時々の記録

ルパン対ホームズの決着と、ようやくレイブンの実態が明らかになりました。

ビルの爆発に巻き込まれたルパンやホームズたちは、どういう方法でか生き延びていました。(^^;
フォークナー卿の謎は解明されましたが、レイブンの財宝への道は再び閉ざされてしまいました。そんな中、ホームズはこれまでに残された情報を再検討して、ある事実に気がつきました。

スコットランド・ヤードに逮捕されたフォークナー卿が身につけていたのは、高級品ばかりでした。しかし、その中に１つだけ、彼の持ち物として違和感があるものがありました。それは指輪でした。それこそが、レイブンの財宝への鍵だったのです。

しかし、一足先にそれを横取りしようとする者がいました。それはレストレード警部の部下の１人でした。その前に、ルパンとホームズが現れました。２人は、彼がレイブンの関係者だと気づいていたのです。そしてルパンとホームズは、ついに直接対決することになりました。

ルパンの銃弾を受けて、ホームズは倒れます。ホームズに駆け寄ったリリーは、ついに失われていた記憶を取り戻しました。彼女の父ワトソンを殺したのは、レイブンの一員であるレストレード警部だったのです！

正体を現したレストレード警部の前に、ホームズが立ちはだかりました。ホームズがルパンに撃たれたのは、リリーの記憶を蘇らせるための作戦だったようです。そして、レイブンの財宝の正体も明らかになりました。それはロンドンの各所に隠された、第二次世界大戦中の不発弾でした。その不発弾と地下通路を使い、狙った場所を密かに爆破できることがレイブンの強みでした。

しかしレイブンは、結成されてからあまりに時間が経ちすぎていました。そして組織の構成員同士の結びつきは浅く、誰がメンバーなのか知りませんでした。その結果、各所に隠された不発弾をメンテナンスする人間も耐え、実質的な力を失っていたのです。

というわけで、後半かなり端折った感じでしたが、ルパンとホームズの対決、そしてレイブンの財宝にまつわる事件は終わりました。しかし、ホームズの側にはモリアーティという名前の少年がいます。ホームズとモリアーティは、いずれ対決することになるのかもしれませんが、それはまた別のお話なんでしょうね。(^^;

これでPART6の放映も終わりかと思ったら、なんとまだ続きがありました！
ルパンとホームズの対決は、途中でいくつも番外編があったことで何となく中途半端でしたが、この続きではどんな物語が描かれることになるのでしょうか!?