■ J2は33節が終了J2は33節が終了した。残りは9節となったが首位の磐田と2位の京都が完全に抜け出して「J1復帰」が見えてきた。磐田は2019年以来、京都は2010年以来のJ1復帰を目指しているが3位以下との差は大きく広がっているのでセーフティーリードと言える。ここに来て長崎が好調。3連勝で3位に浮上したが2位の京都と3位の長崎の差は「9」。「逆転不可能な勝ち点差」というわけではないが大きな差である。
京都は久しぶりのJ1復帰が現実味を帯びてきたが直近の33節はホームで21位のSC相模原と対戦して勝ち点「3」をゲットした。FWピーター・ウタカが2ゴールを挙げた後、後半30分にFWユーリ・マムチにゴールを許して1点差に迫られたが何とか逃げ切った。首位の磐田と2位の京都の差は「2」。上位2チームは11月7日(日)に行われる38節で対戦する予定になっているが「J2優勝を賭けた試合」になる可能性大である。
就任1年目となる曹貴裁監督は自身4度目となるJ1昇格を目指しているが33節のSC相模原戦の前半36分に生まれたFWピーター・ウタカの先制ゴールは京都にとってはややラッキーだった。相手キーパーのGK竹重がロングキックを蹴ったときに足(?)を痛めて動けなくなったが前に出ていたGK竹重が戻り切れないうちにFWピーター・ウタカがほぼ無人になっていたゴールにシュートを流し込んで大きな先制ゴールを奪った。