■ 残り10試合J2は残り10試合となった。上位6チームの成績を書き出してみると、以下のようになる。
1位 東京 勝ち点「57」 17勝05敗06分け +35
2位 札幌 勝ち点「53」 16勝07敗05分け +15
3位 鳥栖 勝ち点「50」 14勝06敗08分け +25
4位 千葉 勝ち点「50」 14勝06敗08分け +11
5位 徳島 勝ち点「49」 14勝07敗07分け +13
6位 栃木 勝ち点「43」 11勝07敗10分け +08
通常は、「残り試合数」≧「勝ち点差」であれば「逆転可能の範囲」とされているので、3位の鳥栖と勝ち点「10」差となっている8位のギラヴァンツ北九州と、9位のロアッソ熊本までが「昇格の可能性を残す」と考えられるが、間にいるチームが総崩れにならないと逆転できないので、なかなか難しいだろう。したがって、上位6チームで「3枠」を争っていると考えるのが自然である。
稀に見る混戦となっているが、個人的には、FC東京は決まりだと考えている。最近も5連勝中と好調で、FWルーカスが加入してからは戦い方も安定している。シーズン序盤は取りこぼしが目立ったが、中盤戦以降は下位チームを相手にすると「圧勝するケース」も増えている。
メンバーも固まってきており、DF今野、DF森重、MF高橋、MF梶山、MF田邉、FWルーカスといったセンターラインの軸となる選手が、そろって離脱でもしない限り、ここから「3位以内」を逃すことは考えにくい。よほどのことが無い限り、「1位の座」も守り通すだろう。
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◆ まとめ #24 【J2】 終盤戦の展望 ~ 昇格する3チームはどこか? (2011/10/12)
・残り10試合
・脱落しつつある栃木SC
・攻撃陣が好調のサガン鳥栖
・快進撃を続ける札幌
・厳しい相手を残す徳島
・昇格が至上命題のジェフ千葉
→ J2は残り10試合となって、昇格争いも激しくなってきました。首位のFC東京は好調で、自力もあるので、昇格はほぼ確実といえる情勢です。一方で、夏場まで昇格レースを引っ張って来た栃木SCは、大黒柱のMFパウリーニョが離脱して苦しい状況で、脱落しつつあります。鳥栖、札幌、徳島、千葉の4チームで、残りの2枠を争う形になっていますが、鳥栖と札幌は好調で、勢いに乗っています。徳島は終盤戦に上位対決を残しているので、上位対決の結果が重要となります。
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