※ 2022年9月9日(金)の時点。
ヴァンフォーレ甲府→ J2は34節が終了した。残りは8節となったが2017年以来のJ1復帰を目指した甲府は9勝10敗15分けで勝ち点「42」。プレーオフ圏内となる6位の大分との差は「10」なのでプレーオフ出場も難しくなっている。15引き分けというのは20引き分けの徳島に次いでJ2で2番目に多い数字になる。勝ちきれない試合が多くなっている。21位の岩手との差も「12」と大きく広がっているので「J2残留の可能性大」と言える。
2019年は5位、2020年は4位、2021年は3位と近年はJ2で安定した成績を残していたが、やはり、昨オフに伊藤彰監督を磐田に引き抜かれたのは痛恨だった。その伊藤彰監督も磐田では成功せず。8月13日(土)の試合で浦和に0対6と大敗して解任されたので甲府にとっても磐田にとっても伊藤彰監督にとっても得にならない監督人事だったと言える。甲府は吉田達磨監督を再登板させたが13位と苦しんでいる。
吉田達磨監督は2015年は柏、2016年は新潟、2017年と2018年の途中まで甲府を指揮したがいずれも短期間で退任となった。「若手の育成力」にも期待して吉田達磨監督を復帰させたと思うが大方の予想どおりで上手くいかなかった。再登板に関して否定的な意見が多い中、吉田達磨監督を復帰させて失敗に終わったことを考えると「吉田達磨監督のみならず、監督人事に携わった人も批判の対象になる。」と言える。