単独のお話としてもあまりにも有名な赤い靴。このお話をどう雪の女王に取り込むのか、興味深く視聴しました。
前回のお話で頼まれたお使い。それが今回のお話へと引き継がれていました。ゲルダが靴屋の前で知り合ったカーレンという少女の父親が、ゲルダのお使い先だったのです。
カーレンは靴屋のショーウィンドウに飾られている赤い靴が欲しくて仕方ありませんでした。しかし、カーレンの家は貧乏でとてもそんな物を買う余裕はありません。
そんな時、お金持ちの奥様に気に入られたカーレンは、前から欲しがっていた赤い靴を買ってもらいました。絶対に手に入らないと思っていた赤い靴を手に入れてカーレンは変わってしまいます。
お婆さんのお葬式に赤い靴を履いて出席し、舞踏会の誘いを受けると葬儀の途中なのに抜け出してしまう有様です。
そんなカーレンに、とうとう天罰が下りました。赤い靴が脱げなくなり、踊りをやめることができなくなってしまったのです。
そんなカーレンを助けてくれたのは、彼女の父親でした。雷に打たれ倒れかかる巨木からカーレンを救い、身代わりとなって命を落としたのです。父親の死を目の当たりにして、ようやくカーレンの目が覚めました。かっての幸せを取り戻すため、カーレンは一生懸命に働くようになりました。
今回のお話は、子供向けとは思えないほどカーレンから貧乏に対する嘆きがほとばしっていました。カーレンもきっと、元々は心の優しい少女だったのだと思います。しかし、貧しさに耐えられず心がすり切れてしまったのだと思います。とても哀れな少女だと思います。
お話の終盤は、原作どおりカーレンが足を切られてしまうのではないかとハラハラしました。
元々原作にゲルダが登場しないので仕方ないのですが、今回のお話はゲルダの活躍が見られなかったのが不満でした。
前回のお話で頼まれたお使い。それが今回のお話へと引き継がれていました。ゲルダが靴屋の前で知り合ったカーレンという少女の父親が、ゲルダのお使い先だったのです。
カーレンは靴屋のショーウィンドウに飾られている赤い靴が欲しくて仕方ありませんでした。しかし、カーレンの家は貧乏でとてもそんな物を買う余裕はありません。
そんな時、お金持ちの奥様に気に入られたカーレンは、前から欲しがっていた赤い靴を買ってもらいました。絶対に手に入らないと思っていた赤い靴を手に入れてカーレンは変わってしまいます。
お婆さんのお葬式に赤い靴を履いて出席し、舞踏会の誘いを受けると葬儀の途中なのに抜け出してしまう有様です。
そんなカーレンに、とうとう天罰が下りました。赤い靴が脱げなくなり、踊りをやめることができなくなってしまったのです。
そんなカーレンを助けてくれたのは、彼女の父親でした。雷に打たれ倒れかかる巨木からカーレンを救い、身代わりとなって命を落としたのです。父親の死を目の当たりにして、ようやくカーレンの目が覚めました。かっての幸せを取り戻すため、カーレンは一生懸命に働くようになりました。
今回のお話は、子供向けとは思えないほどカーレンから貧乏に対する嘆きがほとばしっていました。カーレンもきっと、元々は心の優しい少女だったのだと思います。しかし、貧しさに耐えられず心がすり切れてしまったのだと思います。とても哀れな少女だと思います。
お話の終盤は、原作どおりカーレンが足を切られてしまうのではないかとハラハラしました。
元々原作にゲルダが登場しないので仕方ないのですが、今回のお話はゲルダの活躍が見られなかったのが不満でした。
最終更新日 : 2022-10-30
今回のテーマは「失ってみて初めてわかる大切なもの」でしょうか。それも物や裕福な暮らしじゃなく、家族愛とか目に見えないもの。王道なテーマです。出てくるゲストキャラも、今の境遇に不満たらたらなカーレンと、つつましさと慈愛に満ちた祖母と父。両極端な対比ですね …
2005/08/03 22:25 ♪せおの時間日記♪