期はルクセンブルクから合流しますよ。どうせなら、ルクセンブルクにも足をのばしませんか。街を案内し、シュレックファンクラブの公式集会所へもお連れできますよ。
  1. 2008/11/26(水) 16:36:06|
  2. Calendar and Results
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新城幸也選手

隠す必要もないが、今まで彼のことをほとんど知らなかった。日本人のレース観戦仲間達の口から彼の名前が出ることはあった。だから、名前は知ってた。経歴もちょっとしってた。でも、欧州の僕が観戦するレースに出ることがなかったので、注目してなかった。反省して懺悔します。

来期から多分彼と遭遇する機会が多くなるだろう。Bouygues Telecomに所属だそうだ。ただし、Bouygues Telecom自体のステータス(ProTourチームとしての登録)は現時点では決定してない。ProTourチームの登録が認められれば、自動的に有名レースに出場できるから、遭遇チャンスは増える。

これまでも日本人選手には声を掛けてきた。異国の地で「こんにちは、今日は応援してますよ」という声援が少しでも足しになればと思ってのこと。複数回遭遇するとこちらのことを確実に覚えてもらえる。来期は新城選手のことも応援します。


さて、現在はシーズンオフだが、来期に向け各チームがキャンプを開くニュースを聞く。ガーミンのトレーニングキャンプのニュースもあった。このガーミンには僕が応援するクリスチャン・ヴァンデ・ヴェルデが居る。Team CSCに所属してた時に親しくなった。2008年のツールでその潜在能力を示し、注目されるようになった。2008年のシーズン当初(ガーミンに移籍した年)はバクステット、ザブリスキー、ミラーの名前だけがメディアに紹介され、なんで、クリスチャンの名前が表に出ないんだよ、奴は良い奴(ファンを大事にしてくれる)だし、オールラウンダーで、やればできる子なんだぞ、と不満だった。

で、2009年は、恐らく本人がちょっと嫌になるくらい、メディアからの取材やらが多くなるだろう。当然、ツールでの表彰台を狙える実力を示したのだから、チーム内ではエース扱いだし。でも、彼は気さくで天狗になるタイプじゃない(と思う)。ほんとに良い奴なんですよ。そういう選手を応援して行くつもりです。僕の主義は、有名で騒がれてる選手に擦り寄って行くんじゃないんですよ、性格の良い奴を応援したいんですよ。そこのところをお間違えなく。

そう言えば、バクステットの想い出を一つ。2008年のツール期間中。あれは、どのステージだったかな。とにかく、前のステージの観戦場所から移動して、次のステージの山を目指したが、午後4時頃に麓で締め出しとなった。山に登れないし、迂回路もないので、手前での観戦とした。麓の近くで適当な野キャンプ場所を探してると、丁度良い広場があり、そこには先客(キャンピングカー数台、乗用車数台)が陣取ってた。

そこで、びっくり再会したのが、前年のアスタナ失望おじさん。07年ツアーのブログに書いてますが、長年のT-Mobileファンで、特にクローデンのファンだったが、クローデンのアスタナ移籍に合わせ、自分のキャンピングカーにアスタナカラーのストライプを施して、仲良く夫婦で追いかけしてるドイツ人のおじさん。アスタナの途中撤退を受け、落ち込んで、自暴自棄になり、来年どうするかわからん、と言ってたのだ。でも元気に復活してた。

彼も僕をみて、「おー、また遭ったな」と喜んでくれた。彼は08年のツアー前に、チームハイロードに転向してて、車のストライプもハイロードカラーになってた。旗も製作(プロの旗、垂れ幕屋さんに発注した本格的な旗)してた。彼曰く、「ツール直前にコロンビアのスポンサー発表があり、一体、どのような色になるのか発表されずに、悩んだが、時間が無かったので、ハイロードカラーでコロンビアのロゴの旗を作っちゃったら、...青になちゃってて」と。笑ってた。彼等(夫婦)はTシャツも特性のを製作してる。それは、胸部分にドイツ(Deutschland)と書き、国籍をさらし、背中に(奥さんは、Gaby on Tourのように名前入りで、いまツール追っかけ中)は自分の名前をさらすというすばらしいデザインのTシャツ。これを着るという筋金入りのファン。どこかにその写真があるのだが、整理しなきゃ。

その時は彼等と一緒に居た別のドイツ人家族のために、彼等の応援するチーム名を道路にペイントしました。お礼にビールもらったり。

さて、前置きはそこまでで、バクステットの想い出とは、翌日の実際のステージでのこと。小さな逃げがあり、数分後、大きな集団が通過。チームカーも通過。関係者の車両も通過。そこに居た追っかけ常連のファン達は、マナーが良いから、警察の車両(Fin de Courseと書かれてる)が最終的に通過すするのを確認してから次の場所へ移動することに慣れてる。

で、待ったが、このレース最後尾の車両が来ない。5分、10分しても来ない。僕らファン達の間で、フランス人とかベルギー人も居たが、「あれ、最終車両通過した???」、「いや、未だだぞ」と、そわそわキョロキョロ。その時、一人のライダーが到着。それが、もちろん、バクステット。この山の麓に来るまでに、アップダウンがあったのだ。そして、「重力と戦う男」バクステットが一人遅れてきたのだ。彼がその日、タイムアウトしたかも覚えて無いが。彼が通過すると、レース(フランス語でCourse)最終車両も通過し、後は蜘蛛の子を散らしたように我々も退散。

これを読んで頂いてる日本のファンの皆さん、ツールの追いかけとは、こんな感じです。毎年会うんですよ、楽しい人たちと。そして、「あー、また遭ったな」と国籍、人種、言語の違いに関係なく、互いの健闘を励ましあうんですよ。楽しいですよ。

(追記)今、考えると、このバクステットの大遅れステージはSuper Besse(スペール・べス)の頂上ゴールの次の日だった気がする。スペール・べスでデンマーク人親子と再会して、この次のステージでも沿道に居る彼等を目撃したと記憶してる。

テーマ:自転車ロードレース - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/11/26(水) 00:55:49|
  2. Bike Races
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いよいよフランス語の本格的な習得が

もしルクセンブルク国に潜りこむことに成功すれば、フランス語を習得する事が必要になる。少しずつ勉強はしてたが、真剣に取り組まなくてはならない。英語も通じる。でも、今回も面接するために訪ねた際に、道名を、通りすがりの人に尋ねたが、英語で聞いても、返事がフランス語だったし、こちらからフランス語で聞いた方が、よく通じた。そういう土地柄なのですよ。

ルクセンブルクの旧領土で全くフランス語圏だったベルギー寄りの北側はベルギーに割譲したという歴史があるわけです。そこは現在ベルギーのルクセンブルク州となってる。

南側の方はルクセンブルク語が生活言語で、現地人の知合い同士が親しく話す場合は、ルクセンブルク語です(ルクセンブルク語とはフランス語の影響を受けたドイツ語の方言)。そんな人々でも、街で知らない人に話し掛ける場合はフランス語をつかうだろう。やはり、フランス語が大事なのですよ。以前も書いたことですが、フランスとの国境線は「畑のあぜ道」とかだったりするわけですから。

フランス語は高校生の時から興味があり、少し勉強したし、大学の第二外国語でも習いかけた。結局ドイツ語にしちゃったんだけど。今後悔してる次第です。

ということで、もし、ルクセンブルクに住んだら、VoxMobile (http://www.vox.lu/)にてiPhoneでも契約しようかな。ドイツのキャリアー(T-Mobile)にくらべて料金プランがすこしお得です。国土が狭いので通話エリアが狭い(って、当たり前だ)が、そのために設備投資が少なくて済むのだろう。基本契約金額に含まれてる無料通話、無料SMS、無料パケット通信分が多いし。

まあ取らぬ狸の話をしてもしかたない。結論は後日だします。
  1. 2008/11/25(火) 10:40:49|
  2. Learning French
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ルクセンブルクに行ってきた

前日のエントリーの大事な用事で出かけた先はルクセンブルクでした。大事な用事は職探しです。なんとか、ルクセンブルクで働けそうな気がします。前からルクセンブルクで働いて、住めたら最高だなと思ってたのですが、今回はチャンスですね。

ということで、来期はルクセンブルクを拠点に活動することになりそうです。まだ決定はしてませんが、住む場所を早く決めて、安らかな年越しをしたいです。

その仕事の面談の中で、シュレック兄弟の話題もでました。アンディーは先週の金曜日の晩、バーで目撃されてます。アンディーは現在ルクセンブルクに居るみたいです。フランクは彼女と週末を過ごしたのか。それともルクセンブルクに居ないのか。彼等は寒いなかちゃんとトレーニングしてるのかな。ここ数日雪模様で、ルクセンブルクとドイツの国境線のモーゼル川の両側の丘陵地は雪景色。ひょっとしたら室内でローラー漕いでたかもと想像。もし、ルクセンブルクに住むことになれば、レース会場以外での目撃、遭遇が期待できます。

「お前ストーカーか?」とシュレック兄弟に言われてみたいです。それでは。
  1. 2008/11/25(火) 00:20:31|
  2. Info Luxembourg
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初雪です

昨日(土曜日11月22日、多分21日の深夜から?)この地域で初雪が積もりました。その前日からニュースではドイツ北部で積雪があり、かなりの荒れ模様だと、伝えられていました。僕の地域は南部の平地なので、通常冬季にもあまり積雪がありません。

で、土曜日起きたら、屋根、自動車の屋根、草の上等に2センチメートル程度の積雪があってびっくり。道路等には積雪は無し。交通がマヒする程度ではない。

そして、今日日曜日も夕刻からうっすらと雪模様。昼から車で出かける用事があり、帰り道は雪でした。街中はシャーベット状の雪が路面に残る程度で、発信時やら路面電車のレールをまたぐ際にスリップしました。アウトバーン上は積雪はなかったので、速度を落とし気味の安全運転で無事帰還。

明日は早朝から車で出かける用事があり、ちょっと心配。途中の山(と言っても、海抜で400メートルとか500メートル程度)区間はひょっとすると積もってるかも。大事な用事なので、なんとしても行かなきゃならない。運転時間を3時間から4時間弱を予定。雪さえなければ、3時間掛からないはずなのだが。

  1. 2008/11/23(日) 22:38:03|
  2. Things European
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秋深まる頃

最近身辺のことで落ち着かず、自転車も乗ってない。当然ブログの更新もしてない。
それでは申し訳ないので、少しだけ更新。

まず携帯電話の話題。以前から使ってた携帯電話(契約)を辞めて、プレペイド式にしようと思った。そこで、携帯電話会社に契約終了させてくれと手紙を書いた。数日後カスタマーサービスから電話がきた。「手紙を送る時期が遅すぎるので、現在の契約はあと1年は続く、...」ということだった。最初の2年は縛りがあって、その後何も言わなければ自動的に1年づつ更新されるそうで、その更新月の3ヵ月前に手紙を送らないと契約を切れない、と言われた。僕の初期契約が11月だったので、来年の11月まで契約は続く。トホホ。

他に、既に5年間使ってる携帯を買い換えたいと思った。現在のものは5年ももった。MP3プレーヤー機能付きの携帯にしたかったのだ。音楽よりは語学勉強のための音声を聞きたいのです。でも、結構な値段がする。NokiaのXpressMusicシリーズにしようと思って、機種の検討もした。日本ではノキアはマイナーだが、ここ欧州では超メジャーです。なんたって世界一のシェアですからね。

その中でXpressMusicシリーズは携帯電話に音楽再生専用ボタン(マキ戻し、再生・停止・一時停止、早送り)の専用ボタンがついてるものを言う。いちいち携帯のメニューからたどらなくても、直ぐに音声ファイルの再生等ができる仕掛け。

日本では携帯電話は折りたたみ式が多い様子。こちらはバー状(そのままの形)、スライド式の順で多く、折りたたみはマイナーです。メーカーシェアでも日本とは全然違う。日本製の携帯は多少前は見たが、最近は全く見ない。日本メーカーは一時撤退した様子だったしね。

現在使ってるのはソニー・エリクソン製の折りたたみ式です。何時になったら新しい携帯が買えるのか。
  1. 2008/11/14(金) 16:08:12|
  2. Things European
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