1人目 : MF チャウワット (BGパトゥム→セレッソ大阪) ・・・ B-
→ 2018年にC大阪に在籍してC大阪U-23で14試合に出場した。1996年6月23日生まれなので当時は21歳/22歳だった。トップチームでの出場機会は無かったがタイに戻って成長。国内リーグ制覇に貢献してタイ代表にも選出された。左利きのパサー。J3では一定以上の存在感を発揮した。3年半ぶりの復帰となるが「左利きでゲームメイクの出来るボランチ」は貴重。MF原川、MF奥埜、MF鈴木徳、MF岡澤などとの競争になる。C大阪とBGパトゥムは2012年にパートナーシップを締結。同クラブにはDF茂庭も在籍した。
2人目 : DF 蓑田広大 (湘南ベルマーレ→SC相模原) ・・・ B-
→ 法政大出身の大卒ルーキー。J1では1試合のみ。6月7日(火)にJ3のSC相模原に育成型期限付き移籍となった。青森山田高出身でMF郷家(神戸)などが同級生になる。1つ上ならびに1つ下の学年は冬の高校選手権を制覇したが彼らの学年は3回戦でFW安藤瑞のいた長崎総合科学大附属高に敗れた。180センチなのでCBとしてはサイズには恵まれていないが対人能力は高い。すでにSC相模原で3試合に出場しているが低迷するチームを救う働きは出来るか?DF藤原優、DF白井達、DF鎌田、DF川崎などが競争相手になる。
3人目 : MF ケルヴィン (ヴィラ・ノヴァFC→FC琉球) ・・・ B+
→ 「契約報酬の一部がFC琉球が発行した暗号資産FCRコインで支払われる」とリリースされて話題になったブラジル人のアタッカー。ポルトガルの名門のFCポルトに在籍した経験を持っている。フリーだったので夏の移籍市場がオープンする前からJ2の試合に登場している。6試合で1ゴール。24節の東京V戦(A)でJリーグ初ゴールを記録した。左利きのアタッカー。FC琉球では左SHもしくはフォワードで起用されている。最下位に沈むFC琉球の救世主になれるか?降格回避のためにFC琉球は積極的な動きを見せている。
4人目 : MF スパチョーク (ブリーラムU→コンサドーレ札幌) ・・・ A+
→ タイ国内で絶大な人気を誇るスター選手。川崎Fに移籍したMFチャナティップのような活躍が期待される。ドリブルやスルーパスが武器だったMFチャナティップと比べるとよりゴールに直結する働きが出来る。ブリーラムUでは146試合で33ゴールを挙げている。スピードがあってミドルシュートは威力があるのでMF乾(元・C大阪)のようなアタッカーと言える。気になるのは年末までの期限付き移籍になること。Jリーグに慣れるまでに時間がかかる可能性はあるが時間的な余裕はない。焦る気持ちが出てくる可能性あり。
5人目 : DF 三国スティビアエブス (水戸ホーリーホック→FC岐阜) ・・・ B-
→ 三国兄弟の兄。大卒1年目の2021年はJ2で17試合に出場したが今シーズンは出番に恵まれず。水戸では4試合の出場のみだった。6月14日(火)に育成型期限付き移籍でFC岐阜に加入したが初スタメンを飾った15節のFC今治戦(A)は0対5で大敗。悪夢のような試合になった。182センチなのでCBとしては標準的なサイズになるがSBでもプレー可能。パワーが大きな武器となる。FC岐阜は最終ラインの層は厚くてSBはDF宇賀神がいてDF橋本和がいてDF舩津もいる。CBで起用される可能性の方が高いか!?
6人目 : DF 孫大河 (サガン鳥栖→ツエーゲン金沢) ・・・ B-
→ 187センチの長身で左利き。開幕直前に電撃移籍したDFエドゥアルド(→横浜FM)の穴を埋める活躍が期待されたがチャンスは限られた。6月14日(火)に期限付き移籍が発表されたが国籍が韓国なので育成型期限付き移籍の対象にはならず。育成型期限付き移籍には「23歳以下で、かつ、日本国籍を有する選手」というルールがある。27節からリーグ戦に出場できるが同じように鳥栖から金沢に期限付き移籍したDF松本大とのポジション争いになる。同じチームに同じポジションの選手を複数人貸し出すのは珍しい。
7人目 : MF 佐藤響 (サガン鳥栖→京都サンガ) ・・・ C+
→ 流通経済大出身のマルチロール。同期のMF菊地泰やMF荒木駿やFW藤原悠などが出場機会を得る中、なかなかチャンスは回ってこず。大学時代に指導を受けた曹貴裁監督のいる京都に期限付き移籍となった。大卒ルーキーが夏の移籍市場で同カテゴリーのクラブに期限付き移籍するというのはかなり珍しい。右SB・左SB・右SH・左SHなどいろいろなポジションでプレーできるので起用法が注目される。ハードワークのできる頑張り屋なので京都のサッカーには合うと思われる。チームの起爆剤になれるか!?
8人目 : FW 根本凌 (湘南ベルマーレ→栃木SC) ・・・ B+
→ 6月15日(水)にJ1の湘南から育成型期限付き移籍で加入した183センチのストライカー。湘南では出場機会がなかったが栃木SCに加入していきなり2戦連発。大きなインパクトを残した。シュートへの意識が高くて長身でありながら動ける選手である。味方のサポートが少ない状況の中でもシュートまで持ち込める点は大きな武器となる。得点力不足に苦しんで残留争いに巻き込まれている栃木SCの救世主になりつつあるが今後もコンスタントに点に絡みたい。FW矢野貴とのツインタワーが機能するようだと面白くなる。
9人目 : DF 遠藤凌 (アルビレックス新潟→いわきFC) ・・・ B-
→ 桐蔭横浜大から加入して2年目。2021年はJ2で1試合のみ。やはり、DF舞行龍ジェームズとDF千葉の壁は厚くて高かった。J3のいわきFCに育成型期限付き移籍となったが新天地で早くも3試合に出場している。定位置を確保したわけではないが好調なチームを助けている。MF橘田(川崎F)は大学生の同期になる。いわきFCはシンプルなプレーの多いチームなのでCBの選手のフィード力は大事。DF星キョーワァンやDF家泉などが競争相手になるがCBはやや手薄だったのでいわきFCにとっては効果的な補強と言える。
10人目 : FW 北川航也 (ラピッド・ウィーン→清水エスパルス) ・・・ A+
→ 2019年の夏にラピッド・ウィーンに完全移籍したが国内リーグは通算49試合で5ゴールのみ。3年間在籍して結果を出せなかった。2019年1月に行われたアジア杯では森保JAPANに召集されて日本代表でプレーしたが海外で苦戦したので代表からも遠ざかっている。このタイミングで撤退となった。残留争いに巻き込まれている清水は攻撃的なポジションの駒が不足しているわけではないので出場機会は約束されるわけではないが生え抜きでスター性のある選手が戻ってきたことでチーム内の空気を変わるだろう。
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