GK 小島亨介 (早稲田大) 5.5→ 前半のみの出場。2失点を喫したがいずれもキーパーと1対1の決定機を作られており、キーパーとしては非常に難しいシチュエーションに持ち込まれた。GK小島亨ができることは少なかったと言える。2つの失点シーン以外は際どいシュートがほとんど飛んでこなかったのでGK小島亨の見せ場は少なかった。個人としての出来は可もなく不可もなく。本大会は正キーパーとして起用される可能性が高い。
DF 初瀬亮 (ガンバ大阪) 5.0→ 右SBでスタメン出場。後半途中にDF舩木翔が下がってDF藤谷が投入されると左SBに移った。精度の高いクロスが持ち味となるが内山JAPANのSBは基本となるポジションが低めであることも絡んで効果的な攻撃参加は少なかった。特に右SBでプレーした時間帯はなかなか効果的に攻撃に絡めなかった。ビルドアップでのミスも目立ったので出来としては今一つ。DF藤谷とのポジション争いは最後まで分からない。
DF 冨安健洋 (アビスパ福岡) 5.5→ 基本的には安定したプレーを見せたが、MFホルヘ・アルバレスに決められた2失点目の対応はやや悔やまれる。スピードがありそうな選手であることはそれまでの時間帯で把握できていたと思うが、不十分な対応になって裏を取られてしまった。カウンターのときの精度がアジアの国と比べると段違いなのでカウンターへの対応はチーム全体の課題として残った。本大会前に課題が露呈したことはポジティブに考えたい。
DF 中山雄太 (柏レイソル) 6.0→ ここに来てJリーグでパフォーマンスを上げてきているがさすがの存在感を示した。後半途中にベンチに下がったが大きな問題は無かった。左CBにDF中山雄がいて、左SBにDF舩木翔がいるので、内山JAPANは左サイドから攻撃がスタートするケースが多い。U-19アジア選手権のときも左サイドに攻撃が偏りがちだったが、左サイドから右サイドにロングパスで大きく展開するプレーを織り交ぜる効果はありそうだ。
DF 舩木翔 (セレッソ大阪) 6.0→ 持ち味であるビルドアップの部分での貢献度が高かった。C大阪のトップチームに昇格して(ターンオーバーを採用している)ルヴァン杯ではスタメン出場を続けているが、プロの世界に飛び込んで経験値を積み重ねているので、これまで以上に落ち着いてプレーできるようになった。横パスや楔のパスをカットされて相手にカウンターの機会を与えるのが一番怖いが、左サイドからの組み立ては安定感があった。
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◆ まとめ #1652 U-20日本 vs U-20ホンジュラス 採点&寸評 (国際親善試合) (2017/5/16)
→ エコパスタジアムで行われた最終テストマッチとなるホンジュラス戦(H)のU-20日本代表メンバーの採点&寸評です。3対2で逆転で勝利しましたが相手のカウンターへの対応が不十分。日本がボールを保持しているときの守備に課題を残しましたが3ゴールを奪うことが出来たのは収穫と言えます。CKからFW小川航とMF板倉がゴールを決めましたが内山JAPANには慎重の高い選手が多いのでセットプレーは期待できます。
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