風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

Category: 博物芸術

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あと何年眺められるのか

 ついにカウンターがあと100日になりました。長い道のり。

 塩竃を後にして、三陸道で石巻へ。
 最近新設された石巻女川インターを出て、専修大や市街地をかすめ、向かったのはここ。

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 イタリアの古い街の広場を模した、サンファンパークです。

 サンファンバウティスタ号の復元船があります。

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 前回、一昨年に訪れた時には隣にある仮設?宿泊施設に泊まったのでしたが、時間が合わず見学できなかったサンファン館。

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 スペインやローマに渡った支倉常長の偉業をたたえる博物館です。

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 サンファンバウティスタ号で航海したのは、牡鹿半島からメキシコのアカプルコ往復。

 大西洋はスペインの船でで、その間サンファン号はいったん宮城に戻ったようですから、船は太平洋を二往復したことになります。

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 東日本大震災の津波で、転覆は免れたものの、マストが大きく破損。

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 その後再び復元されました。

 常長の航海をビデオで鑑賞したのち、久しぶりにエスカレータで船の近くに。

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 別館のブログで検索したら、2008年に入館、乗船していました。

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 船の周りにもたくさんあった展示物は津波で流出。

 見学もこのレベルまでが限界ですが、その分入館料は半額で350円です。

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 ここから海に沈む夕日が見られるのは予想外でしたが、やや雲が多し。

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 ちなみにサンファン館の開館時間が16:30までなので、この位置から落日が撮影できるチャンスは限られたシーズンのみですね。

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 でも雲が無かったら、やっぱり水平線ではなくて、地平線かも。

 館外の展望テラスへ。カメラおやじが数人集合しているので、あそこがベスポジなのでしょう。

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 1993年に復元されたサンファンバウティスタ号。最近の調査であと5年程度しか持たないと発表されています。

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 本当にもうどうしようもないのでしょうか。

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 16時半を過ぎて、少しづつ明かりが灯ってきました。

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 17時ころが良いコントラスト。

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 サンファンバウティスタ号のライトアップです。

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 大金をかけて復元されて20年。

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 それがあと5年なんて、儚すぎる。

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 表の道路側からも眺められます。

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 対岸の明かりは石巻の街。

 住民の生活を取り戻すことが一番大切ですね。
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風写

Author:風写
仙台在住の“いんぴんかだり”です。
座右の銘は、人の振り見て我が振り直せ。
苦手なものは、人混み、行列、会議、出会い、初対面、対面販売、電話、girl's talk、職員室、甘いもの。
人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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