それでも「おふねひき」をする、というお話でした。
いきなり要から告白されて、戸惑うちさき。しかも、ちさきだけでなく、両親までそれを聞いていて・・・。とっても恥ずかしい状況ですね。(^^;
それ以来、ちさきと要は何となくギクシャクしています。しかし、自分のことで手一杯な光とまなかは、その変化に気づくことはありませんでした。仲良しの4人なのに、今は何となく全員が別々の方を向いている感じですね。
地上では、あかりと美海がギクシャクしていました。地上が滅びても、海の中で眠ればあかりは生き続けることができる。それが美海の中で引っかかっているのでした。しかし、あかりに迷いはありません。美海と一緒にどんな時も生きると、もう決めているからです。
そんな中、光たちの体にも変化が起きています。食事を取らないことで、エナが体にたまっているのです。そのせいで、いつもより体が水を求めています。しかし、光はそれは何か違うと感じていました。そして食事を絶つことをやめて、みんなと一緒に給食を食べることにしたのでした。そんな光に、まなかも従います。ギクシャクしていても、こういう時のまなかは迷いがなくていいですね。
そうしている間にも、地上にもぬくみ雪の影響が出ていました。雪が降ることはやみましたが、例年よりも明らかに気温が低いのです。これまで光たちの言うことを信じなかった地上の人たちも、ようやくその話に耳を貸す気持ちになってきたのです。
そして漁協の若者たちが、あかりを通して光に話したいことがあると言ってきました。それは、今更ながらきちんと「おふねひき」をやりたいということでした。かっては光の話を鼻で笑った大人も、今では頭を下げて光に協力を申し出たのでした。そんな光にあかりは、大人たちはそんな虫のいい話をしているのだと断った上で、地上の人間の1人として頭を下げました。
地上の人間が協力してくれる。その知らせを持って、光はうろこ様のところへ行きました。しかし、うろこ様の答えは、そんなことをしても海神様を動かすことはできないと断言されてしまいました。ようやく希望が見えたと思ったのに、その希望はあっけなく消えてしまったのでした。
しかし、それでも光たちはあきらめません。なんと人形の「おじょしさま」ではなく、あかりが「おじょしさま」の役割を演じると言い出したのです。その上、それと同時にあかりは結婚式を挙げると言い出しました。今までと違った「おふねひき」をする。その少しの違いが、何か変化をもたらすかもしれない。それは小さな願いでした。
そんなあかりの行動に、みんな元気を取り戻しました。こうして地上は、「おふねひき」を盛り上げるために団結して動き始めたのでした。
そんなあかりを見て、美海も心を動かされました。美海はせめてあかりだけは生きていて欲しいと、これまで冷たい態度を取ってきました。しかし、あかりは美海たちと一緒に生きることを選んだのだと、もう美海たちなしではあかりは生きられないことを知ったのでした。
そして、ちさきも動き出すことを決めました。ついに光に告白することを決めたのです。それでどうなるかわかりませんが、一歩を踏み出すことができてよかったと思いました。
いきなり要から告白されて、戸惑うちさき。しかも、ちさきだけでなく、両親までそれを聞いていて・・・。とっても恥ずかしい状況ですね。(^^;
それ以来、ちさきと要は何となくギクシャクしています。しかし、自分のことで手一杯な光とまなかは、その変化に気づくことはありませんでした。仲良しの4人なのに、今は何となく全員が別々の方を向いている感じですね。
地上では、あかりと美海がギクシャクしていました。地上が滅びても、海の中で眠ればあかりは生き続けることができる。それが美海の中で引っかかっているのでした。しかし、あかりに迷いはありません。美海と一緒にどんな時も生きると、もう決めているからです。
そんな中、光たちの体にも変化が起きています。食事を取らないことで、エナが体にたまっているのです。そのせいで、いつもより体が水を求めています。しかし、光はそれは何か違うと感じていました。そして食事を絶つことをやめて、みんなと一緒に給食を食べることにしたのでした。そんな光に、まなかも従います。ギクシャクしていても、こういう時のまなかは迷いがなくていいですね。
そうしている間にも、地上にもぬくみ雪の影響が出ていました。雪が降ることはやみましたが、例年よりも明らかに気温が低いのです。これまで光たちの言うことを信じなかった地上の人たちも、ようやくその話に耳を貸す気持ちになってきたのです。
そして漁協の若者たちが、あかりを通して光に話したいことがあると言ってきました。それは、今更ながらきちんと「おふねひき」をやりたいということでした。かっては光の話を鼻で笑った大人も、今では頭を下げて光に協力を申し出たのでした。そんな光にあかりは、大人たちはそんな虫のいい話をしているのだと断った上で、地上の人間の1人として頭を下げました。
地上の人間が協力してくれる。その知らせを持って、光はうろこ様のところへ行きました。しかし、うろこ様の答えは、そんなことをしても海神様を動かすことはできないと断言されてしまいました。ようやく希望が見えたと思ったのに、その希望はあっけなく消えてしまったのでした。
しかし、それでも光たちはあきらめません。なんと人形の「おじょしさま」ではなく、あかりが「おじょしさま」の役割を演じると言い出したのです。その上、それと同時にあかりは結婚式を挙げると言い出しました。今までと違った「おふねひき」をする。その少しの違いが、何か変化をもたらすかもしれない。それは小さな願いでした。
そんなあかりの行動に、みんな元気を取り戻しました。こうして地上は、「おふねひき」を盛り上げるために団結して動き始めたのでした。
そんなあかりを見て、美海も心を動かされました。美海はせめてあかりだけは生きていて欲しいと、これまで冷たい態度を取ってきました。しかし、あかりは美海たちと一緒に生きることを選んだのだと、もう美海たちなしではあかりは生きられないことを知ったのでした。
そして、ちさきも動き出すことを決めました。ついに光に告白することを決めたのです。それでどうなるかわかりませんが、一歩を踏み出すことができてよかったと思いました。
最終更新日 : 2022-10-30
これまでは傍観者だった要による、ちさきへの告白。 ちさきの両親が出てくるも、堂々としたもの。 答えが欲しい訳じゃなく、ささやかな抵抗みたいなものと要。 真正面から ... …
2013/12/23 20:59 ゲーム漬け