結局、雨のため、ペイント一切なし。木曜日の午前4時前にはHerdwegに到着。雨。しばらく、そこで様子を見たが、とても水性ペイントでペイントできそうにはない。街灯が多く、明るかった。驚いたのはすでにペイントがあったということ。道路と歩道の間にはすでにガードの鉄柵が設置されていた。
HerdwegにあったペイントとはSHIMANOの文字。レーススポンサーのシマノがペイントした文字。テンプレートになる何かで型取りされたきれいなシマノのロゴがありました。そこで、一時間程度、待機と仮眠。その後移動。
ゴール・スタート位置から1km前後の場所にキャンピングカーの群れがあったので、そこに駐車。彼等はベルギー、イタリア、オランダ、フランスから来てるハードコアなファン達。
特に、ここに書くこともなく、レースは始まりました。雨は夜間から降り続き、午前11時頃までは強めでした。11時頃から小雨となり、12時過ぎにはほととんど止んだ感じ。12時半のレース開始時には雨は止んでいたが、路面はところどころ水がたまってる状態。レースは(テレビで観た方にはお分かりでしょうが)4グループに分けられてスタート。グループ間に30分の間隔。この30分の間に、選手達は周回の2周目をする。そして、グループ最後の選手がスタート・ゴール位置を通過してすこしすると次のグループがスタートするとう展開です。
路面は3グループ目(別府選手含む)がスタートする頃には乾燥し始めました。最後のグループが走行する頃にはほぼ乾燥に近い状態でした。だから、昨年に上位に入った選手なのに、シードされず、最後グループに入れなかった一部の選手が不当なスタート順序だと抗議してるようですが、それはもっともだと思います。
僕の薄型デジタルカメラではしょうもない写真しか撮れてませんが、後にアップロードします。
カンチラーラがタイトルを防衛しました。もちろん、カンチラーラが勝って嬉しいです。でも「繰り返しますが」僕にとっては誰が勝っても関係ない。Team CSCの選手を応援するというのが目的ですので。ザブリスキーは来期はTeam CSCを離れますが、今回も一生懸命応援しました。
ということで、不完全燃焼の木曜日でした。土曜日(すでにこれを書いてる時点で土曜日に日付が変わりましたが)はなんとか、ペイントしたいです。時間の制約があるので、上手くできないかもしれません。上記の通り、Herdwegにはシマノの文字があったし、その後に追加されてるかもしれません。付近にあった臨時標識によると、金曜日と土曜日は午前2時以降夜まで駐車禁止ということで、警備が厳しいと思われます。
予定としては、木曜日に車を止めた場所に再度車をねじ込んで、そこから、重たいペイント桶を引きずってHerdwegに向かいます。上手くすれば、多少でもペイントできるはず。Herdwegがだめなら、車を止めた場所の道路にでもペイントします。そこは車が頻繁に通るので、困難でしょうけど。歩道が狭いので、レース中の移動が難しいと思います。でも、1ヵ所にとどまるのはつまらないし。
スタート・ゴール位置がメッセ会場の前だということは視察した際のブログに書きました。そのメッセ会場ではミニメッセがあって、自転車部品、衣類、その他のメーカーが出展してました。そこで、安いものですが、記念に買い物をしました。ちょうど良いものがなかったのですが、Caisse d'Epargneのロゴ入りTシャツとFrançaise des jeuxのロゴ入りフード付きスエットです。こう書けば、もうもらうはずの人には「私ね!」と見当がつくはずです。残念ながらSaunier Duval-Prodir関係のものが無かったので。
テレビにどう映ったかは分かりませんが、表彰台下にはカンチラーラ家が来てました。両親、奥さんと子供。
日曜日のレースにはなんとかペイントしたいです。
こぼれ話し その1
ノルウエーの旗をもって、多くはTeam CSCの帽子を被った団体が通過した。声を掛けた。基本的にアーヴェセンのファンですね。彼等は130人強の団体で飛行機で乗りつけたんだと言ってました。会場でノルウエーの旗を持ってるのはこの団体だと思って間違いないですね。
こぼれ話し その2
朝11時前に主催者が沿道のファンにTTのスタートリストを無料配布しました。車で来て、立ってるファンに手渡してました。僕もちょうど車の外に居たので、7、8枚もらいました。その手渡してくれた夫人が、「(ドイツ語で)みんなで分けてね」と言いました。僕が車を止めたのがキャンピングカーの群れの中だったので、他の人に分けてねという意味です。その後、その通りにしました。ベルギーから来てた紳士が感謝してくれて、後でスパークリングワイン(つまり、シャンパン地方原産ではないシャンパン風の飲み物)を振舞ってくれました。これはワラしべ長者的なラッキーなことです。
こぼれ話し その3
さまざまな人と話をしましたが、僕が日本人だと言うと、ある老紳士が「いち、にー、さん...」と10まで日本語で数えました。彼は第二次世界大戦時にマレーシア(あれ、インドネシア?と言ったかな)の収容キャンプで働いてたということだった。当時12歳だったとのこと。その当時はもっと日本語知ってたということだ。へー。
こぼれ話し その4
観戦中に(けっこう閑散とした状態で観客も少ない)、歩道を歩いてくる9歳?程度のドイツ人の女の子2人組が居ました。彼等は元気に歩きながら、「ライ、レイ、レイン」と何度も繰り返してました。分かります?つまり彼女達は英語の初級クラスを取ってるわけです。英語の不規則動詞のlie, lay, lainという動詞の活用を面白がって繰り返してたのです。その彼女達の様子がとても興味深かったです。ドイツでも日本でも英語の不規則活用は同じ風に暗記させられるんだな、となにか懐かしさもまじって、印象に残ったのです。
こぼれ話し その5
メッセ会場で女の子に呼び止められました。Do you speak English? もちろん英語は話せます。ドイツ語は話せませんが。彼女はメキシコ人。多分、こちらの大学に留学してるのでしょう。何か自分の研究のためのアンケートに答えてくれる?ということだたので、(可愛かったので)OKしました。内容は、Stuttgartの街とスポーツイベントについて、そしてUCIについてでした。Stuttgartではほんの数週間前に体操の世界大会みたいなのも開催されてました。つまり、スポーツイベントの誘致に積極的な街らしいのです。その辺の質問等が半分。例えば、「最近Stuttgartで行われたスポーツイベントは何を知ってますか」みたいな。
後半がUCIとドーピングの件。「UCIはドーピング問題を上手くマネジメントしてますか」の質問には思いっきりダメだししておきました。最後にお礼のチョコレートもらってさよなら。彼女はスポーツ系の研究をしてるのでしょうか?
テーマ:自転車ロードレース - ジャンル:スポーツ
- 2007/09/28(金) 23:46:24|
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