■ 期待された選手たち残念ではあるが、「10代の頃から注目されて、将来を嘱望された逸材が伸び悩む。」というのは、珍しい話ではない。そして、これは、日本国内に限った話でもない。海外も同様である。ブラジルも、アルゼンチンも、スペインも、フランスも、イングランドも、ドイツも、過去、何人もの有望株が大成できずに、表舞台から去って行った。
例えば、ワールドサッカーダイジェストは、毎号のように、「期待の若手100選」などと銘打って、サッカー大国の若手を紹介しているが、こういう企画は、5年前も、10年前も、行われていた。装飾されたその文章を読むと、期待せずにはいられなくなるが、そのとおり、大物になった選手というのは、一握りである。鳴かず飛ばずで終わった選手も少なくない。
日本に住んでいると、日本の若手だけが伸び悩んでいるような印象を受けるが、海外も同じである。海外の情報というのは、大成功した例ばかりがクローズアップされるので、錯覚しがちであるが、「大差はない。」と言っても過言ではない。
アルゼンチンで言うと、FWメッシは、誰もが認めるスーパースターで、神様・マラドーナにもっとも近づいた選手と言えるが、「ポスト・マラドーナ」を期待された選手は、これまで何人も現れて、その都度、メディアに大きく取り上げられてきたが、期待通りに育った選手というのは少ない。オルテガも、ガジャルドも、アイマールも、ダッレサンドロも、デビュー当時の尋常ではないほどの期待値を上回る活躍ができたかというと、「No」と言わざる得ない。
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◆ まとめ #354 デカモリシ 「終わった」と評された選手の逆襲 (2012/11/22)
・期待された選手たち
・調子ノリ世代のエース
・スケールの大きなプレー
・どん底からの復活
・ビッグベイビーからの脱却
→ デカモリシことFW森島康は10代の頃から大きな期待を背負ってプレーしてきました。初めて、彼のプレーを見たときは、そのスケールの大きさに驚いて、「大成できない理由は見つからない。」と思いましたが、その後は停滞して、不遇の時代を過ごしました。それだけに、プレーオフの京都戦の活躍は感慨深いものがありました。そして、密かに、「日本代表への復帰もあり得るのではないか?」とも思います。
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◆ 関連メルマ 2012/05/21
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