■ 3連敗で大会を終える。4回目となるU-16インターナショナルドリームカップは昨年に続いて仙台で開催された。今年は日本・パラグアイ・セネガル・スペインの4か国が参加したがU-16日本代表は初戦のパラグアイ戦を2対3で敗れると2戦目のセネガル戦は0対2、3戦目のスペイン戦は1対3。3試合で3得点/8失点。散々な成績で最下位。厳しい結果に終わった。今年の秋にはU-17W杯の本大会の出場権がかかったU-16アジア選手権を控えているが「アジア予選を突破できるのか?」が大いに不安になるほどの結果&内容の大会になってしまった。
今回の来日国のレベルが非常に高かったのは間違いないところである。1回目の2015年は日本が3連勝しているが初戦のコスタリカ戦は7対0で圧勝している。2回目の2016年は2勝1敗だったがメキシコには6対0で勝利している。3回目の2017年は2勝1敗だったがギニアには5対0で勝利している。過去にはモチベーションのあまり高くないチームが来日したこともあったが今年は違った。年々、参加国のレベルややる気が向上しているのでその点は十分に考慮する必要はある。有意義な経験を積むことはできた。
ただ、その点を加味しても今年はふがいない試合が続いたのは確かである。中1日の3連戦というのはどのチームも同じである。コンディション的にはホームである日本が1番有利なはず。多くのサポーターの声援を受けることが出来たのでその点でもアドバンテージは大きかったはずである。3試合目のスペイン戦の後の森山監督は相当に怒っていた。ユニークな性格の森山監督があれだけ怒っている姿を見るのはかなり珍しい。「このままでは予選を勝ち抜くことが出来ないことははっきりした。」とも発言している。
試合後に選手たちには森山監督から相当に強い言葉が浴びせられたと想像できる。「使える選手と使えない選手がはっきりした。」という趣旨のコメントも残しているのでこの3試合で十分な出場機会を得られなかった選手は見切られた可能性がある。大事なアジア予選まではあと3か月ほどになったが、もう一度、選手選考の部分から見直すことになるだろう。選手も相当な危機感を持っていると思うが監督を含めたスタッフの危機感は相当なレベルである。3連敗がいい方向に向かうきっかけになることを期待したい。
■ 一番目立ったのはMF中野桂(京都U-18)3試合で計8失点。失点の数が多かった。しかも、3試合とも序盤に失点をして難しい試合になった。試合の入り方というのも大きな課題として残った。失点シーンを見ると日本のクリアボールが十分ではなくて相手にセカンドボールを拾われた末の二次攻撃から失点する場面が目立った。また、カウンターからやられる場面も目立った。パスワークの中から崩されてチャンスを作られる場面は少なかったのでしっかりと人数をかけることが出来ていると大丈夫だったが後ろの枚数が手薄になったときは厳しかった。
3試合とも球際の勝負で大きく劣ったのも気になるところである。3か国とも球際の強さに定評のある国なので格好の相手だったが五分五分のボールに対して双方がアタックしたときに相手ボールになることが非常に多かった。選手にはいい経験になったと思うがあれだけ球際の勝負で負けていると試合を優位に進めるのは難しくなる。「こういう激しい試合の中でも使えるだけの技術でないと意味はない。」という話を森山監督はしていたがこの点はU-16日本代表のみならず、日本サッカー界全体の課題と言える。
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◆ まとめ #1969 U-16インターナショナルドリームカップ2018の総括 (2018/6/18)
・3連敗で大会を終える。
・一番目立ったのはMF中野桂(京都U-18)
・期待外れだった193センチのDF佐古
・代表復帰があり得るのは・・・。
→ 4回目となるU-16インターナショナルドリームカップ2018は仙台で開催されましたが日本は3連敗。最下位という悔しい結果になりました。力のある相手との試合が続いた点も苦戦した要因といえますが3試合で3得点/8失点。あっさりと失点するシーンが目立ちました。今秋に行われるU-16アジア選手権が不安になる戦いぶりでしたがMF中野桂(京都U-18)やDF半田(山形ユース)などは良さを発揮しました。
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