フランク・シュレックの総合奪取?
それは思いつかなかった。出かける前にはカンチラーラのステージ勝利はほぼ確信していたのだが、最終日のタイムトライアルでツールドスイスの総合を取るのは、ヤン・ウルリッヒ(のようなタイムトライアルスペシャリスト)の十八番だと思ってた。
記憶では、ファビアン・イエーカー(当時ソニエ・デュバル)とウルリッヒが争った最終日。30秒差でスタートして最後に1秒差程度で総合を捕ったのが2005年だった?
写真とビデオがあります。ビデオはウオームアップする選手達、メディア・インタビューを受けるカンチ(メディア達は音声だけをとっていたが、僕は側で画像も含めて撮った)、そんなのがあります。
フランク総合ゲットの様子ですが、
フランクがゴールから約400m?程度のチームバスに帰ってきた時にもまだ口の周りから、アゴまで泡を吹いた状態の放心状態でした。本当に全力で走ってすべて出し尽くした様子でした。僕は携帯したテレビを観ていて、フランクが放送ですでに"Vertual" 総合2位とテロップが流れていました。その時点で上位では数人がゴールに向かっていましたが、中間タイムがそれほど芳しくなかったので、フランクが少なくとも2位か3位になれそうな状態でした。そこで、フランクに「表彰台だぞ」と云ったのです。彼は放心状態で言葉もでず、とにかくバスに戻りました。
またトニー・マーチンがカンチのタイムを抜いた直後にラーションがバスに戻ってきたので、彼は僕のテレビを覗いて、トニー・マーチンの暫定トップを確認したのでした。残念。でもカンチは出走前のウオームアップで腰を気にしていて、マッサーがローラーを漕ぐカンチの腰を圧していたので、コンディションの問題あった様子です。
リース監督の家族(2人目の奥さんと子供達)、カンチの家族も来てて、和やかな雰囲気のチームバス周囲でした。
写真、ビデオはまた後に編集して公開します。
テーマ:自転車ロードレース - ジャンル:スポーツ
- 2010/06/21(月) 03:09:50|
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