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#1887 甲府 vs 東京V、柏 vs 横浜FM、大分 vs 山形、鳥栖U-15 vs FC東京U-15深川 (2018/3/8) | | |　

【J2：第2節】ヴァンフォーレ甲府 vs 東京ヴェルディ (山梨中銀スタジアム)

→　甲府と東京VというJ2で上位候補に挙げられるチーム同士の対戦はスコアレスドローに終わった。この日がホーム開幕戦となる甲府は4バックを採用。「4-1-4-1」を採用してきたがMF堀米勇とDF湯澤聖のいる右サイドからチャンスを作った。札幌から期限付き移籍のFW金園に何度かチャンスシーンが訪れたが決められず。東京VはFW林陵平やMF佐藤優を投入。フォワード陣の高さを生かした攻撃で先制ゴールを目指したがネットを揺らすことはできなかった。甲府は1敗1分け、東京Vは1勝1分けとなった。

開幕戦はアウェイで大宮に敗れて黒星スタートを切った甲府は初勝利を目指したがゴールは遠かった。MF島川をアンカーの位置で起用してその前にMF小塚とMF佐藤和を並べる布陣を採用した。いくつかテコ入れを図ったが押し込むことはできなかった。攻撃に特徴のある選手をたくさん獲得してメンバーは揃っているがまだしっくり来ない。力のある選手が揃っているのでいずれは噛み合い始めると思うので今は辛抱して戦うしかない。攻撃陣の層はかなり厚いので出場機会を得ている選手は結果を残したい。

大宮との開幕戦はDF山本英、DFビョン・ジュンボン、DFエデル・リマの3バックだったが、この日は4バックを採用してDF新井涼とDF今津がCBのスタメンで起用された。2試合を終えた時点では早くも5人の選手がCBで起用されたことになるが「CBの選手の頑張り」は自動昇格のためには不可欠である。大卒ルーキーのDF今津はJリーグのデビュー戦だったが落ち着いてプレーした。184センチとサイズがあってタフに戦える点は大きな武器になるだろう。若いCBの台頭が期待される状況なのでチャンスはありそうだ。

東京Vにとってはアウェイの甲府戦でのドローは悪くない結果と言えるが開幕の千葉戦と比べると全体の動きは重かった。もちろん、千葉戦は前半早々に相手に退場者が出て数的優位になったのも大きかったが開幕戦で持ち味を発揮したFW藤本寛はこの日は低調。ほとんど見せ場はなかった。終盤になると水戸から加入したFW林陵平を投入したが高さと得点力を持ったハイレベルなCFがベンチに控えている点は今シーズンの東京Vの強みと言える。MF高井、MF澤井、MF佐藤優、MF井上潮などもいるので選手層は厚い。

【J2：第2節】大分トリニータ vs モンテディオ山形 (大分銀行ドーム)

→　大分と山形の試合は前半4分にエリア内で山形のMF小林成が倒されてPKを獲得。これをFWフェリペ・アウヴェスが決めてアウェイの山形が先制に成功する。先制された大分は前半36分にFW藤本憲のトリッキーなパスを受けたMF後藤優がキーパーとの1対1を落ち着いて決めて1対1の同点に追いついた。追いつかれた山形は後半19分にMF中村駿の直接FKが決まって勝ち越しに成功するが後半22分にMF松本怜のシュートが決まって2対2の同点に追いついた。大分は1勝1分け、山形は1敗1分けとなった。

点の取り合いになったが痛み分けのドローだった。山形は開幕節で水戸に0対3の完敗。スコア的にも内容的にも最悪の試合だったこともあってメンバーを大幅に入れ替えてきたがスタメン起用されたFW南が奮闘。開幕節はスタメン起用されながら持ち味を発揮できなかったMF小林成はキレ味鋭いドリブルでたくさんのチャンスを作った。逆にスタメンを外れたMF汰木も途中出場ながら2つの決定機に顔を出すなど存在感を発揮した。山形も攻撃陣の駒は豊富になったのでポジション争いは相当に激しくなりそうだ。

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◆　まとめ

　#1887 甲府 vs 東京V、柏 vs 横浜FM、大分 vs 山形、鳥栖U-15 vs FC東京U-15深川 (2018/3/8)

→　J2の第2節の試合など計4試合をクローズアップしました。年末に行われたU-15サッカー選手権大会の決勝は鳥栖U-15 vs FC東京U-15深川の対戦になりましたが「黄金世代」と言われる鳥栖U-15がPK戦の末に勝利して2冠達成。有終の美を飾りました。延長戦の後半終了間際に鳥栖側に同点ゴールが生まれるなど熱戦になりました。年代別代表で活躍する選手も多くてハイレベルな試合になりました。

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