最近PCに向かう時はほとんどThe Go-Go'sの映像を観てます。最高だ。
さて、趣味を披露(つまらない内容ですが)すると云えば、このクロスワードも趣味です。合州国滞在中に趣味になりました。英語学校の先生達が毎日やってるのを見て(デイリーペイパー、つまり新聞に掲載されてきます。日本で云うと、昔は碁、将棋とかが載ってたですよね)、僕もやり始めた。最初は完成するのが困難だったが、次第に完成に近づいてゆくことができた。特殊な単語(昔の歴史的な言葉、例えば、古代ヘブライの重量単位とか)が使われてます。交差させるために、かなり曲芸的な単語が必要になる場合があるからです。
英語の本当のクロスワードのマス目は綺麗な対称でなくてはなりません。白(文字を言えるマス)と黒(使わない)の模様は、180度回転させても、同じ模様になるはずです。日本にもクロスワードはありますが、この対称形という制限は無いようです。日本語では無理らしい。
で、ドイツ、ルクセンブルクと住んでみて、また欧州各地を旅行して分かったことは、クロスワードパズルが無いことです。何処の本屋さんでも見ません。新聞雑誌に掲載されるワードゲームは対称ではない白黒のマス目のゲームです。クロスする部分があるのは同じですが、マス目は対称形ではない。
最近は新聞・雑誌に掲載されるゲームはスドクも多いですね。
さて、iPod touchにもクロスワードパズルのゲームをインストールして持ち歩いてます。
ここから先は、ちょっと話題が変わるのですが、前回のエントリーで、コピー(繰り返す、まねる)という言葉を書きました。英語だとコピーキャットという言葉があり、真似っ子という意味です。
昔(大昔)合州国でクロスワードパズルを解いてて出てきた単語だが、今でも鮮明に覚えてる。ヒント(英語的にはクルーだが)が(確か、覚えてる範囲で)Sincere praiseで、答え(マス目に入れる言葉)がCopycatだった。人の真似(正確にすれば、するほど)は、その人への真摯な賞賛だということです。クロスワードパズルのクルーと答えはこのように少しひねってあるのが普通で、さらにひねった場合は、クルーの後にクエスチョンマークが付いてます。単語のスペルをちょっと変えてるとか、ある特殊な場合にのみ適応する答えの場合とか。
かなり米国(なり英語文化圏)のカルチャー(昔のテレビドラマ、社会現象、政治、等など)を知らないと、答えは出てきません。辞書で調べてそのまま出てくるような場合は少ないです。クロスワードパズルを解きながら、様々な米国のカルチャーを学びました。
で、Duff(姉妹?)のコピーミュージックビデオは、この意味(上記の真摯な賞賛)で、オリジナルへ敬意を払ってるということなのです。音楽的には、カバーする際に、オリジナルと同じするのは勇気が要ることですよ。カバーして、「全くの真似でオリジナリティーが無い」と批評されることがあるかです。でも、勇気を持って「オリジナルがあまりにもすばらしいので、そのまま真似る」と言える方が、すごいと思います。
彼女達(Duff姉妹)がオリジナルのミュージックビデオのコピーを希望したのか、プロデューサーがゴーゴーのファンだったとか、何かの、誰かの意向であの形になったと思いますが、背後にあるのは、Sincere praiseであることに間違いないです。
で、さらに話が以前のエントリーい戻るのですが、自分のスタイルをほとんど変えないまま長い演奏活動をした(してる)ジャズミュージシャン達を見ると、自分をコピー(或いはカバー)してるのだと感じるのです。
散漫ですが、結論は、ゴーゴーズ最高、クロスワード好き、スタイルを変えないジャズミュージシャン最高ということです。
- 2009/11/16(月) 00:05:40|
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