Category: 船の旅
まさに自然遺産(道東遠征7)
昨日は、CX3が納車されたと言うのに、仙台はすっかり梅雨らしい天気になってしまった。雨車なのかも。
11日は、昼前に目的地に到着。デリカをホテルの駐車場に停めた。
ウトロ漁港。

ウトロ漁協婦人部食堂で昼飯を喰おうと思っていたのだが、ちょっと暑苦しそうだったので敬遠、他の店を探した。

もう運転はしなくて良いので、全員心置きなくビールを吞めるのだ。

ここに決定。

早速ビールだ。

私のチョイスは、うにかにむき身丼2200円。

日本酒は田酒だった。

今回の旅で、一番豪勢な昼飯。

幸せな気分で、こちらへ。

クルーザーに乗るのだ。

運が良いとヒグマに遭遇できるらしい。

集合して港まで歩く。これはゴジラ岩。

ひとり7500円で3時間のクルーズなのである。13:15発。

船の能力的には、北方領土まででも行けるらしい。

午前中のクルーズだと逆光になるという事で、午後便を選んだのだが、この天気だとあまり関係なかったか。

この日は今回の旅の中で、一番曇りがちだったため、画像は少し見やすく補正している。

これは、乙女の涙(フレペの滝)。

こっちは、男の涙だったかなぁ。

船長が運転しながら説明してくれるのだが、けっこう上手だ。

ウィキペディアによると、知床半島(しれとこはんとう)は、北海道斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にかけてあり、オホーツク海の南端に突出した半島。長さ約70km、基部の幅が25kmの狭長な半島であり、西側がオホーツク海、東側が根室海峡に面している。また、半島東側には国後島が平行する形で横たわっている。

名前の由来は、アイヌ語の「シレトク(sir etok)」(地山の先、あるいは地山の突き出た所)を意味している。

半島中央部に最高峰の羅臼岳をはじめとする山々(知床連山、知床連峰)があり、一部に海岸段丘が見られるほかは稜線から海岸まで平地がほとんど見られない急峻な半島となっている。

このうち、知床岬から知西別岳一帯と周辺の海洋区域約60,000ヘクタールが「知床国立公園」となっており、「遠音別岳原生自然環境保全地域」を含む71,100ヘクタールが「世界自然遺産登録地域」となっている。

知床半島はプレート運動や火山活動、海食などの地形形成作用により造られていることから、奇岩や海食崖、火山地形などの多様な景観が形成されている。現在も活動中の火山のうち、知床硫黄山は1936年(昭和11年)に約20万トンの溶融した硫黄を8ヶ月間にわたって噴出している。

オホーツク海は地形的・地理的条件により流氷ができる海洋として北半球で最も低緯度に位置する季節海氷域となっている。流氷下にはアイスアルジー(海氷内や海氷の底で増殖する藻類)が増殖し、流氷形成時の鉛直混合により作られる栄養塩の豊富な中層水が表層に運ばれることで植物プランクトンの大増殖が生じ、それを餌とする動物プランクトン、高次消費者である魚類や海棲哺乳類(海獣)、陸上の生物にまでつながる食物連鎖が形成されている。

これがこけし岩かな。

頭の部分は、乗っかっているだけのように見える。

落ちそうで落ちない。

鷲の鼻。

この辺りが知床五湖の直下になる。

硫黄を含む地下水が湧き出す断層。

知床岬は、まだまだ先だ。

ヒグマが居そうな海岸。ずっと目を凝らしている。

滝も多い。

これが有名なカムイワッカの滝。

2005年7月14日に世界遺産に登録された知床半島のほぼ中央にある活火山の硫黄山を源流とするカムイワッカ川にかかる。川には温泉が流入しており、連続する滝のそれぞれの滝壺が野趣溢れる天然の露天風呂となっており、野湯とも表現される。カムイワッカはアイヌ語のkamuy(神、または神のような崇高な存在の意)、wakka(水の意)であり、この川の温泉成分が強い硫黄成分を含むため有毒であり、生物が生息できない「魔の水」の意味と解釈されている。

一時間コースのクルーズはここで折り返す。

硫黄山。川湯温泉の硫黄山とは違う。

海岸近くにはところどころに養殖いかだが設置されているため、クルーザーは海岸線に近寄ったり、場所によっては遠ざかったり。大型遊覧船はあまり近づけないだろう。

硫黄の滝。

これは美しい。

知床半島には、比較的低い標高域から高山帯の植生であるハイマツの低木林や高山植物が発達し、多様な植生が垂直的に分布している。海岸には、断崖や土壌未発達地を中心に高山帯・寒帯から亜高山帯・亜寒帯の植物が主体となる群落が成立している。

低標高地の森林は、ミズナラやイタヤカエデなどからなる冷温帯性落葉広葉樹林、トドマツやアカエゾマツなどからなる亜寒帯性常緑針葉樹林とこれらが混生した混交林がモザイク的に併存している。森林限界を越えると、ハイマツ低木林が非常に広く発達し、その中に風衝地、雪田、湿原群落が局在している。高山植生は、比較的低い標高であるにもかかわらず多様な植物群落から構成されている。

またまたヒグマが出そうな海岸線。

お、お、お。

いたいた。

大きなヒグマだ。

食い物を探しているのだろうか。

こっちを見ている。

来た甲斐があった。

何かの顔のような岩がある。

これも。

二時間コースだとこの辺で引き返すみたいだ。

今度は海に直接落ちる滝だ。

カシュニの滝。 歌手似?

遮光器土偶を想い出す、観音岩。

天然の産物とは思えない。

大型犬の横顔? 獅子舞の獅子か?

メガネ岩。

そしてついに知床岬だ。

ハマナスは咲いているのだろうか。

ここまで90分。帰りは飛ばして90分かかった。
備忘録的には2時間コースがベストだと思うが、料金はあまり変わらないかも。

これが80人乗りのクルーザー。

帰りは少し眠ったが、やはり降りると少しふらついた。

11日は、昼前に目的地に到着。デリカをホテルの駐車場に停めた。
ウトロ漁港。

ウトロ漁協婦人部食堂で昼飯を喰おうと思っていたのだが、ちょっと暑苦しそうだったので敬遠、他の店を探した。

もう運転はしなくて良いので、全員心置きなくビールを吞めるのだ。

ここに決定。

早速ビールだ。

私のチョイスは、うにかにむき身丼2200円。

日本酒は田酒だった。

今回の旅で、一番豪勢な昼飯。

幸せな気分で、こちらへ。

クルーザーに乗るのだ。

運が良いとヒグマに遭遇できるらしい。

集合して港まで歩く。これはゴジラ岩。

ひとり7500円で3時間のクルーズなのである。13:15発。

船の能力的には、北方領土まででも行けるらしい。

午前中のクルーズだと逆光になるという事で、午後便を選んだのだが、この天気だとあまり関係なかったか。

この日は今回の旅の中で、一番曇りがちだったため、画像は少し見やすく補正している。

これは、乙女の涙(フレペの滝)。

こっちは、男の涙だったかなぁ。

船長が運転しながら説明してくれるのだが、けっこう上手だ。

ウィキペディアによると、知床半島(しれとこはんとう)は、北海道斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にかけてあり、オホーツク海の南端に突出した半島。長さ約70km、基部の幅が25kmの狭長な半島であり、西側がオホーツク海、東側が根室海峡に面している。また、半島東側には国後島が平行する形で横たわっている。

名前の由来は、アイヌ語の「シレトク(sir etok)」(地山の先、あるいは地山の突き出た所)を意味している。

半島中央部に最高峰の羅臼岳をはじめとする山々(知床連山、知床連峰)があり、一部に海岸段丘が見られるほかは稜線から海岸まで平地がほとんど見られない急峻な半島となっている。

このうち、知床岬から知西別岳一帯と周辺の海洋区域約60,000ヘクタールが「知床国立公園」となっており、「遠音別岳原生自然環境保全地域」を含む71,100ヘクタールが「世界自然遺産登録地域」となっている。

知床半島はプレート運動や火山活動、海食などの地形形成作用により造られていることから、奇岩や海食崖、火山地形などの多様な景観が形成されている。現在も活動中の火山のうち、知床硫黄山は1936年(昭和11年)に約20万トンの溶融した硫黄を8ヶ月間にわたって噴出している。

オホーツク海は地形的・地理的条件により流氷ができる海洋として北半球で最も低緯度に位置する季節海氷域となっている。流氷下にはアイスアルジー(海氷内や海氷の底で増殖する藻類)が増殖し、流氷形成時の鉛直混合により作られる栄養塩の豊富な中層水が表層に運ばれることで植物プランクトンの大増殖が生じ、それを餌とする動物プランクトン、高次消費者である魚類や海棲哺乳類(海獣)、陸上の生物にまでつながる食物連鎖が形成されている。

これがこけし岩かな。

頭の部分は、乗っかっているだけのように見える。

落ちそうで落ちない。

鷲の鼻。

この辺りが知床五湖の直下になる。

硫黄を含む地下水が湧き出す断層。

知床岬は、まだまだ先だ。

ヒグマが居そうな海岸。ずっと目を凝らしている。

滝も多い。

これが有名なカムイワッカの滝。

2005年7月14日に世界遺産に登録された知床半島のほぼ中央にある活火山の硫黄山を源流とするカムイワッカ川にかかる。川には温泉が流入しており、連続する滝のそれぞれの滝壺が野趣溢れる天然の露天風呂となっており、野湯とも表現される。カムイワッカはアイヌ語のkamuy(神、または神のような崇高な存在の意)、wakka(水の意)であり、この川の温泉成分が強い硫黄成分を含むため有毒であり、生物が生息できない「魔の水」の意味と解釈されている。

一時間コースのクルーズはここで折り返す。

硫黄山。川湯温泉の硫黄山とは違う。

海岸近くにはところどころに養殖いかだが設置されているため、クルーザーは海岸線に近寄ったり、場所によっては遠ざかったり。大型遊覧船はあまり近づけないだろう。

硫黄の滝。

これは美しい。

知床半島には、比較的低い標高域から高山帯の植生であるハイマツの低木林や高山植物が発達し、多様な植生が垂直的に分布している。海岸には、断崖や土壌未発達地を中心に高山帯・寒帯から亜高山帯・亜寒帯の植物が主体となる群落が成立している。

低標高地の森林は、ミズナラやイタヤカエデなどからなる冷温帯性落葉広葉樹林、トドマツやアカエゾマツなどからなる亜寒帯性常緑針葉樹林とこれらが混生した混交林がモザイク的に併存している。森林限界を越えると、ハイマツ低木林が非常に広く発達し、その中に風衝地、雪田、湿原群落が局在している。高山植生は、比較的低い標高であるにもかかわらず多様な植物群落から構成されている。

またまたヒグマが出そうな海岸線。

お、お、お。

いたいた。

大きなヒグマだ。

食い物を探しているのだろうか。

こっちを見ている。

来た甲斐があった。

何かの顔のような岩がある。

これも。

二時間コースだとこの辺で引き返すみたいだ。

今度は海に直接落ちる滝だ。

カシュニの滝。 歌手似?

遮光器土偶を想い出す、観音岩。

天然の産物とは思えない。

大型犬の横顔? 獅子舞の獅子か?

メガネ岩。

そしてついに知床岬だ。

ハマナスは咲いているのだろうか。

ここまで90分。帰りは飛ばして90分かかった。
備忘録的には2時間コースがベストだと思うが、料金はあまり変わらないかも。

これが80人乗りのクルーザー。

帰りは少し眠ったが、やはり降りると少しふらついた。

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