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ドローン事件でウクライナ紛争におけるアメリカの関与がはっきりした―ロシア

<記事原文 寺島先生推薦>

Drone incident confirms US involvement in Ukraine conflict – Russia

出典:RT

2023年3月15日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>

2023年4月3日

クリミア付近で墜落したドローンMQ-9 Reaperは回収して研究すべき、ロシア安全保障トップが発言



資料写真. 米国税関・国境警備局のMQ-9リーパー無人機 © Getty Images / John Moore


 ロシア安全保障会議のニコライ・パトルシェフ書記は、3月14日(火)に黒海に落下したアメリカの無人機MQ-9リーパーの残骸の回収をモスクワが試みることを明らかにした。

 3月15日(水)の連邦放送局ロシア1での生放送で、ニコライ・パトルシェフ書記は、UAV(無人航空機)の残骸まで到達できるかどうかはわからないと認めたが、残骸を発見し調査する努力をすることが重要であると強調した。

 また、パトルシェフは、ウクライナでは「アメリカ人は敵対行為に参加していないと言い続けている」とし、今回の無人機による事件は、現在進行中の軍事衝突に「(アメリカが)直接関与していることを改めて確認した」とも述べた。

 同書記の声明は、ワシントンの欧州軍(EUCOM)が、ロシアのSu-27戦闘機2機による「安全でなくプロらしくない」行動の結果、MQ-9リーパー無人機1機が火曜日の朝に黒海上で墜落したと報告したことを受けたもの。ペンタゴンは、ロシアの迎撃機の1機が、国際空域で偵察任務を行っていたドローンの「プロペラを直撃」したと主張している。

 ロシア国防省は、自国の飛行機がアメリカの無人機と接触したという主張を否定しているが、航空宇宙軍が黒海上空でロシア国境に向かうアメリカの無人機の飛行を記録し、調査のために迎撃機2機を派遣したと報告した。同省は、アメリカの無人機が中継器を切って飛行しており、ウクライナで進行中の軍事作戦地域周辺に設けられた臨時の航空境界線に違反していると指摘した。



関連記事:黒海でのドローン事件について分かっていること


 ある時点で「機体を急操作した結果」無人機は「制御不能な飛行」に陥り、海に墜落したと同省は報告し、ロシアの戦闘機は空中兵器を使用せず、無人機と接触しなかったと指摘した。

 米国国家安全保障会議のジョン・カービー調整官(戦略的コミュニケーション担当)はその後、米国はMQ-9リーパー無人機の残骸が誰の手にも渡らないよう、必要なあらゆる手段を講じていると述べている。

 「これは米国の所有物です。私たちは明らかに、私たち以外の誰かがそれを手にするのを見たくありません」とカービーはCNNに語った。しかし、黒海の「非常に深い海」に落ちたため、米国が航空機を回収できるかどうかはわからないとも述べた。「我々はまだ、何らかの回収作業ができるかどうかを評価しているところです。回収できない可能性もあります。」
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