Inception 2010I just found out that Mr. Cobb's given name was Dominick not Dominic as I thought it would be earlier.
Dom turned out to be shorten form of Dominic. I thought that it must be his name on the dotted line.
I was closely watching a scene where a suited man suggested Cobb to take the flight ticket and leave immediately if he wanted to flee from the US authorities (who were coming to arrest him).
Cobb took the envelop and checked the ticket inside. I could see his name just briefly. I had to stop the movie to see it, of course.
Was the last scene real or a dream?I was a bit puzzled when I watched a YouTube video suggesting that Cobb's supposed totem, top, could not serve the purpose at all. Yes, it was correct.
I read on reddit that it (the top) was just a decoy and the real totem of Cobb's was his wedding ring.
I checked the scenes. He had the ring on while he was married (before the tragic death of Mal) in every scene whether he was in the dream or in his real life.
Now (as a widower) he does not have the ring in his real life. As soon as he enters the dream, he has a ring on his ring finger on his left hand.
Come to think of it, some scenes seem to emphasize the presence of a wedding ring or rings (including Mal's).
It seems that the director went to extra miles to show them in some scenes.
From this point of view, seeing that Cobb had no ring when he woke up in his first-class seat on the plane. In the subsequent scene, as he passed through the Immigration, he was wearing no ring.
In the last scene, just before he span the top, his left hand showed no ring. Thus one can conclude that Cobb went back to reality in the end.
In Japanese: 続きをどうぞ
Inception 2010 Dominick Cobb発見した。主人公の名前はCobb, Dominickが本名だった(笑)。綴りの問題だが、簡単にDominicだと思ってたが、Dominickだった。
あるシーンで(彼の弁護士らしき人物が)、「高跳びで海外逃亡するなら、今しかないぞ」とコブに海外逃亡のための航空券を渡すのだが、そこに名前が書いてある。外国行きの航空券だから、パスポートとチケット上の名前が一致しないとマズイはずなので、この綴りが正確だ。
映画を怪しい部分でスローモーションにしたり、動画を止めて確認したりすると楽しいことが見つかるんですね。
これは自分で発見したことなので、嬉しい。
映画の細かい部分に何か隠されてないかと細かく見るのも楽しいものだ。
Inception 2010なぜ、コブのトーテムと呼ばれるオブジェクトがコマなのか。ある解説動画では「コマじゃ用を足さない」みたいな指摘があった。
確かに、矛盾してる。持ち主だけが、期待できる動作、感触を確認できることがトーテムとしての要素(目の出方を細工したイカサマサイコロ等)だとアーサーが解説している。
この「トーテムを使って現実を認識する」と云う発想はコブではなく、モル(彼の奥さん)のアイデアだと言ってる。そのコマ自身も彼女のものだと、コブ自身がアリアドネに説明してる。
This one was hers. She would spin it in the dream and it would never topple.
コブのコマが、ちゃんと回る(特にバランスが崩れてない)コマだと云うのはアーサーの説明に矛盾してる。
見た目が金属のコマだが、金属の密度、比重が特殊なら、理解できる。異常に軽いので、短時間しか回らないとか、異常に重いので、長時間回るとか。アルミ製のコマと鉛みたいな思い金属製の重いコマなら、回し始める際の感触は大きく違う。でも、このコマでの鑑定方は、回り続けるか、止まるかだと説明されてる。
それでもコマが用を足すなら、つまり、コブはコマが倒れることで現実を確認するならば、一体なぜ彼はコマで用が足りてると言ってるのか?。
その後の物語の展開で明らかになるのは、ある時、モルはリンボー(虚無)内にそのコマを隠してしまう。現実か夢かの判定をすることを彼女は拒否したわけだ。
コブが設定上東京のホテルで、片手に拳銃を持ちながら、コマを回す、当然映画を観てる観客は「コマが回り続けたら、それはコブが夢の中に居るので、拳銃自殺して、目を覚ますつもりだ」と思う。その場面ではコマはぐらついて倒れる。
すると、コブは絶望の表情なのか、安堵の表情なのかを浮かべる。彼も相当現実と夢の間で境界線を見失っている様子である。
コマじゃない?そして、米国の2ちゃんねるのredditで、調べたら、やはり考察があって、実はコブのコマは単なるデコイ(見せかけのおとり)で、本当のトーテムは結婚指輪だと指摘されてるスレッドを発見。
結婚してた当時は、当然指輪を左手の薬指にしてます。回想シーンで、例えばモルが飛び降り自殺するシーンもそうですね。確認できます。
その他のシーン(モルの自殺後の現在)では、現実世界ではさりげなく、左手が映る場面では指輪がないことが確認できる。一方、夢に入ってるシーンでは必ず指輪をしてます。
実際、最後の方で、飛行機のファーストクラスで起きるコブの手には指輪がない。その後イミグレーション(入国審査)を通過するシーンでもやはり指輪がない。そして、家(義理の両親の家だと思ったが、別シーンで語られるように自分達、夫婦の家だった)のシーンでもコマを回わす直前の手を確認すると、指輪は確認できない。
すると、やはり、最後のシーンは現実なのだと思われる。でも、この映画を何回観れば、そんな微妙な詳細に気づくんだ。まさに目を皿にして観てるコアなファンが多いのだろう。
でも、この視点(結婚指輪が実は隠れた重要アイテム)で映画を見直すと、「確かに」指輪を「見せつける」ようなシーンが多いことに気づく。例えば最後の方で、囚われた後、老いた斎藤氏の前に引き出されたコブは、なぜか食事を出されてるが、そのために、両手がお皿のそばに添えられ、指輪が目立つ。
コブとモルが2人で夢の中で長時間過ごすシーンでは2人が手を繋ぐシーンが繰り返し出るが、そこでは2人の指輪が目立つ様になってる。
飛行機のファーストクラスシーンでも、コブは左手で様々なものを(アテンダントから)受け取ったり、睡眠に落ちる直前に、彼の左手がほぼ画面一杯にこれでもかと拡大され、シートの肘掛けから落ちるとか、何かと目立つ。
その他でもあります。意図的にそう演出してると思われる。映画をもし見直すことがあれば、コブの左手の指輪を注視しながら、観てください。「これは絶対演出、演技指導、カメラアングルでわざとやってる」と思わせるシーンがあります。
コブを起こすために、浴槽に落とすシーンがありますが、そこでもちゃんと左手の指輪を見せてる。こんなさりげないシーンだが、一旦この視点に気づくと、わざとらしい演出だ(笑)。こんな風に実に手間を掛けて指輪を見せてる。
コブが最終局面で、Limbo(邦訳:虚無)に入り、モルから「この世界が本物だから、ここに留まれ」と説得される最中にコブは何をするかを注意深く観察してください。必死に耐えて、両手を合わせて揉んでる。これは左手の結婚指輪の存在を確かめてるということなのだろう。それによって、これが現実で無いと確認してるのだろう。
シーンごとに正確に、結婚指輪を取ったり、外したりしてるディカプリオに対しては監督から指輪の意味の説明があったのだろうか。それともディカプリオにさえ秘密にしてて、ディカプリオには、衣装・メイク担当(監督から特命を受けてる衣装・メイク担当なりの人)がシーンごとにさりげなく指輪を渡してたのか。どちらかが気になる。
映画はその時間的経過ごとにシーンを撮影しない。だから、よく映画俳優のインタビューで、「自分で試写会で観るまで、映画のストーリーは分からなかった」みたいなことを聞くことがある。
テーマ:洋画 - ジャンル:映画
- 2024/12/20(金) 23:13:45|
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