横浜FC ・・・ D+
→ 昇格2年目の横浜FCは「クラブ史上初となる自力でのJ1残留」が目標になるが選手の入れ替えの激しいオフになった。チームの顔に成長したMF松尾の残留は嬉しいサプライズだったがFW斉藤光(→ロンメルSK)が海外のクラブに移籍をして、東京世代のFW一美(→G大阪)とDF小林友(→神戸)はレンタル終了。DF志知(→福岡)やMF中山克(→清水)やMF佐藤謙(→山口)やFW瀬沼(→金沢)はチームを離れた。
期限付き移籍だったMF手塚とGK六反を完全移籍で獲得できたのは良かったがある程度以上の出場機会を得ていた選手がたくさん抜けた。代わりに獲得したのはFWクレーベ(千葉)、FW渡邉千(G大阪)、FW伊藤翔(鹿島)、MF高橋秀(鳥栖)、FWジャーメイン良(仙台)、MF小川慶(神戸)、DF中塩(甲府)、DF岩武(浦和)、DF韓浩康(秋田)など。FW一美、FW皆川、FW瀬沼が抜けたフォワード陣の顔ぶれが大きく変わった。
昨シーズンはFW一美は31試合で4ゴール、FW皆川は29試合で3ゴール、FW瀬沼は19試合で3ゴールという成績だった。7ゴールを挙げてチーム内得点王になったMF松尾に次ぐ第2の得点源が出てこなかったので新たに加入するFWクレーベとFW渡邉千とFW伊藤翔の3人にかかる期待は大きい。3人のストライカーはいずれもベテランになる。実績のある選手を優先的に獲得したのが今オフの補強の特徴と言える。