13人目 : DF 小川大貴 (ジュビロ磐田) 1991年10月16日生まれ 171センチ/72キロ
→ 磐田U-18から明治大学に進んで2014年がプロ1年目だったDF小川大は「タックル/90分」でリーグ13位だった。171センチで72キロいうがっちりした体格がその由来なのか、ニックネームは「ドラえもん」あるいは「タヌキ」だというが、フィジカルを生かしたハードな守備がウリとなる。選手名鑑には「両利き」と書かれており、左右両足を起用に使える点も、今後、武器になっていくだろう。
名前 | 所属 | ポジション | 試合数 | 出場時間 | クロス数 | タックル数 |
順位 | 本数 | 順位 | /90分 | 順位 | 回数 | 順位 | /90分 |
小川大貴 | 磐田 | DF | 4 | 313 | 307位 | 10本 | --- | 2.875 | 378位 | 14回 | 13位 | 4.026 |
14人目 : MF 山田拓巳 (モンテディオ山形) 1989年11月25日生まれ 170センチ/67キロ
→ 終盤に急成長を見せて山形のJ1昇格に大きく貢献したMF山田拓は攻守両面でチームに貢献できるバランス型のサイドプレーヤーであるが、クロスの本数がリーグ17位で、タックル数もリーグ9位ということで、攻撃に関するスタッツと守備に関するスタッツの両方でトップ20入りを果たしている。プレーオフの磐田戦のFWディエゴの先制ゴールをアシストしたシーンが印象的だが、クロスの精度が高くなった。
名前 | 所属 | ポジション | 試合数 | 出場時間 | クロス数 | タックル数 |
順位 | 本数 | 順位 | /90分 | 順位 | 回数 | 順位 | /90分 |
山田拓巳 | 山形 | DF | 33 | 2970 | 17位 | 122本 | 45位 | 3.697 | 9位 | 122回 | 24位 | 3.697 |
15人目 : MF 吉野恭平 (サンフレッチェ広島) 1994年11月18日生まれ 182センチ/70キロ
→ 五輪代表候補の1人でCBとアンカーの2つのポジションを高いレベルでこなすことができるMF吉野恭は2014年シーズンの前半戦は(レンタル移籍という形で)東京Vでプレーした。8月に広島に復帰(実質的には新加入)となったが、インターセプト/90分がリーグ2位だった。(ちなみに1位は山形のMF松岡、3位は山形のMF秋葉。)182センチとサイズがあって、かつ、パス出しもできる有望な選手である。
名前 | 所属 | ポジション | 試合数 | 出場時間 | インターセプト数 | タックル数 |
順位 | 回数 | 順位 | /90分 | 順位 | 回数 | 順位 | /90分 |
吉野恭平 | 東京V | DF | 14 | 913 | 113位 | 9回 | 2位 | 0.887 | 235位 | 35回 | 38位 | 3.450 |
16人目 : DF 沼田圭悟 (カマタマーレ讃岐) 1990年7月24日生まれ 170センチ/65キロ
→ 岡山と讃岐の試合は「瀬戸大橋ダービー」と言われるが、岡山との2試合でいずれもゴールを決めて「ダービー男」と言われたDF沼田は高校卒業後、ブラジルに渡ってサッカー選手となる夢を叶えた苦労人である。G大阪では出場機会に恵まれなかったが、インターセプト/90分がリーグ7位で、インターセプトの本数もリーグ22位だった。左足を駆使した攻撃力に注目が集まるが、守備のスタッツも優秀である。
名前 | 所属 | ポジション | 試合数 | 出場時間 | インターセプト数 | クロス数 |
順位 | 回数 | 順位 | /90分 | 順位 | 本数 | 順位 | /90分 |
沼田圭悟 | 讃岐 | DF | 27 | 2003 | 22位 | 18回 | 7位 | 0.809 | 73位 | 59回 | 98位 | 2.651 |
17人目 : 田中奏一 (ファジアーノ岡山) 1989年6月27日生まれ 172センチ/68キロ
→ 初昇格を目指す岡山は元日本代表のDF加地の加入が決まったが、2014年の右アウトサイドのレギュラーのMF田中奏は攻撃力の高い選手で、クロス数はリーグ25位で、ドリブル数はリーグ16位で、クロス/90分はリーグ48位で、ドリブル/90分はリーグ35位だった。突破力があって、1人でサイドを切り崩すことができる選手なので、DF加地とMF澤口とMF田中奏のポジション争いは面白い。
名前 | 所属 | ポジション | 試合数 | 出場時間 | クロス数 | ドリブル数 |
順位 | 本数 | 順位 | /90分 | 順位 | 回数 | 順位 | /90分 |
田中奏一 | 岡山 | MF | 28 | 2441 | 25位 | 99本 | 48位 | 3.650 | 16位 | 101回 | 35位 | 3.724 |
18人目 : DF 比嘉祐介 (京都サンガ→横浜Fマリノス) 1989年5月15日生まれ 168センチ/68キロ
→ 古巣の横浜FMへの復帰が決まったDF比嘉はバドゥ監督のときは左SBのスタメンで起用されることが多かった。北九州との開幕戦でプロ初ゴールを決めるなど出だしは非常に良かったが、インターセプト/90分がリーグ68位で、クロス/90分がリーグ61位なので、SBとしてはまずまずの数字である。明るい性格でムードメーカーになれる選手であるが、好不調の波を無くして信頼を勝ち取りたい。
名前 | 所属 | ポジション | 試合数 | 出場時間 | インターセプト数 | クロス数 |
順位 | 回数 | 順位 | /90分 | 順位 | 本数 | 順位 | /90分 |
比嘉祐介 | 京都 | DF | 18 | 1459 | 141位 | 8回 | 68位 | 0.493 | 85位 | 53本 | 61位 | 3.269 |
19人目 : MF 橋本拳人 (ロアッソ熊本→FC東京) 1993年8月16日生まれ 179センチ/72キロ
→ 今オフ、FC東京に戻ったMF橋本拳がタックル数でリーグ1位に輝いた。90分換算でも4.604でリーグ7位と極めて優秀である。ハードな守備がウリで、球際に強い選手なので、今後の成長次第で五輪代表入りもあり得る。熊本ではCBでプレーすることも多かったが、FC東京では中盤で起用されることになるだろう。MF米本やMF高橋秀がいるのでライバルは超・強力だが、出番はあるだろう。
名前 | 所属 | ポジション | 試合数 | 出場時間 | インターセプト数 | タックル数 |
順位 | 回数 | 順位 | /90分 | 順位 | 回数 | 順位 | /90分 |
橋本拳人 | 熊本 | MF | 39 | 3245 | 40位 | 15回 | 96位 | 0.416 | 1位 | 166回 | 7位 | 4.604 |
20人目 : 堀米勇輝 (愛媛FC) 1992年12月13日生まれ 167センチ/60キロ
→ 愛媛FCの攻撃の中心として大活躍したMF堀米は42試合に出場して8ゴールを記録した。古巣の甲府に戻ることになったが、ドリブル数はリーグ11位で、ドリブル/90分も41位とまずまずである。その一方でタックル数/90分は0.467で、これは既定(=12回以上)の選手の中ではワーストだった。隣でプレーしていたMF河原は70回(=2.116/90分)だったので大きな差がある。守備での貢献度はあまり高くなかった。
名前 | 所属 | ポジション | 試合数 | 出場時間 | ドリブル数 | タックル数 |
順位 | 回数 | 順位 | /90分 | 順位 | 回数 | 順位 | /90分 |
堀米勇輝 | 愛媛FC | MF | 42 | 2888 | 11位 | 111回 | 41位 | 3.459 | 371位 | 15回 | 404位 | 0.467 |
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