■ 府中が5対1で快勝19:00にキックオフされたプレーオフの1回戦の第1試合は、レギュラーシーズンで3位の府中が5対1で勝利した。まず、前半9分にFP小山剛史のゴールで先制すると、前半の終了間際の前半17分と前半18分に立て続けにゴールが決まって、府中が3対0とリードしてハーフタイムに突入する。
後半はレギュラーシーズンで2位の大阪がボールを保持してチャンスを作るが、ゴールが遠くて、反撃のきっかけを作ることができない。終盤になると、大阪の方はゴレイロ(GK)を外して、パワープレーを仕掛けるが、これが裏目に出て、後半14分と後半17分にボールを奪われた後、無人のゴールに超ロングシュートを決められて連続失点。0対5となって勝敗の行方は決する。
明日(2月2日)につなげるためにも、1点でも返したい大阪は、終了間際にFPヴィニシウスのゴールで1点を返すが、5対1というスコアで府中が勝利して、決勝進出まであと1つと迫った。2月2日(土)に第2戦が行われるが、府中が勝利すれば決勝進出が決まって、大阪が勝利すると、2月3日(日)の第3戦に決着が持ち込まれることになる。
#9 試合前の様子
■ 前半終了間際の連続得点アウェー扱いとなる府中にとっては、前半終了間際の2ゴールが大きかった。前半9分に府中が先制した後は、大阪が攻撃する時間が続いて、府中はあまりチャンスを作れなかったが、一瞬の隙を突いて、2つのゴールが決まった。この2ゴールで、あっという間に3対0となって、完全に試合の主導権を握ることができた。
サッカーとは違って、試合中の選手交代が自由なので、エース級の選手でもベンチに下がって休む時間帯があるが、どのタイミングで休ませるのか、その駆け引きもフットサルの面白いところである。サッカーと比べると、ゴールも決まりやすいので、連続失点というのもあり得るが、大阪にとっては、攻撃する時間は長かったので、バランスが崩れたときに許した前半17分と前半18分の失点が悔やまれる。
注目していた大阪のFP永井は、何度かチャンスはあったが、決められなかった。1987年生まれなので、弟のFW永井龍(パース・グローリー)よりも4つ上になるが、永井兄弟もシュートを外したときのアクションがそっくりで、ちょっとジャンプして悔しがる姿は、全く同じである。
#10 大阪のサポーター
■ 初のフットサル観戦先のとおり、フットサル観戦というのは、初めてだったが、想像以上に面白かった。試合は僅差の勝負にならなかったが、見るべきところは多くて、これまで、フットサルやFリーグに注目してこなかったことを後悔するほど、魅力あるコンテンツだと思った。
個人的にもっともエキサイティングだったのは、ゴレイロ(GK)がボールを持って、攻撃に参加するシーンである。アウトナンバーになるので、守備側の選手はチェックに行けなくて、フリーで前に前進することができる。ハーフウェーラインあたりまで来るとシュートを狙うこともあったが、「GKが攻め上がる」というのは、サッカーでは考えにくいので、興奮するプレーだった。
「Jリーグの試合は観に行ったことがあるが、Fリーグの試合は観たことが無い。」というサッカーファンは多いと思うが、いろいろな発見があると思うので、一度、Fリーグの試合を観に行くことをおススメしたい。サッカーファンであれば、間違いなく、フットサルの試合も楽しめると思う。
#11 トロフィーなど

#12 試合後のアリーナ
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