はてなキーワード: パジャマとは
10時、近所で一番大きい本屋に出かける。昨日覗いた別の本屋に続いて3/30発売のROCKIN'ON JAPANが売ってない。
今月はずとまよ特集。既にオンラインストアはどこも売り切れ。予約しなかったことを後悔する。
そこで夕飯の材料買って帰る。
昼飯は子供たちは買ってあったコンビニのうどん、俺は無印のキーマカレー。
だらけきった子供たちを見るとむかつくのでなるべく自室にこもる。
雨が止んで河原を散歩。風が強くて舞い上げられたすすきの穂で埃まみれ。
帰って常備品のチェック。冷蔵庫に使いかけのソースが2本あって鬱。
茄子とピーマン、豚こまの味噌炒め作って、まぐろといかの刺身、味噌汁で子どもと晩飯。
自室で9時まで遊ぶ。
きっかけなんて全然たいしたことなくて。入社2年目の秋、プロジェクトが盛大にこけて、トイレで泣いてたところを廊下で見られただけ。「顔赤いけど大丈夫?」って。それだけ。その後ファミレスでコーヒー奢ってもらって愚痴聞いてもらって、帰り際に「お前のことちゃんと見てるから」って言われて——終わった、そこで。既婚者って知ってたのに。知ってたのに好きになったっていうか、気づいたら好きだった。なんの免疫もなかったんだよね、当時の私。
付き合い始めて最初のクリスマス、先輩は「家族がいるから」ってふつうに帰った。私はコンビニで500円のケーキ買って、一人で部屋で食べた。みじめだったよそりゃ。でも翌朝「昨日ずっとお前のこと考えてた」ってLINE来たら許しちゃうんだよね。その一文に何円の価値があったんだろうって今は思うけど、あの頃の私には十分すぎた。ちょろすぎる。ちょろすぎるよ過去の私。
一番しんどかったのは友達の結婚式を断ったことかな。25歳の時、仲良かった子の式と先輩との京都旅行が被って、迷わず京都選んだんだよ。迷わず。友達には「どうしても外せない用事ができた」って言って。向こうはたぶんわかってたと思う。その後だんだん連絡来なくなったから。
で、その京都ね。2泊3日、先輩とふたりで。楽しかったよ、楽しかったんだよ。でも2日目の朝、先輩が布団の中でこそこそ奥さんに電話してて。「うん、問題ない、明日帰る」って。私、聞こえないふりしてシャワー浴びに行って、お湯の音に紛れて泣いた。なんで泣いてるのに行くのやめなかったんだろうね。わかんない。好きだったんだろうな、普通に。
「妻とは終わってる」「離婚するつもりでいる」——このセリフ、たぶん10回以上聞いた。28歳の誕生日に思い切って「ちゃんと一緒になりたい」って言ったら、顔がすっと曇って「今は動けない、でも気持ちは本物だ」って。私それで納得したんだよ。信じられる?自分で言って信じられないんだけど。帰り道ひとりで歩きながら「この人は本気なんだ」って言い聞かせてた。薄々わかってたのに。わかってたのに、ね。
終わりはあっさりしてた。去年の春、同僚から「先輩の奥さん妊娠したらしいよ」って雑談みたいに聞いた。頭が真っ白になってトイレに駆け込んで、しばらく出られなかった。先輩からは何もなかった。LINEの返信がだんだん遅くなって、既読がつかなくなって、それだけ。10年間の終わり方が「既読つかなくなっただけ」。ドラマでもそんな雑な終わらせ方しないよ。
泣いたけど、一番きつかったのは悲しみじゃなくて虚無感で。友達の輪からはぐれて、合コンも断って、旅行も行かないで、休日は先輩からの連絡待ちながらNetflixだけ見てた生活、なんだったんだろうって。守り続けた時間が、向こうには「妻の妊娠」で綺麗に上書きされる話だったわけで。
後悔してるかって、してるよ。でも怖いのは、あの頃の私が全然後悔してなかったことで。コンビニケーキで泣いた夜も、友達の結婚式断った日も、シャワーで泣いた朝も、「それでもこの人が好きだ」って思ってたんだよ。それが一番ぞっとする。
32歳、独身、休日はだいたいパジャマ、貯金だけはある。これが10年の結果。
先月、ずっと疎遠になってた友達に連絡した。ランチしながら「いろいろあってさ」って言ったら「知ってたよ」って笑われた。泣くかと思ったけど、なんかちょっと楽になった。
とりあえず病衣とかパジャマのまま出ないようにすること
朝起きたら妻がヤギになっていた。
最初は夢の続きかと思った。枕元で、白いものがもそもそ動いている。寝ぼけた頭で手を伸ばすと、ふわりとした毛並みの感触がした。温かい。柔らかい。けれど、いつもの妻の頬ではない。もっと乾いた草の匂いがして、鼻先がひくひく動いていた。
「……え?」
白いヤギが、私の顔をのぞきこんでいた。
小さな角。琥珀色の目。横に細長い瞳孔。まちがいなく、ヤギだった。
私は飛び起き、ベッドから転げ落ちた。毛布がずるりと引きずられ、その拍子にヤギが「メエ」と鳴いた。妙に不機嫌そうな声だった。
「ちょ、ちょっと待ってくれ」
ヤギはもう一度「メエ」と鳴き、それから器用に前脚で布団を掻いた。そこには、昨日まで妻が着ていた薄い水色のパジャマが、きれいに脱ぎ捨てられていた。いや、“脱ぎ捨てられていた”という表現は正確ではない。中身だけが、すうっと消えたみたいに、衣服だけが平らに残っていた。
私は恐る恐る言った。
「……真由?」
ヤギの耳がぴくりと動いた。
「メエ」
その鳴き方は、どこか妻に似ていた。朝、私が寝坊したときに「ねえ、起きてる?」と二度目に声をかけるときの、少しあきれたような響き。十五年も一緒にいれば、ヤギの声にだって性格がにじむらしい。
私はしばらく呆然としていたが、とりあえず眼鏡をかけ、カーテンを開け、顔を洗った。鏡の中の自分はいつもどおりの冴えない四十七歳で、頬に寝癖の線がついていた。世界は変わっていない。変わったのは、どうやら妻だけだった。
洗面所から戻ると、ヤギになった妻――もうそう呼ぶしかない――は、リビングの観葉植物を食べようとしていた。
「だめだ!」
私が叫ぶと、妻はぴたりと動きを止め、振り返ってじっと見た。その目に、あの“冷蔵庫にプリンが一個しかないのに勝手に食べたでしょう”というときの光が宿っていたので、私は思わず背筋を伸ばした。
「……すみません」
なぜ謝ったのかわからない。だが結婚生活とは、理屈より反射で成り立つものだ。
朝食をどうするかが最初の問題だった。私はトーストを焼き、コーヒーを淹れ、妻の前にはレタスとキャベツ、それに念のため食パンも置いた。妻はレタスを数枚食べ、食パンを一口かじり、あからさまに嫌そうな顔をした。ヤギなのに、嫌そうな顔がちゃんと妻だった。
そのときテーブルの上のスマートフォンが震えた。義母からだった。
『今夜、そっちに旬のたけのこ持っていこうか?』
私は妻を見た。妻は口をもぐもぐさせたまま、すうっと視線をそらした。たけのこご飯が好きなのは妻だ。つまり断る理由がない。だが、義母に「娘さんが今朝からヤギです」と説明して信じてもらえる自信もなかった。
私は返信を打った。
送信すると、妻が「メエ」と短く鳴いた。たぶん、「気を遣わせてごめん」だった。あるいは「たけのこは惜しい」かもしれない。
その日、私は会社を休んだ。「家庭の事情です」とだけ伝えた。まさか嘘ではない。
午前中は、インターネットで「妻 ヤギ 変身」「人間 ヤギ 戻る方法」「ヤギ 話通じる」などと検索した。まともな情報は一つも出てこなかった。「呪いかもしれません」という怪しい相談サイトや、やけに陽気な牧場のホームページばかりが並んだ。
昼ごろになると、妻は窓辺で丸くなって眠り始めた。春先のやわらかい光が毛並みに落ちて、思ったよりきれいだった。私はソファに座って、その寝顔を見ていた。
妻とは、若いころ職場で知り合った。彼女は経理で、私は営業だった。真由は何でもはっきり言う人だった。私がプレゼンで失敗して落ち込んでいたときも、「でもあなた、そういうとこ誠実だから憎めないのよね」と言って、紙コップのコーヒーをくれた。
結婚してからも、彼女は変わらなかった。洗濯物のたたみ方が雑だと叱り、食べ終わった食器をすぐ下げないと叱り、熱を出せば夜中でもお粥を作った。私はしばしば、妻に世話をされて生きている気がしていた。いや、実際そうだったのだと思う。
夕方、妻が目を覚ますと、のそのそと本棚の前まで歩いていった。そして下から二段目に鼻先を突っ込み、一冊の文庫本を押し倒した。
それは、私たちがまだ付き合っていたころ、初めて一緒に行った旅行先で買った詩集だった。妻はその中の一編が好きで、何度も読み返していた。紙の端には小さな付箋がついている。
私は本を拾い、開いた。付箋のあるページには、こんな一節があった。
――ことばにならない日にも、となりにいるものを愛せ。
私はしばらくその行を見つめた。妻は足元で静かに座り、何も言わなかった。言えなかった、のかもしれない。
その夜、私は風呂場の前に毛布を敷き、妻の寝床を作った。妻はそれを見て少し考えるような顔をしたあと、当然のように寝室へ向かい、ベッドの妻の側に飛び乗った。
「そこで寝るのか」
「メエ」
「……そうだよな」
私は苦笑して、自分も反対側にもぐりこんだ。ベッドは少し狭かった。ヤギの体温は人間より少し高い気がした。妻はくるりと向きを変え、私の腕に背中をくっつけて目を閉じた。
その温かさに、急に涙が出そうになった。
朝になったら元に戻っているかもしれない。戻っていないかもしれない。そんなことは本当は、どうでもよかったのかもしれない。目の前にいるのが真由であることに変わりはなくて、言葉がなくても、不機嫌な鳴き声でも、植物を食べようとしても、私が一緒に歳をとりたいと思った相手なのだ。
暗い部屋の中で、私はそっと妻の背に触れた。
妻は目を閉じたまま、小さく「メエ」と鳴いた。
その声はたしかに、笑っていた。
[1]午前4:30起床
[4]朝食の調理を開始
[5]夫の着替えの準備と確認
[6]夫の弁当を詰める
[13]夫を起こす
[14]夫の朝食をテーブルに並べる
[16]夫の脱いだパジャマや着替えと洗剤を洗濯機に入れてスイッチを入れる
[18]夫のグチを聞く
[19]夫の服装をチェックして
[21]玄関で夫に靴ベラを渡す
[22]夫に頭を下げて見送る
[25]フライパンから自分の朝食を取り上げ冷めかけたコーヒーで流し込む
[27]夫が床に散らかした物を拾って整理
[29]洗濯物を干す
[34]脱衣所の床掃除
[39]トイレの床に置かれた小物やタンクの上の物を全て外に出す。
[40]床に夫が飛び散らかしたものを水拭き乾拭き
[41]床とタンク・手洗い器・便器を磨いた後に便器内をブラシと手で洗う
[42]出した物を元通りに設置
[43]廊下を水拭き乾拭き
[44]財布と家計簿チェック
[45]夕食の献立を考える
[49]ついでに窓とサッシを拭く
[50]花瓶を拭いて水を足す
[53]買ってきた昼食の菓子パンを朝の残りのコーヒーで食べる
[54]家計簿をつける
[57]コーヒーメーカーを洗う
[58]夫の靴を磨く
[65]無視され仕方なく夫の分の夕飯をつくり始める
[66]途中で宅配便などの受け取り
[69]一応夕食作りを進める
[70]19:00になっても帰宅しない
[71]やっと夫から「遅くなるので夕食いらない」と連絡が来る
[72]おかずの半分をタッパーに入れて
[73](夕食を)自分の分だけ食べる
[74]風呂を沸かし
[80]夫のスーツを脱がせる
[81]ブラシを当ててハンガーにかける
[82]夫が風呂に入っている間に夫の下着とパジャマを風呂場に持っていく
[85]夫に求められ疲れているが仕方なく応じる
[86]夫のいびきが聴こえる中、夫が明日着ていくスーツとシャツを確認する
[87]午前1:30に就寝
マイパジャマじゃないと眠れないんや。
性感帯開発とは即ちパブロフの犬である、というのが持論である。
少しも気持ちよくない箇所で感じられるようになるには、同時に気持ちいい箇所を触ることで身体に錯覚させるしかないのだ。それを繰り返せば性感帯として成り立ち始める。
……ということで私は今夜もせっせせっせと小人が靴でも作るように乳首を性感帯にしようと励んでいた。
乳首を弄られて喘いでる女は全員演技だ。言い切れる。
話がそれたが、そうしていたら突然思い出したことがある。
その記憶の噴出はほとんどフラッシュバックに近く、しかし恐ろしい記憶ではない。
その出来事は私が元夫と別れる前、つまり少なくとも六年以上前の話だ。
それこそうさぎ小屋みたいな2DKの狭苦しいアパート、エアコンは寝室にしかついておらず、必然的にうさぎのケージは寝室にあった。
私と元夫がなんかそういう空気になりイチャコラし始め、元夫が私の乳首を触り、私が虚無りながら喘いでいる間、同室のケージで眠っていたうさぎが突然寝言を言ったのだ。
キッ、みたいな声を連続して出し、寝相というか、モゴモゴ動いた。
元夫はよくわからないくらい神経質な男だったので一旦虚無の時間は終わる。
「えっ可愛い」
私もそれどころじゃなくなり、足音を忍ばせてウサギのケージに近寄り、じっと観察する。
うさぎは割とすぐに起きてしまい、何というか、全てが水の泡になってしまったことがあったのだ。
離婚に伴い私が引き取り、引っ越しなどの環境の変化に馴染めずに死んでしまったのだ。
……とまあ、パジャマのお腹をペロン!とめくって乳首開発をしていたときにそのうさぎの声を思い出してしまい、私は今、泣いている。
ふわふわの毛並みを撫でたい。
次の診察は明日です。
ド深夜、丑三つ時もええとこですよ。街が静まり返って、ネズミのくしゃみさえ聞こえてきそうな時間に、とんでもない事件が起きました。
場所は閑静な住宅街。みんなが夢の中でええもん食べてるような時間に、「ちょっとアンタら!空気を読みなさいよ!!」という爆音が響き渡ったんですわ。
近所の犬もびっくりして「ワン!」言うの忘れて「えっ?」って二度見するレベルの音量ですよ。
おばはん、パジャマ姿で仁王立ち。道ゆく幽霊に向かって叫んでるんか思うたら、どうやら遠くで微かに聞こえる若い子の話し声にブチギレてたらしいんですな。
「今は夜中や!みんな寝てるんや!静かにするのがマナーやろ!」と叫び散らすその姿、いわゆる「お前が言うな」の日本代表決定戦やったら、間違いなくぶっちぎりの金メダルですわ。
そのマナー、あんたが今しがたフルパワーの拡声器でシュレッダーにかけてる最中やんか、と。
結局、ひとしきり叫んで気が済んだんか、おばはんは「ふんっ!」と鼻息荒く家の中に消えていきました。
本当に一人暮らしで良かったと思った。
体調を崩した一日目はトイレに引きこもっていた。
胃の中のものは全てだし、出てくるのは胃液だけ。
吐き気がおさまらず、便器に顔を突っ込み、上から全てだそうとお腹に力を入れると下からも出た。
アラサーなのにお漏らしをした。
念のため生理用ナプキンを付けていたかつ、でてきたものが胃液だけだったので、ナプキンを取り替えるだけで済んだ。
もしも誰かと一緒に暮らしていたらトイレに籠ることも出来ないし、お漏らしをしたなんてバレたくない。
また、まだ食中毒だと分からなかったため、「インフルやノロウィルスで、同居人に移してしまったら…」と怯えただろう。
脱水症になっていたようで、点滴を打ってもらった。
とにかく水分を取るように言われたので、Uber Eatsで水を5リットル分とゼリー10個を注文した。
同居人が居ないから、誰に心配かけることもないし、重い荷物を持たせることもない。
薬をのみ吐き気はおさまったものの、腹痛はおさまらず、ナプキンにはおさまらないほどの胃液が下から出ていた。
「捨てるなんてもったいない!」という価値観の違いを話し合う必要もなく、捨てることが出来る。
2日目、固形物は食べられないのでひたすらペットボトルから水を飲んだ。
空になったペットボトルはその辺に転がしている。
捨てに行く気力も、並べる気力すらない。
静かな部屋でひたすら眠った。
同居人がいたら、生活音にイライラしたり、美味しそうなご飯の匂いが吐き気を促したりしただろう。
治りかけの胃腸にはまだ重くて、2口食べて残した。
同居人がお粥を作ってくれたとしたら、多少体調が悪くても「せっかく作ってくれたし」と無理して食べていたと思う。
自分で作ったものなので、好きな分だけ食べて、罪悪感なく好きな分だけ残せる。
両親や友人から心配するLINEが届いたが「ラーメン食べられるくらい元気!」と嘘をついてしまった。
3日目の今、近くのコンビニに歩いていけるくらいには回復したので、カットリンゴを買って食べた。
この3日間本当に一人暮らしで良かったと思った。
というかこの半年の間にコロナ、インフル、胃腸炎になったのだが、その度に「一人暮らしで良かった」と思っている。
お漏らしも吐くことも思う存分出来るし、
本当に一人暮らしで良かったと思った。
体調を崩した一日目はトイレに引きこもっていた。
胃の中のものは全てだし、出てくるのは胃液だけ。
吐き気がおさまらず、便器に顔を突っ込み、上から全てだそうとお腹に力を入れると下からも出た。
アラサーなのにお漏らしをした。
念のため生理用ナプキンを付けていたかつ、でてきたものが胃液だけだったので、ナプキンを取り替えるだけで済んだ。
もしも誰かと一緒に暮らしていたらトイレに籠ることも出来ないし、お漏らしをしたなんてバレたくない。
また、まだ食中毒だと分からなかったため、「インフルやノロウィルスで、同居人に移してしまったら…」と怯えただろう。
脱水症になっていたようで、点滴を打ってもらった。
とにかく水分を取るように言われたので、Uber Eatsで水を5リットル分とゼリー10個を注文した。
同居人が居ないから、誰に心配かけることもないし、重い荷物を持たせることもない。
薬をのみ吐き気はおさまったものの、腹痛はおさまらず、ナプキンにはおさまらないほどの胃液が下から出ていた。
「捨てるなんてもったいない!」という価値観の違いを話し合う必要もなく、捨てることが出来る。
2日目、固形物は食べられないのでひたすらペットボトルから水を飲んだ。
空になったペットボトルはその辺に転がしている。
捨てに行く気力も、並べる気力すらない。
静かな部屋でひたすら眠った。
同居人がいたら、生活音にイライラしたり、美味しそうなご飯の匂いが吐き気を促したりしただろう。
治りかけの胃腸にはまだ重くて、2口食べて残した。
同居人がお粥を作ってくれたとしたら、多少体調が悪くても「せっかく作ってくれたし」と無理して食べていたと思う。
自分で作ったものなので、好きな分だけ食べて、罪悪感なく好きな分だけ残せる。
両親や友人から心配するLINEが届いたが「ラーメン食べられるくらい元気!」と嘘をついてしまった。
3日目の今、近くのコンビニに歩いていけるくらいには回復したので、カットリンゴを買って食べた。
この3日間本当に一人暮らしで良かったと思った。
というかこの半年の間にコロナ、インフル、胃腸炎になったのだが、その度に「一人暮らしで良かった」と思っている。
お漏らしも吐くことも思う存分出来るし、
自宅へ招待して女子会を開くのは当然知っていた。もちろん酔っ払ってしまうことも承知のうえで。そのうえで、私の夕食がなさそうなら「ご飯ないよ」とか一言送ることはできたんじゃないの?
見るからに酔っ払って「あまりものが出るかもしれないし、ないかもしれなかった」と言ったが、もちろんその可能性は考慮していたよ──。
私が仕事から帰宅したら、君はソファでくつろいでいて、知人はダイニングテーブルで談笑していた。私は帰宅後すぐに日課のジョギングへ出かけ、帰宅したら君はソファで寝ていた。知人は帰っていた。子供たちは遊んでいた。
君は、自宅に知人を招待しているのにソファで寝てしまったり、食事がどうなっているのかわからなくなってしまうような人なのか?
もしそうなら、私は心配になる。いくら自分の知人だからといっても、無責任すぎる。それを目の当たりにして、もう人を呼んで飲んだり、外食で飲むのは危ないと感じている。
今までずっと感じながら黙っていたけど、君は自分が飲める酒の量をいまだに把握できていないし、飲み方をわかっていない。油断しすぎている。
なのに、私と飲む時はそこまで飲まない。それは逆なんだよ。考えているのかもどうかもわからないけど、おかしいことに気付いているの?
話を戻すが、「そもそも今日は用意する気がなかった」そう言ってくれれば何も不満はないんだよ。
でも、君は「無くなったんだから仕方ないじゃん。シュウマイがあるからそれでいいじゃん」と言ったんだよ。
そりゃ冷蔵庫にシュウマイがあるのは確認していたさ。それは商品の包みのままで、もしかしたら今日のあまりものじゃない可能性があるから私が食べて良いのかわからないし、君は酔ってソファで寝ていて起こすのも悪いから手をつけないようにした。まずはやるべきジョギングへ行き、子供達に風呂を促し、それから自分の食事を考えたんだよ。俺が食べてよさそうに見えるものがないから、何か買いに行こうかと考えていたんだよ。
愚鈍なりに気を遣っていたんだよ。
そのタイミングで起き抜けに洗顔をして、風呂キャンでパジャマに着替えてきた君に食事は?と問いかけたら何も返事をせずにシュウマイを冷蔵庫から取り出した──。
「飲み会を楽しむのは大歓迎だから、これからは食事がないものとしておこう」と私が言ったら、君は無視した。少しの沈黙の後に全く同じことを反芻するでもなく、さも自分の意見のように言ったんだ。
君は酔っている。もちろんわかっている。はっきり言うけど、むかついた。
いい感じのパジャマが売ってるわけよ。仮にパジャマパーティーに呼ばれても堂々としてられる感じの、「ちょうどいい」パジャマがさ
買おうかなと思って値札を見ると4000円って書いてある。そっと棚に戻すわけ
買えない金額ではないけど、倹約中の今、パジャマに4000円は高いでしょって脳内財務大臣の許可がおりなかった
家に帰って、パジャマに着替える。上下セット1000円の化繊100%スウェットだ(ドラッグストアで買える)。暖かいけど、汗吸わないし、静電気バチバチだし、謎に老けて見える。高齢者がラジオ体操するときスタイルに見える
あのパジャマ欲しかったなあとしみじみ思った。あの「ちょうどいい」感。人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってところにあるパジャマ
いい感じのパジャマが売ってるわけよ。仮にパジャマパーティーに呼ばれても堂々としてられる感じの、「ちょうどいい」パジャマがさ
買おうかなと思って値札を見ると4000円って書いてある。そっと棚に戻すわけ
買えない金額ではないけど、倹約中の今、パジャマに4000円は高いでしょって脳内財務大臣の許可がおりなかった
家に帰って、パジャマに着替える。上下セット1000円の化繊100%スウェットだ(ドラッグストアで買える)。暖かいけど、汗吸わないし、静電気バチバチだし、謎に老けて見える。高齢者がラジオ体操するときスタイルに見える
あのパジャマ欲しかったなあとしみじみ思った。あの「ちょうどいい」感。人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってところにあるパジャマ