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【まさかの結婚】 GK本並健治&FW丸山桂里奈が結婚。個性的な選手が多かった草創期のガンバ大阪。 | | |　

■　サッカー界では初(?)となる代表プレーヤー同士の結婚

草創期のG大阪で正キーパーとして活躍した元・日本代表のGK本並となでしこジャパンで活躍したFW丸山桂里奈が結婚をしたニュースは日本中で大きな話題になっている。FW丸山は37歳で、GK本並は56歳。年の差は「19」もある。GK本並がなでしこリーグのスペランツァ大阪高槻で監督をしていた時期にFW丸山が選手としてプレーしていたので「もともとは監督と選手の間柄だった。」というのも話題を集めている。

サッカー選手同士の結婚というのは意外と珍しい。最近ではなでしこジャパンのMF澤と元ベガルタ仙台のDF辻上が結婚をしたのは大きな話題になったがそれ以外では現・FC岐阜のDF橋本和が2012年に元・岡山湯郷Belleの中川理恵と結婚しており、元・日本代表のMF三浦淳がU-21日本代表でプレーした大竹夕魅と結婚しているが「夫婦ともに元・日本代表プレーヤーというのは初めてなのでは？」とも言われている。

ビッグカップルの誕生となったがサッカー関係者が大きく取り上げられて話題になるのはいい話と言える。FW丸山はバラエティー番組にたくさん出演している人気のTVタレントになるが、今後、夫婦でTV番組などに出演するケースはたくさん出てくるだろう。しつこいくらい夫婦そろってTV番組などに出演することになるのは間違いないが、今後、「FW丸山の夫」という立ち位置のGK本並にも注目が集まることだろう。

ともに年齢が高めなのでしつこく触れるのはハラスメントになると思うがどちらも代表プレーヤーである。2世誕生を期待する人は多いだろう。「2017年に誕生したMF澤の娘さんが早くもサッカーの才能の片りんを見せている。」というのは定期的に話題になるがスポーツが出来るか？否か？は遺伝と環境によるところが大きい。「2世誕生を期待する人」をバッシングする人も少なくないがさすがに過剰反応だろう。

■　「2世選手は大成しない。」と言われるケースは多いが・・・。

2011年になでしこジャパンがW杯を制覇するまではアスリート同士が結婚をした場合、「男の子を生んでサッカー選手にしてほしい。」と願うサッカーファンは多かったが時代は変わった。女子サッカーに対する注目度や期待度は高まっており、「男の子でも女の子でもどちらでもいいのでサッカーの道に進んでほしい。」と考えるサッカーファンが多くなっている。MF澤の娘さんに期待を寄せている人は多いだろう。

日本に限った話ではないと思うが「2世選手は大成しない。」と言われるケースは多い。プロ野球の長嶋茂雄さんの息子である長嶋一茂さん、野村克也さんの息子のカツノリさんがプロの世界で活躍できなかったことも「2世選手は大成しない。」と言われる大きな理由だと思うが「父親が有名なスポーツ選手だった。」というサッカー選手は多い。横浜FMのMF水沼、甲府のFWハーフナー・マイクは代表格に挙げられる。

元・プロ野球選手の高木豊さんの息子である高木3兄弟がいずれもJリーガーとして活躍しているのも目立つ。風間監督の息子2人もJリーガーとして活躍しており、鹿島のDF広瀬陸、徳島のFW垣田、神戸のGK前川、松本山雅のDF高木利、栃木SCのFWエスクデロ競飛王、横浜FCのMF安永なども2世選手になる。日本代表の森保監督の息子やブリオベッカ浦安の都並監督の息子もかつてはJリーグでプレーしていた。

何だかんだで「父親もサッカー選手だった。」というサッカー選手は多いのでGK本並ならびにFW丸山の2世誕生にも期待したくなるが、今後、露出が一気に増えるだろうGK本並はすでに触れたとおりで草創期のG大阪で活躍した名キーパーである。Jリーグ元年は10チームで構成されたが端正なルックスと神がかり的なセーブで人気者になった。当時のG大阪の監督は不世出のストライカーの釜本邦茂さんだった。

■　個性的な選手が多かった当時のG大阪

日本人離れしたルックスだったのでGK本並は「浪速のイタリアーノ」の異名を持っている。端正なルックスでありながらコテコテの関西弁を話すことでも知られており、「ギャップ」はTV番組などに出演したときは、毎度、大きな話題になった。1987年にG大阪の前身である松下電器産業サッカー部に入団しているが大阪府枚方市出身。監督時代もスペランツァ大阪高槻なので大阪との関係性は非常に深い。

当時のG大阪はお世辞にも強いチームではなかった。黄金期だったヴェルディ川崎にナビスコ杯で1対7と大敗したときに当時の川淵チェアマンから「ガンバは消えてなくなれ」と酷評されたこともあったが釜本監督やGK本並以外にもキャラクターの濃い選手・スタッフがたくさんいた。得点源のFW永島、天才司令塔のMF磯貝、帝京高出身のFW松波、元・中国代表のDF賈秀全など個性的な選手をたくさん擁していた。

FW永島も端正なルックスで注目を集めた選手である。当時のJリーグを代表するストライカーだった。娘がフジテレビに入社して人気アナウンサーになっているのはあまりにも有名である。MF磯貝は多くの人が天才と称したゲームメ―カーである。今でも定期的に「あの人は今」的な番組で見かける。元・中国代表のDF賈秀全は1980年代の中国サッカー界を代表するCBである。MFラモス瑠偉との乱闘が有名である。

ちなみにこれだけのタレントを擁しながら草創期のG大阪が低迷した理由は「釜本監督が指導者としては今一つだった。」という理由以外ではエースとして期待されていた元・ブラジル代表のFWエジバウドという選手がチームに合流する前の1993年1月13日に交通事故で亡くなったことが大きな理由に挙げられる。FWエジバウドは1986年のメキシコW杯のブラジル代表である。30才という若さでの他界だった。

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