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欧州自転車レース追っかけ日記

欧州在住者が自転車レースを追い掛けてる日記とか

Bayern-Rundfahrt 2008 Part IV

数少ない写真を英語版に貼りました。つまらないものですが、ぜひ観てください。

ジロの陰に隠れてかすんでしまってるレース(ツールドベルギーとかも)ですが、このドイツのレースに行ってきました。無事帰還です。

まずは、補給地点の看板の位置ですが、Google Earthで現地の写真を見て「補給地点開始」と予想した場所に見事にありました。寸分の狂いもなかったです。まさしくドンピシャ状態でした。写真も撮りました。

補給地点終了の看板は残念ながら予想場所にはなく、Unteraurachという小さな村の終わりにありました。予想では村の入り口と思ってました。約100mほどずれてました。

ゴール地点もほぼ正しい位置でした。ついでですが、ここ(N49 35.522 E11 01.631)にTeam CSCのチーム車両が駐車してました。近くには他のチーム(ハイロード、トップスポーツ、等)も居ました。

最後はここで粘ってました。ほとんど人の居ない場所でチームスタッフが機材の積み込みしたり、選手達が着替えて、次のレースのための機材の積み込み確認とかをしてるのをぼーっと見てました。スタッフと話したり、選手と話したりとか、温ーい感じの時間を過ごしました。

他のチームのことは知らないのですが、Team CSCはレース後バラバラになるチーム選手・スタッフが「じゃ、また」と丁寧に挨拶・握手して分かれる光景はよく見ます。チームの一体感があるのです。それにまじって、僕も「じゃ、次に」と挨拶して、スタッフとか選手とも握手してきました。今日はカーステン・クローンと握手もしてきました。いやー、彼から手を出してくれたんですよ。

オグレイディーですが、最後まで完走しました。鎖骨を折ってるという様子は見せませんでしたが、カバンを移動する車に乗せる際に、左手でもち、右手には力を一切入れてなかったので、骨折した鎖骨は右側なのでしょう。スタッフ達の分かれの挨拶時にスタッフの一人が彼の肩を叩いたのですが、右側(このマッサーが右利きなので)を本当にやんわりと叩きました。その叩き具合をみて、「あー、気使ってる」と思いました。

シュレック家の親父さんのJohnny Schleck氏も来てました。当然、「来週はルクセンブルクでね」と言ってきました。このチーム車両付近では一切写真を撮ってません。



話しは戻りますが、行動記録を少し。朝8時過ぎには出発。順調に高速道路を巡航。A6からA3に移る付近から渋滞。この合流地点から数キロに渡りA3を整備工事してたのでした。片側車線が無くなってて、完全に盛り土からの再建築中なのです。地形を削ってるところを見ると、拡張をするための全面工事らしいです。だから、本来の半分の部分をさらに半分に分けて交互通行させてます。だから混むのです。

補給地点についたのは11時過ぎ。長い4kmの補給地点なので、どこにチームカーが並ぶか分からないので、偵察をする。一番乗りはCredit Agricoleの車両でした。結局12時過ぎにはほとんどのチーム車両が補給地点開始直ぐの部分に集合しました。ここしか、良い場所が無いのです。なぜ、無用に4kmも補給地点を確保したのか、意味不明ですね。

無事にTeam CSCのスタッフに合流。レースの具合を聞くと、アメリカのレースへ向かうためにすでに3人のデンマーク人は棄権してました。だから、最終日には4人だけが走ってました。

ハイロードのスタッフは(昨年までスキルシマノに居た)よく知ってるスタッフだったので、再会の挨拶。彼ともう一人のスタッフ(テレコム時代からの古株の、失礼な言い方だがおじいさんに近いベテラン)のペアだった。彼らはTeam CSCの側に停まってて、話しをしてた。話を聞いてると、ハイロードの2人はこれからの予定が分からないと嘆いていた。ルクセンブルクには行かないのだが、ひょっとするとドーフィネじゃないかな、とか。この老年のスタッフは、「パソコン立ち上げて、メールチェックしてるだけど、(マネジメントから)ちっとも送ってこねえよ、業務連絡」とおっしゃってた。すごい、バリバリだったのね。見かけで判断してごめんなさい。

ヘニンガー塔1周レース(来年はスポンサーのヘニンガービール会社が降りるので、開催が赤信号点滅)の補給地点でテレビを見せてあげて一緒に観戦したマペイ・ハイツマット(ハイツマットとは暖房機という意味)のスタッフのおじさんも居た。また会えたね、としばし談笑。

そして、レースが到着。Team CSCの車両から約1km先程度に立って待つ。そこは小さな街中(Stegaurach、シュテーク・アウラッハと読むのか)。この辺りの地名は側を流れるAurach(アウラッハ)という川の名前をまじえてる。街中なので、近所の人達がまばらに立ってるので、収獲はあまり見こめない。その後のゴール移動も考えてるので、草むらの捜索もできない。

レースは6人程度の逃げグループがあって、それらが先に通過。その後集団。集団からの拾い物は、サコッシュ(トップスポーツ、アクアサポーネ・カフェマカンボ、そしてヴィーゼンホフ・フェルト)3枚、とビドン(ゲロールシュタイナー、チューリンガー・エネルギー)でした。しかし、2007年末で消滅したヴィーゼンホフ・フェルトのミュゼットをどさくさに混じって使ってるのはどのチームだ。

そして、ゴールへ移動。ゴール付近に着き、車を停めて、ゴール地点に着いて、20分程度でレースが到着した。街中を周回してゴール。ゴール後50m程度の場所に居たが、遠くからゴールスプリントを観てた。派手なアクションのTeam Gerolsteinerの選手が勝ったので、「あっ、ハウスラー?」と直感。ハインリッヒ・ハウスラーがバイエルンに出てたとは知らなかったが、あの派手なゴールアクションをする選手はあまり居ない。ロマンディーではレース棄権してたが、今日は一花咲かせました。彼って、アクション派手ですよね。

周回コース部分では一般人レースも行われてた様子で、ゼッケンつけた一般人が沢山居ました。そんな感じのレースでした。

暑い日でした。気温は午前中から既に24度、それから30度位まで上昇で、アイスクリーム屋さんが大繁盛。ビールを上手そうに飲む人が大量。

次はルクセンブルクです。

テーマ:自転車ロードレース - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/06/01(日) 22:40:09|
  2. Bike Race in Germany
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