■ 「オシムって言っちゃったねえ。」期待されながら0勝2敗1分けに終わったジーコJAPANの活動が終了してオシムJAPANが誕生したのは2006年の夏の出来事だった。イビチャ・オシム監督はJ1の千葉の監督だったので当時の川淵会長が後任監督についての質問を受けたときに「オシムって言っちゃったねえ」と発言したことはバッシングの対象になった。オシム監督がいなくなった後の千葉が低迷していることを考えると「川淵会長のことを恨んでいる千葉のサポーターは今の時点でもたくさんいる。」と言える。2009年に千葉は「初のJ2降格」となった。
すぐにJ1に復帰することが出来ていたら「オシム監督を強奪されたこと」も過去の出来事になる。C大阪がFWフォルランを獲得してJ2に降格したのは2014年の出来事になるが、その後、J1復帰を果たしてルヴァン杯と天皇杯を獲得。J1でも好成績を残しているので「FWフォルランを獲得してJ2に降格したこと」はC大阪のサポーターの中では過去の出来事になっていると思うが千葉はあれからずっとJ1昇格に失敗し続けているので「過去の出来事」とは言えない。J1に復帰できないままだと千葉のサポーターの傷は癒されない。
オシム監督は残念ながら、病気のため、在任途中で退任となった。2008年から岡田監督がチームを率いて紆余曲折ありながらも南アフリカW杯ではベスト16入りを果たした。一応の結果を残したが「オシムJAPANのままであったならばW杯でどんな成績を残しただろうか・・・。」と考えた経験のある人は多いだろう。オシムJAPANは1年と数か月で終了したが、その後、台頭してくるMF香川やMF長友やFW岡崎慎などとオシムサッカーの相性はかなり良かったと思われる。彼らは走力とアグレッシブさを持った選手である。
黄金世代が中心となった日本代表が2006年のドイツW杯で惨敗したことで日本サッカー界は世代交代が進行する。当初、オシム監督は海外組を招集せずに国内組オンリーでチームを作った。「地味な顔ぶれになった。」、「スターがいない。」などと批判を浴びたがこの時期にたくさんのJリーガーが代表デビューを果たした。J SPORTSで放送された2006年10月4日のキリンチャレンジのガーナ戦でもFW播戸、MF中村憲、DF水本、MF二川、FW山岸智の5人が代表初出場を果たした。MF二川はこれが唯一の代表戦出場になる。
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◆ まとめ #2558 【2006年10月4日】 日本代表×ガーナ代表の試合を観た。 (2020/6/28)
◇ 「オシムって言っちゃったねえ。」
◇ たくさんの選手がオシムJAPANでデビュー
◇ ストライカーにパスを出せるのは・・・。
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