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#2069 柏 vs 名古屋、仙台 vs 鳥栖、金沢 vs 愛媛FC、日本 vs 北朝鮮 (2018/10/21) | | |　

【J1：第30節】柏レイソル vs 名古屋グランパス (三協フロンテア柏スタジアム)

→　14位の柏と16位の名古屋の試合は立ち上がりから柏が優勢。何度か決定機を作ったがGKランゲラックの活躍もあって決められず。すると前半35分にMFガブリエル・シャビエルのグラウンダーのクロスからMF前田直が合わせてアウェイの名古屋が先制に成功する。1点を追う柏は後半15分にFWオルンガを投入したが後半32分に左SBのDF高木利が2枚目のイエローカードを受けて退場。10人になる。1対0で逃げ切った名古屋はJ1残留に向けて大きな勝ち点「3」を獲得した。名古屋の連敗は「3」でストップした。

試合前の時点で両チームの勝ち点差は「2」。J1の残留争いの行方を大きく左右する大一番だったが名古屋が制した。フライデーナイトJリーグでこの日に行われたのはこの1試合のみだったので名古屋は暫定ながら14位に浮上。柏が15位、磐田が16位に転落した。夏に松本山雅から加入したMF前田直は12試合で7ゴール4アシストを挙げている。FWジョーのゴールなのか？MF前田直のゴールなのか？かなり微妙で公式記録も試合中にコロコロと変わったが最終的にはMF前田直のゴールと認定されたようだ。

3連敗中の名古屋は3バックを採用したが立ち上がりは劣勢。3バックはあまり機能していなかったので早い段階でのシステム変更もあり得たが劣勢の中で先制ゴールを奪うことができた。先制した後は守備もハマるようになったがMFエドゥアルド・ネットとMF小林裕のWボランチが奮闘。最終ラインの3人の頑張りも見事だった。名古屋は残留争いに巻き込まれているが18節の札幌戦(H)と28節のC大阪戦(A)が延期になっているので2試合消化が少ない。未消化分の試合で1勝でも出来れば相当に楽な展開になる。

柏はまたしても苦しい立ち位置になった。チャンスはあったので決められなかったのは残念だった。ここに来て調子を上げてきたFWオルンガはベンチスタート。FW江坂を2トップの一角で起用したが前半3分の決定機を外すなど精彩を欠いた。FWオルンガが投入された後は鋭い攻撃を見せるようになったので(理由は定かではないが)FWオルンガをスタメンで使えなかったのは大きなマイナスだった。残りは4試合となったが川崎F(A)→鹿島(H)→C大阪(A)→G大阪(H)なので極めて大変。この敗戦で追い込まれたと言える。

【J1：第30節】ベガルタ仙台 vs サガン鳥栖 (ユアテックスタジアム仙台)

→　7位の仙台と17位の鳥栖の試合は前半38分にCKからMF高橋義のシュートが決まってアウェイの鳥栖が先制に成功すると直後の前半39分にはMF小野裕のクロスからFWフェルナンド・トーレスがヘディングシュートを決めて大きな追加点を奪った。2点を追う仙台は前半42分にMF野津田のPKで1点差に迫ると後半13分にはMF梁勇基のFKからFW石原直が合わせて2対2の同点に追いついた。追いつかれた鳥栖だったが後半33分にFKからDFジョアン・オマリが決めて勝ち越しに成功。金明輝監督は白星スタートを切った。

3対2で勝利した鳥栖は暫定ながら15位に浮上した。逆転残留に向けてアウェイで大きすぎる勝ち点「3」を獲得した。序盤は攻め込まれたが前半38分にCKから先制に成功すると直後にFWフェルナンド・トーレスが追加点を奪った。J1では2ゴール目となったFWフェルナンド・トーレスのゴールで盛り上がったがそのすぐあとにPKで失点。MF阿部拓へのファールでPKを取られたがリプレーを見る限りでは相当に微妙なプレーだった。エリア外でのファールあるいはシミュレーションのように見える。気の毒なジャッジだった。

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◆　まとめ

　#2069 柏 vs 名古屋、仙台 vs 鳥栖、金沢 vs 愛媛FC、日本 vs 北朝鮮 (2018/10/21)

→　J1の残留争いの行方を大きく左右する大一番だった柏 vs 名古屋はアウェイの名古屋が1対0で勝利して残留争いに向けて大きな勝ち点「3」を獲得しました。3連敗中だった名古屋はひとまず残留圏に浮上しました。3バックを採用しましたが粘り強い守備とGKランゲラックの好セーブが光りました。押し込んだ序盤に先制ゴールを奪えなかった柏は痛すぎる敗戦になりました。黄色信号が灯りつつあります。

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