■ 妥当なスコアアウェーでセルビア代表と対戦した日本代表は後半14分と後半46分に失点して0対2で敗れた。セルビア代表は、DFイバノビッチやDFナスタシッチなど欧州の超一流クラブで活躍している世界最高峰のCBを擁しているチームなので、ブラジルW杯の出場を逃しているとは言っても、難しい相手であることは間違いないが、日本代表はなかなか決定機を作ることが出来なかった。0対2というのは、試合内容をそのまま表現した妥当なスコアと言えるだろう。
今回は、怪我でチームを離脱する選手はおらず、スタメン11人は「現段階でのベストの11人」と思われるイレブンだったが、思うような展開にはならなかった。MF細貝が入って中盤が安定するようになって、MF清武が入って右サイドから形を作るようになって、MF乾も鋭い抜け出しからシュートを放っているので、途中出場の選手が流れを少し変える働きを見せたことは、数少ない光明と言えるが、スタメン組で及第点以上のプレーを見せた選手はほとんどいない。
日本代表が国内で親善試合をするときは、ほぼ間違いなく、「相手チームはコンディションが良くない。」、「来日して数日しか経っていない。」、「モチベーションも高くない。」などと、相手チームのことを思いやった発言をする人が出てくるが、同じように「コンディションが良くなくて、モチベーションも低い日本代表に勝っただけ。」、「セルビア代表が良かったわけではない。」と語るセルビアのサッカーファンはたくさんいると思う。
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◆ まとめ #612 「プランB」無き戦いを続けるザックジャパン (2013/10/13)
・妥当なスコア
・柔軟性に欠けるところ
・ノープランに感じられる試合
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