3月末に、田老と乳頭温泉を訪ねて以来、初めて不老普及じゃないや、不要不急の旅行で県境を越え、山形の蔵王温泉へ。



　その間福島の浜通りへは診療で何度も足を運んだが、一泊の旅行は、5月末の県内鳴子温泉だけだった。

　実際に行ってみると、想像以上に観光客が来ていない。

　テレビでは、渋谷と箱根や草津温泉の様子などが比較報道されているが、仙台と蔵王でも、人出の差は顕著。
　休業している宿や店も多そうだ。

　　　　

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　貸切り状態で前夜たっぷり飲食し、なんと三人、一部屋ずつあてがわれて、ぐっすり睡眠。

　　　　

　雨だったので早朝ウォークは自粛したが、もちろん風呂には入った。

　　　　

　好いお湯だ。

　女将さんに、湯の花が少なくなった気がすると言ったら、俺らで来客再開だったので、前日一生懸命掃除したとのこと。
　しなくても良かったのにぃ。

　　　　

　今考えてみると、歓迎されていたのかどうかも、確信を持ってイエスとは言えない。



　美味しい朝食。



　大好きな荒切りの、だし。



　仙台のスーパーでも普通に買えるが、ちょっと細かすぎる。

　チーちゃんはずいぶん年とった。

　　　　

　耳も遠くなっているとか。

　人のいない上の台ゲレンデ。



　まるでヨーロッパアルプス、シャモニーあたりのスキーリゾートのようだ。



　馴染みのカフェ、シャモニーへ。



　なんと営業していなかった。後ろゆび指されるのを嫌っているそうだ。

　　　　

　なので、友人待遇で珈琲はゴチに。

　まぁ、一方的にマスターの話の聞き役だし。

　　　　

　これから行く人は、今後しばらく土産持参でね。

　山を下りて、13号線を北へ。

　蔵王では降っていなかったのに、天童に入るころには豪雨になった。



　いわゆる線状降雨帯なのだろうか。

　河北に入って、谷地のそば屋に着いたら、青空が見えてきた。



　定助だ。



　昼前に着いて、3グループ待ち。



　小さな子供連れがとても多かった。

　　　　

　（冷たい）肉（＝鶏）そばを食べに来たのだが、中華も美味そう、と言うか周りにもラーメン食べてる人多数で、迷う迷う。



　それで肉そばとは別に、ラーメンを一杯注文して、3人でシェアすることに。



　土日限定の、鯛だしラーメン塩だ。



　こりゃーー、んまい。

　　　　

　初めて来た前回も、迷って結局中華にしてたっけ。



　さて、肉そば。



　最近は仙台でも一年中食べられる店が増えて来た、冷たいかけそばなのだが、バリエーションは蕎麦そのものよりも、老鶏でなく柔らかい肉だったり、氷が入っていたりなかったり、特徴である鶏の脂の多寡など、個性が出るメニューなのだ。
　


　谷地では老舗はおろか、ここともう一軒しか入った事はないし、隣の寒河江や山形でも、ポピュラーなので、色々スタイルと言うか、常連客の好みも違うのだろう。

　　　　

　奥が深い蕎麦である。

　このあとはまた、よってけポポラで、さくらんぼなど買い物して、関山峠越えで帰仙。

　無事TTの受け渡しを確認（リアハッチが閉まってないな）し、解散した。



　出戻り娘を引き取ることはできなかったが、当面いつでも乗れそうだ。

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