■ 8位でプレーオフ出場はならず。r松本山雅は2016年のJ2で3位になってプレーオフに進んだが準決勝で岡山に敗れて「1年でのJ1復帰」を逃した。「就任5年目の反町監督は今シーズン限りで退任するだろう。」というのが大方の見方だったが松本山雅に残った。サプライズ残留だったが名古屋や京都や千葉といった昇格レースのライバルになりそうなチームが軒並み監督交代を実施。大きな変化がなかった松本山雅は上位候補に挙げられた。
他のチームが完成度を高めるまでに松本山雅が突っ走る可能性があったがなかなかエンジンがかからなかった。ずっと上位争いには参加していたが前半戦は2連勝が最高。夏場に4連勝を達成したが波に乗れたのはこの時期くらいだった。強さを誇ったホーム戦も取りこぼしが目立った。最終節で京都に勝利していたらプレーオフに進むことが出来たが0対1で敗戦。最終的には8位となって2年連続でJ1昇格に失敗した。
ラスト6試合は1勝3敗2分けと低調。もどかしいシーズンになったが名古屋に2対5、千葉に1対5で敗れるなどらしくない大敗も目立った。最後の力を振り絞って集大成のシーズンに挑みながら結果を残せなかったので「就任6年目の反町監督はさすがに今シーズン限りでチームを離れるだろう。」と多くの人が考えていたが複数のメディアが「続投」と報じている。2018年も松本山雅を指揮する可能性が高まった。