ツールドフランスの時期に移籍やらの話題がでるのは例年のこと。
ツールから帰って、インターネットにつながって、早速色々とニュースが入る。Team CSCからアメリカ人2人が出てゆくらしい。ドーフィネリベレ、ツールと追いかけ続けたクリスチャン・ヴァンデ・ヴェルデとデイヴィッド・ザブリスキーだ。確定らしい。残念だ。でも、これからも応援する。アメリカのレースを中心にでてるチームだから、遭遇のチャンスは減るだろうが、プロツアーチームの混乱で、ツールのワイルドカードの可能性が高いらしいので、また来年も会えるだろう。
Team CSCのサイトを見ると、選手達の契約終了年が静かに更新されてる。例えば、Jens Voigtは2009年末までの更新、アーヴェセンやら、フランク・シュレックも2009年末まで。
来年も張り切ってTeam CSCのファン続ける予定です。
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- 2007/07/30(月) 17:26:20|
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やっと帰ってきた。フランスは広い。都市の中心部を除けば、巨大な田舎。インターネットに繋げる環境は見つからなかった。今自分の部屋からこれを書いてます。ツール中に書き留めたメモ程度のものがノートブックに残ってます。それを編集してアップデートします。しばらくの時間をください。
ライプハイマー家と遭遇しました。兄のロブ(ロバートの短縮)はリーヴァイにそっくりでした。GO LEVIのお話も書きます。
ツール観戦は楽しかったです。
キャラバングッズもほぼすべて集めてきたので、写真にて紹介できます。
シャンゼリゼ通りは昨年より人が少なかった。天気が悪く、近所からの家族連れが減ったせいだろうか。ラスムーセンの件でデンマーク人の集まりが悪かった気がする。一方、オーストラリア人達は威勢が良かった。
最後のパレードでは昨年に引き続きTeam CSC選手達が僕達の前に下りてきてくれた。カンチラーラからも応援ありがとうの感謝の言葉をもらったしね。フランク・シュレックは僕のルクセンブルクの旗を持って行った。「あとで返す」言ったが、もともと(シュレックママと同行してた)シュレックファンクラブからもらった旗なので、返却の必要はないけどね。
とまあ、無事に帰還した報告だけ。
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- 2007/07/30(月) 15:36:59|
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放送を観ると、ちゃんと新しいスポンサーのロゴが入ってる。チームのサイトにもツールからスポンサー開始と発表されてたから、意地でもロゴを入れないと契約違反。選手のユニフォームには目立たなかったので、確認できなかったが、カンチのユニフォームにははっきり確認できた。表彰台帽子にも以前のスポンサーの部分に大きくのってる。この新しい帽子は早くゲットしよう。(仲の良い)チーム関係者からもらうのが早い。でも数が足りないので無理だと思う。期待せずにおこう。
さて、転倒したオグレイディーの具合は不明のまま。どうなるのか。明日のスタート可能か。その先続けられるのか。
ということでフレッシュなネタを提供できるのは月曜日以降です。日本時間だと火曜日以降。写真も月曜日には撮れますしね。多分。
ネットを2時間使えるカードを買ったので、それまで粘る。そのころにはバッテリーも100%充電になるだろう。
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- 2007/07/08(日) 04:26:09|
- Team CSC
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まったく思い通りに事は進まない。
今はベルギーのGentにある高速道路のサービスエリアでブログを更新中。このサービスエリアのレストランにはWireless Internet、Telnet Hotspotという宣伝(旗とカフェの大きな日傘)があった。車をレストランの側に止め、ノートブックを開いてみた。すると、ネットワークには入れて、このサービス提供元のホームページにつながる。それ以上のアクセスはできない。それを見ると、有料にてインターネットサービスを提供してる。レジのお姉さんに聞くと、ヴァウチャー(日本語的に言うと金券、クーポン券)がここで購入可能。実はGentの街で車を停める度にWLanがあるかを確かめたが、驚くことに市街地の(アパート風の建物側)ならどこでも電波は飛んでた。それも複数。しかし、ほとんどがパスワードを必要とする設定、ってあたり前。でも2回ほどパスワード無しの設定のWLanをキャッチ。数十秒間はネットにつながった。みなさん、自分のWLanは大丈夫ですか?
あと一箇所でもつながったが、これも有料サービスを提供してる業者のサイトにつながった。
とにかく、このwww.telnethotspot.beあるいはwww.telnethotspot.luはベルギーとルクセンブルクでサービス提供してる業者。レジのお姉さんに電気ももらえるかな、と聞いたら、「コンセントがあれば、でも(場所が)わからない」と言われた。そして、コーヒーも買って、キョロキョロして、現在のテーブルを発見。そして、電気もいただいてます。レジでクレジットカードサイズのカード(紙製)をもらう。ユーザー名と(シールが貼られて隠されてる)パスワードが書いてある。
さて、ロンドンに行かなかった理由を作ったおじさんから連絡いまだに来ない。だから、もうどうなってるの?と言いたaい。彼はGentの街のどこかに会社を持ってるんだろうけど、住所がわからなければ探しようがない。明日の日曜日何しよう。
ともかく、プロローグはテレビ観戦DVB(デジタル放送)の電波があり、2局観れる。16時からカンチラーラの表彰式までばっちり観れた。最初のスタート走者からの生中継。
明日はロンドンからカンタベリーまでのステージ。やはり、さびしくテレビ観戦?
月曜日はこのGentがゴール地。街の中心にはゴールへ向かう道に観客席がすでにならんでる。多数。最後は周回するのか?あれだけの観客席を広範囲に並べて一回通り過ぎるだけとはさびしいぞ。
ヘント(と読むと思うが)のショッピングセンターにて(アメリカ風に言うとモール)にてオランダ語版のツールオフィシャルプログラムを購入。6.95ユーロなり。すでにフランス語版もあるから、2つ目。各国ですこしづつ内容が違う。その国の期待選手等のインタビュー等が補充されてるし、広告も違う。たとえば、オランダ語版だとラボバンクに衣類を提供してるAGUが大きく広告だしてるし、ラボバンクの記事が多い。
明日はブログを更新する価値があるようなことに遭遇するか不明。ヘントの街を観光して写真でも撮る?
- 2007/07/08(日) 04:05:27|
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話はドーフィネリベレのタイムトライアルのステージの日に戻る。この日僕は朝からTeam CSCのボランティアスタッフ(になりきって)として働いてた。メカニックがMANのロゴシールの痕を消してた。そのことを他のスタッフも入れて「残念だね」と言ったのだが、スタッフのJamesが「新しいスポンサーと交渉中だから、決まったらこの上(落ちにくいシールの痕)に貼れるかもね」と言った。
すでに新しいスポンサー交渉は始まってたのだ。そして本日正式に発表された。どんなロゴをジャージに描くのかはわからないが、masterseek(tm)となるのか、或いはターバンをかぶった男の絵がジャージに載るのか。このターバン男は所謂ランプの中からでてくるあのジニー(アラジンと魔法のランプ)だよね?
ドイツ国内ので自転車レース界のドーピング事件に対する反応(拒否反応)は大きい。チームへのスポンサー停止の他、レースへのスポンサー停止のニュースも続く。最近はRheinland-Pfarz-Rad-Rundfahrtの責任者がスポンサーが下りてしまって、来年のレース開催がダメかも、と声明を発表。ケルン一周に続き、衝撃。
Eurosportのドイツ語版の自転車レース解説では一番の人気のJens Heppnerも解説者としての契約をEurosportから切られた。彼自身は現役時代のドーピングを認めてないが、彼がテレコムに在籍したテレコム黄金時代の同僚のほぼ全てがドーピングに手を染めたと認めてるのが理由。なにせ、その時代の監督(Godefroot)もアスタナのアドバイザーのポジションを降りることになったし。ヘップナーは自分のチーム(Wiesenhof-Felt)のWiesenhofからも契約切られて、来シーズンのスポンサー探ししてるところだろうし、かわいそうだ。チーム消滅?
ドイツ国内の自転車レースが多少減少するかも。残念だな。でもサッカー界のドーピングの件はどうなったんだ?なんで、自転車レースだけのドーピング事件が注目されるんだ。
さて、郵便局行って日本向けの荷物発送します。そして、荷造りをしあげて、ツールドフランスへ出かけます。今回初めてノートブックから(まだ自宅の部屋内ですが)ブログ更新してみました。
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- 2007/07/05(木) 18:03:22|
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これが、le Mont Ventouxの頂上直前。ピントがどこか、異次元へ飛んで行ってしまってる一枚。ヴィノクロフとカザフスタン男(と彼女か嫁さんか)が一枚の構図に入ってて、すばらしいのだが、ピントが合ってない。誰か僕に高性能カメラ頂戴。日本のサイクリングサイトの運営者の皆さん、カメラさえ頂ければ、すごい写真撮れますよ、僕。
これも偶然の一枚。フランス人の女の子にせがまれて、描いたVINOの文字を写真に撮ったら、なぜかカザフスタン男が一緒に撮れてる。決して意図したわけじゃないが、カザフスタン男の怨念が念写されたのか?
ここにさらす。この向って右のブロンドの女の子がVINOと描けと僕にせがんだ。彼女はヴィノクロフファン。彼女は英語も上手だった。向って左の女の子にメールアドレスあげたのに、メール来ないじゃん。だから、バツとしてここにさらす。
(ツールドフランスから帰ってきてメールチェックしてたら、メール着てたので、さらすのはやめます。ツールをテレビで観てて僕を発見したとのこと。彼女にはお土産話を書いてあげます。)
そして、これが、ステージを捕ったモローの写真。すでに勝利を確信してるモローは表情に余裕がある。
この日、キャラクターの被る二人が仲良く上ってきた。英国人、TTスペシャリストと言えば...この2人。話も合うのか?
これもペイント例。グストフとザブリスキー。
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- 2007/07/05(木) 09:17:18|
- Bike Races
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キャンプ場のことは落ち着いたら詳しく書きます。ツールドフランスの追いかけでも利用するし。今回は手始めに写真を載せてみます。
ある日のディナー風景。組み立て式のアルミミニテーブルに、Trangia製のアルコール燃料クッカー、コーヒー豆入れとなってる今は無きLiberty Seguros-Wurthのビドン(ジロ2005年ベルギーステージにて拾った)、側のやつがコーヒーを入れる器具(フレンチプレス)、アルコール燃料、カレーチキン味のピラフ風インスタント食品。こんな風な簡素な食事とサラミ、果物を食べました。
これが典型的なトイレ・洗面所の風景。トイレ内でカメラを持って写真撮ってると怪しいので、深夜、皆が寝静まった時間にビクビクしながら撮りました。
これも典型的なシャワー個室。概ねぬるいお湯がでてきます。
色々な受け付けがありましたが、これはちょっと可愛い例。
こんな感じで草むらの上に車を停め、テントを張ります。ここはAnnecyの湖のほとりのキャンプ場。大きなシェパードに飛びつかれたキャンプ場。夕刻は冷えてきたので、テント内でスパゲッティーボローニャ風を作った。
関係無いが、ガソリンスタンドの飼い猫。これは馴らした後。猫は移動する乗り物が嫌いなので、キャンピングカーで連れて来る家族は見ない。警戒心の強い猫と仲良くなるのは難しい。
これも関係ないが、テレグラフ峠を上りきる直前。僕の描いた道路ペイントの上を通過するモロー、エヴァンス、ピエポリのグループ。道路ペイントがないと実に寂しい構図になる。この日、モローはリーダージャージをゲットする。
さらに、キャンプとは関係ないCol de la Forclazに描いた「重力うぜー」のペイント。
- 2007/07/05(木) 03:51:24|
- Camping in Europe
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ツール前にすることはたくさんある。その一つが春先からのレース観戦後に残ったものの整理。
ハードディスクレコーダーにたまった録画ファイルをDVDに移動させる。そして、ハードディスクレコーダーの空き容量を増やし、Eurosportの放送予定を見てプログラムをする。しかし、プログラム数が足りない(最大16)なので、前半のステージしか録画できない。残りは仕事先の同僚に頼む。今晩彼の部屋にお邪魔する予定。しかし、このDVDへのダビングが難航。短い録画時間(或は録画品質を落とす)と生ファイルとしてDVDへダビングできる。これはあっという間に終わる。でも、大きなファイル等は再生しながら、DVDへ入るサイズに録画となる。2、3日前から今年の春からのレースを観ることになりました。録画したままで見てないレースもあり、なんか新鮮な感じがする一方、時間の消費なので辛い(涙)。
SDメモリーカードの中にたまったファイルも移動。DVDに焼くなりしてメモリーカードを空にする。
それと平行して、日本へ送る荷物を梱包中。5日の朝には郵便局へ行く予定。あくまでも予定です(汗)。
写真を整理。カザフスタン男の写真。拡声器とラジカセが小道具。この日はコースを示す矢印の裏にカザフスタンと描いた小道具を製作してた。でもボールペンしか持ってなく、塗りつぶしに苦労してた。そこで、僕の太い(サイン用)のペンを進呈した。またツールドフランスの山の上で再会できるだろうか?
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- 2007/07/05(木) 00:54:09|
- Bike Races
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ツールフランス期間中は更新が不定期になります。ノートブック型PCを入手したので、インターネット環境が使える場所があれば接続し、ブログを更新します。
期間中はレースを待ちながら、或は夕刻キャンプ場等で書き溜めて、WLANが使える場所に来たら更新となります。頻繁には更新できると思いません。
デジタルカメラの画像もできるだけ(事前に加工する手間が必要ですが)載せるつもりです。カメラの性能差って、すごいですね。例えば、僕のブログからリンクを貼ってるsasoさんや、結城さんの写真を見ると、望遠で捕らえた画像でもはっきりピントなりが合ってて、画像の乱れがないのに、僕のは全くダメ。一眼レフタイプのデジタルカメラなら良い写真が撮れるでしょうけど。
(こちらの現地時間)5日の午後(日本時間だと5日の深夜)に出かける予定にしてます。6日のロンドンのチームプレゼンテーションは見られません。6日にベルギーで落ち合う人が居て、7日、8日もベルギーにとどまると思います。(まだその人から連絡が来てないのが心配だが)
9日のベルギーのステージをチラッと観戦。その後は全てのステージを追いかける予定です。
- 2007/07/04(水) 19:19:54|
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ヘニンガー塔1周レースでもであった彼にはメールアドレスをあげたから、もしかするとメールが来るかも。まあ、それはどうでも良い。
彼の話だと、このヴィースバーデンとハイデルベルク(Wiesbaden, Heidelberg)は第二次世界大戦時に米軍(連合国側)が空爆をしなかった都市。占領後の本部を設置するために、わざと爆撃をしなかった街だそうだ。ドイツ降伏後、米軍は迅速にこれら2つの街に入り、迅速に本部を設置した。すでに、街の構造は隅から隅まで知ってて、どの建物を使うかも決まってたそうだ。
金持ちが多い街とのことで、僕等が構えてた坂の上には豪邸がたくさんあった。どこでも「丘の上に豪邸」というのは同じらしい。
(我々は皆英語で会話してました)その側に居たドイツ人ともお話をした。彼は細身の背が高い(190cm以上?)の男性。その日は歩き易いから、SPD(つまりシマノのマウンテンバイク用べダル)で来てました。ロードバイクも有って、両方を僕と同じNOKONで仕上げてるというこだわりの男性でした。彼もサーベロが欲しかったが、彼のサイズがない(64!!)のであきらめたそうな。確かに脚が長いが、64とは。
彼曰く、「フレームサイズが小さいほうが、コンパクトフレームって美しいよね」。「64だとすでに三角じゃないよね」と言うと、確かに、と笑ってた。身長が大きい人の悩みは、「サイズが無い、三角が綺麗じゃない(台形になる)し、コラムスペーサー増量」。
車に戻って帰り仕度をしてると、英語話す?と夫人が話し掛けてきた。「英語話す」と話し掛けてくる夫人には注意!例のキリスト系の布教活動です。「あれ、まずい」と思ったが、実は彼女の布教活動は全く違った。彼女の息子さんが、イタリアでバイクデザインをしてるそうな。
ここ(http://www.crisptitanium.com/)の名刺もらった。よろしく、とのこと。
もし、このクリスプでチタン自転車を購入する際は、お母さんが、ドイツ選手権の会場で一生懸命宣伝活動してて、その際にお母さんから名刺をもらったTeam CSCファンの紹介で知った、と一言添えてください。決して「割引」はありませんが、彼は母の愛に感謝することでしょう。
基本が「つるし」じゃない、「フルオーダー」バイクの様子。心をこめて手作りしてくれるでしょう。本人はテキサスで学業を納めてるので、アメリカ人なのか。テキサス出身の米国男性が、ドイツに(兵役の)駐留中にドイツ人女性と結婚し、息子をもうけた。その息子が米国が学業を納めて、欧州で仕事を始めた。母親と父親は引退してドイツ在住?(それとも父親がドイツ人で、母親米国人?)
まあ、想像ではそんな感じだが、こだわりのチタンバイクらしいので、チタンバイクを検討してる方はぜひ。英語が通じるはず(って、母親がペラペラだし、本人テキサスの大学で勉強してるし)。
ドイツ(特に日本人、米国人)外国人の受け入れ制限が緩いのです。米軍に付属の民間人の仕事でドイツに来る米国人も多数。上記の様な事情でハイデルベルクは現在でも米国人が多い。
その他様々な事情で米国人がドイツには住んでます。その事情の一つが差別問題(人種差別、同性愛者差別)なのです。こちらでは肌の色での差別が希薄です。普段感じることはありません。同様に同性間の結婚(英国等では異性間の結婚と同じ権利ですが)はほぼ異性間の結婚と同じです。子供を養子にする場合の規制がある程度です。
米国に住んだことがあるので、欧州に来た時に、その違いには驚きました。欧州人の多くが米国を嫌うのには政治的な理由の他にも、文化の違いがあるんだと思います。
まあ、僕は米国大好き派なので、米国のことは擁護しますけどね。
- 2007/07/03(火) 06:26:49|
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写真を見てたら、出て来た一枚。これが、のぼりでのアタックが決まった瞬間。Sinkewitz、Wegmann、Kneesと最終表彰台の3人がものすごい形相で上ってくる様子。ここで勝敗が分かれた。これ以降の最後3周回はこのまま進行する。
まだ初期の周回時。ここがPlatter Strasse。上ってる。先頭グループの初期は20人程度のグループだった。ここに居た選手たちは直感的に逃げが決まると思ったのか、それとも、チームオーダーで逃げに乗ったのか?一旦逃げが決まると、集団が追い上げるのが難しいのは分かってと思う。
これは、最終周回の一つ前の周回での上り。最後の3周回をこの2人で逃げ、最後まで逃げ切った。
中盤の周回でのJens Voigtの上り。中盤の上りと終盤の上りでは、全ての選手の様子が違う。最後に近いほど、上りが辛くなってるのが見て分かる。
ゼッケン167のIgor Leonovichについて触れなくてはならない。 通過する際に彼のゼッケンを読んだのだが、多分167番の彼に間違いない。最終結果を見るとゴールしてない。残念ながら、タイムオーバーだったんだろう。このRSC Wiesbaden所属のヘッセン出身の選手は印象に残った。
写真がないのが残念だ。彼は真っ白なジャージを着てた。最初は目立たない選手だったが、3周回目だと思ったが、彼は集団からでて、先頭グループへ渡ろうという試みにでた。単独で。その後も彼は先頭グループと集団との間で周回を重ねた。彼の後方にも3人の小グループが先頭を目指していた。彼等の勇敢な試みは最終的には失敗となるのだが、その試み自体が尊い。
終盤彼は後ろの3人に追いつかれる。そして、坂を登るのだが、他の3人(次の周回では一人脱落して、2名と彼になる)からも少し遅れ気味。そのもがき方は尋常じゃない。苦しんでる。坂の終わり付近でチームカーがビドンを差し出す。そして彼はビドンを取る、いや取らない。ドライバーと彼はビドンでつながったまま。そのまま車が加速して、彼を「坂の上まで押す」。これはレースジャッジに見つかると、罰金。でも我々観客も笑顔でそれを見逃す。この行為を2回見た。ただし、2回目にはチームカーの後方に2台の車が居て、クラクションを鳴らすので、上手く押せなかった。彼が来るたびに観客も期待。ビドンが出るかどうか楽しみ。彼が今回のレースの敢闘賞。Most Combative賞。本当に悪い意味じゃなくて、彼はすごい。
後に消滅するメイン集団。「タイタニック」集団。
ファビアンの喜び様は見てて、こちらも楽しくなる位でした。ドイツチャンピオンジャージのファスナーを挙げて、鼻から空気をすって、その着心地を確かめるような表情やら。
そしてお約束のメダル噛み。確か最初に噛んだのはSinkewitzだと思ったが、写真として残ってるのはファビアンのメダル噛み。
3位のクリスチャン・クネースはゴール直後にその場に座り込みました。本当に疲れた様子。この笑い顔も目が死んでませんか?アドレナリンが出てるファビアン以外はみんな疲労困憊の目をしてます。
2005年、2006年のコースが楽(じゃないんだけど)で、勝ってはいけない人が勝ったので、今年は難しいコースにしたのか。集団が全滅って、一体コースを設定して、それを承認した責任者は責任取るの?メイン集団揃ってタイムアウトって例、頻繁にあるんですか?
ドイツ選手権は来年はBochum(ボーフム)で開催されると車の拡声器から聞こえたのです。多分間違いない。Bochumには2006年にGiro Bochumに行った。するとあの周回コースがそのままドイツ選手権のコースになるのか?ちょっとはひねってくるんだろうか?Giro Bochumの周回コースは途中に住宅地内の短い坂はあるのだが、集団が本気になれば、逃げを捕まえれる程度の起伏でしかない。
警察としてはGiro Bochumと同じコースなら慣れた警備体制なので、楽だろう。でもそれでは芸が無い。でも基本が平坦な地形の街だからな。来年はスプリンター(チオレック辺り)が勝つかも。
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- 2007/07/02(月) 19:26:55|
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レースではレーススポンサーであり、有力女子チームのスポンサーでもあるNurnberger Versicherung(ニュルンベルク保険会社)が配り物をしてた。また大きな熱気球(ロゴ入りの、本当に空を飛べるやつ。8人程度乗れる?)を飛ばさず、公園に設置もしてた。配布物は帽子、旗、ラッチェ。僕はラッチェをもらった。他の配布物も持ってけ状態だったが、ラッチェだけをもらった。
これが表がわ。素材は木。大きさが分かる対象物を置くのを忘れましたが、取っ手の部分が約10cmで、回転する部分が13cm程度。
裏側。カリカリと音を立てる。しかし継続使用すると薄くなった木の部分が割れると思われる。今後改造する予定。色を塗って、Team CSC仕様に仕上げる。
坂の上でレースを待ちながら、民家の塀に座ってうとうと(早起きして眠かった)してたら、話し掛けてくる若者。彼はヘニンガー塔1周の補給地点で出会った青年。再会。
彼も自転車レースファンだが、自転車乗りではない。彼はサッカークラブに所属してて、サッカーがメインのスポーツ。Stutgartの世界戦にも来たいが、「その日曜日に出かけるとなると、コーチに話して許可をもらわないといけない」と言ってた。まあ、こうして出会いもあるわけです。
さて、ツールの準備しましょう。荷造りやら、買い物やら忙しいです。
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- 2007/07/02(月) 05:11:32|
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ゴール時には、ゴールゲートを20m程度過ぎた場所に居ました。祝福を受けて、カメラ・報道陣に囲まれるファビアン。その彼をカメラに収めようと若干望遠にして、カメラを構えてました。すると、彼はおもむろに、僕のすぐ前の仕切り(観客とコースを仕切るやつ)をひょっと乗り越えて、着ました。彼は僕の側(肩が触れるくらいの側)を通って、表彰台方向へ行くつもりだったのです。カメラを向けても、望遠気味にしてたので、近すぎて撮れない!近づきすぎだよ、ファビアン!近づく前と通り過ぎた後がカメラに残ってますけど。
そして、次には彼女の祝福を受けてました。
仕切りを乗り越えてるファビアン・ベークマン。
カメラの望遠を戻してる間に通り過ぎた彼。タイミング悪っ!
ドイツチャンピンジャージ(暫定、後に正式なチームデザインものになる)を着て嬉しそうなヴェークマン。
Sinkewitzは悔しそうな顔してました。残念そうでした。来年はBochumで開催されるそうですが、今年みたいな非スプリンターコースではないでしょう。すると、チャンスは無いだろうし。最後まで粘ったのにね。
坂を登るJens Voigtこの時点で(あと2周回残り)、先頭の2人からは2分から3分程度遅れてしまう。側に居るHHナンバー(ハンブルク)のおそらくレンタカーはTeam CSCのメカニックとSoigneurが乗ってる。チームカーを持ってくる余裕はない。すでにロンドンへ向ってるだろうし。朝の時点でTeam CSCのチームカーが無いから、Jensのサポートは?と思ってたら、最初の周回で向こうが僕を発見してくれて、クラクションを鳴らしてくれた。それで分かった。
HABT IHR ALLE GEDOPT?と読む(ハズ)。お前たち全員ドーピングしたのか?と書いてある。ここはWeinbergstrasseの終わりの近く。この先にテントがあって、FC Rheinland-Pfalz(FCはFahrrad Clubで自転車クラブという意味)のテントとEchte Kerle Dopen Nicht(本当の漢ならドーピングしない)と書いたTシャツを着て構えてた。販売もしてた様子。
この写真(スタート前のサイン台での選手紹介)を観て、何か気づきませんか?そうです、Linus Gardemannが髪型チェンジしてます。どうせすか、ちょっと大人っぽくなった?
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- 2007/07/02(月) 04:29:22|
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ドイツの新しいチャンピオンはファビアン・ベークマンでした。すべてを観ました。
レース展開を記憶をたよりに書きます。公式サイトからPDFの地図をダウンロードしてください。スタート地点から500m程度走ったところでIdsteiner Strasseという道に入ります。ここからすでに住宅地の中を抜ける激坂です。スタートしていきなり、立ち漕ぎしなくてはなりません。この道路を登って、Traenkwegに入って少し下り、そして、下り、上りとWeinbergstrasse進んでPlatter Strasseに入ります。このPlatter Strasseがまた緩いが、上り。そして、周回の後半も若干の平坦があるが、上り下りの連続。
スプリンターは絶対に勝ち目の無いコース設定でした。スプリンター達はコースを(前日に)一周視察して、直感的に「勝ち目無し」と思ったでしょう。レース当日は薄曇りの天気。雲の形がなく、どんよりと曇ったままの天気。じっと立ってる観客は暑くはないが、ちょっとでも動くと汗がでる気温。
このWeinbergstrasse(ちなみに、weinはワイン、bergは山、丘の意味)とPlatter Strasseの三叉路から、コースとなってる頂上付近へ上る登山列車が出てます。観光地になるような景勝地で、住宅地とは言え、立派な山でした。
最初の周回ですでに先頭に20名程度のグループが出来ました。ここには、T-Mobileのエース、Patrik Sinkewitz、Team Gerolsteinerのエース、Fabian WegmannとTeam CSCのJens Voigt等も居ました。周回を重ねるごとに集団との差が広がり、4周回目にはすでに7分を超えてました。
先頭グループと集団の差はその後11分と広がって行き、最後の3周回(最後の3周回程度だと思うけど、自信はない)では、集団は全滅しました。つまり、差が広がりすぎて(規定で15分でタイムアウトとアナウンスしてました)50人(程度は居たはず)程度の集団が強制退去となる始末。残り5周回の上りで、Jens Voigt、Patrik Sinkewitz、 Fabian Wegmann、Christian Knees(Team Milram)らがアタックします。次に坂を登ってきた際には、2人(Wegmann、Sinkewitz)が先頭、Knee、Voigt等が50秒遅れ、その他はさらに遅れて、という感じになります。
そして、最終周回の坂では、先頭の2人も明らかに消耗してると見えて、ふらふら(ですが、意地と根性で)となりながらも、並んで上ってきました。2人の追っては、この時点では2分、3分以上離れたので、もう2人の勝負となっていました。
最終周回の坂を見終えて、直ぐにゴール地点へ移動。ゴール地点まで2人は譲りませんが、最後に脚が残ってたのはWegmann、両手を激しく、振り上げならが、ゴールに飛び込んできました。
表彰式では喜びいっぱいのWegmann。コース設定がスプリンターとそのチームに仕事をさせない設定。スプリンターが絶対に勝てない設定。これもまた珍しいんじゃないかと思います。2005年のツールドフランスでドイツに入ってゴールするステージで延々と一人逃げを見せたWegmannのあの雄姿を再度見ました。
これが、そのいきなりの坂。左隅に、談笑しながら上って行ったErik ZabelとJens Voigtが写ってます。ここはまだ斜度が緩い。
登山電車ができたから誰でも登れる。ちなみにロシア式の登山列車と書いてありました。ただの住宅地の丘ではない!!
これが最終周回の先頭の2人が坂を登りきる手前。ピントが甘いが、雰囲気だけは伝わる。
ドイツ国内のレースではすでにVIP扱いのおじさん。ケルン1周とかでもオープンカーに乗って走るし。今回は盛り上げ要員として、活躍。
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- 2007/07/02(月) 03:45:46|
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