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2020-04-28 (Tue) 18:22

アルテ #4

アルテがヴェロニカの肖像画を描くことになるお話でした。

この時代、庶民は自宅でパンを焼くのではなく、材料を持ち込んでパン職人のところでパンを焼いてもらっていました。
そこの職人にもアルテは気に入られたらしく、パンがさらに美味しくなる方法を教えてもらいました。

と何事にも前向きなアルテですが、このところレオとの関係がギクシャクしています。前回、レオに抱きしめられた時から、アルテは過敏にレオに反応してしまうのです。その結果、上の空になってしまったり、大げさな反応で失敗したり、どうにも上手くゆきません。

そんなある日、アルテはレオに連れられて、彼のパトロンのところに赴きました。それは謝肉祭の時に顔を合わせた、高級娼婦のヴェロニカのところでした。ヴェロニカは知的なお客さんのために、知性を感じさせる肖像画を描いて欲しいと依頼してきたのです。

書斎に通されたアルテは、そこに数多くの本が揃っているのに驚きました。高級娼婦として、さまざまな殿方の好奇心を満たすために、ヴェロニカは本を読んで勉強していたのです。一方、ヴェロニカもアルテが女の子だと知って驚きました。
謝肉祭で顔を合わせた時は男装していたので、アルテを男の子だと思っていたのです。

娼婦という仕事について、アルテはそれなりに知識はありました。しかし、ヴェロニカの仕事を知っても、彼女が仕事のために数多くの本を読破した努力には、アルテは素直に尊敬するのでした。そんなアルテをヴェロニカも気に入って、今回の仕事はアルテに任されることになりました。

こうしてアルテは、ヴェロニカのところに通って素描を何枚も描きました。その間に、アルテはますますヴェロニカと親しくなりました。そしてアルテは、レオに対する感情をヴェロニカに相談しました。ヴェロニカは、それは恋だとすぐに気づきました。

しかし仕事で身を立てようとしているアルテに、恋は危険なものでした。それを教えるために、ヴェロニカはアルテを下町に連れて行きました。そこでヴェロニカは、没落した元高級娼婦の姿をみせました。彼女はある男性を本気で恋してしまったために、高級娼婦としての地位を失ってしまったのです。そしてアルテは、画家として認められるという自分の譲れない目的を思い出しました。

その後もアルテはヴェロニカのところに通いますが、あるとき彼女より前に来ていた男性が待たされているのに気づきました。自分に対する興味を持続させるために、ヴェロニカはあえてその男性を待たせていたのです。しかしアルテは、そういうヴェロニカのやり方は受け入れられませんでした。

絵が仕上げに入っていたこともあり、アルテの足はヴェロニカから遠のきました。そんな時、再びパンを買いに出かけたアルテは、そこでパン職人を侮辱する男性を目撃しました。それに腹を立てたアルテは、男性を呼び止めて謝罪を要求します。そんなアルテを、パン職人が止めました。

パン職人は自分の仕事に誇りを持っています。しかし、それはお客さんがあってのことと自覚していました。だから彼は、常に笑顔でお客に応対するのです。それはヴェロニカの笑顔にも通じるものでした。

そしてアルテは、ヴェロニカの肖像画を完成させました。そしてアルテは、ヴェロニカの人の心を傷つけるようなやり方は嫌だけれど、それでも彼女が仕事のために続けている努力は尊敬せずにはいられないことを伝えました。
そんなアルテのことを、ヴェロニカは気に入ってくれました。そしてアルテを友人だと、ヴェロニカは言ってくれたのでした。

というわけで、今回も思い悩みながらも前に進むアルテの姿がよかったです。
ちょっと驚いたのは、アルテは娼婦が何なのか知っていたんですね。(^^; 恋さえ知らないアルテは、こっち方面は疎いのかと思ってたので意外でした。

最終更新日 : 2022-10-30

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