風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

Category: ロコモーション

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一日鉄ちゃん

 昼飯は遠野の駅周辺と決めていて、第一候補は此処。

 先輩がカフェ好きなので、この明治時代の長屋を改装したという、on-cafeでパスタランチにしようと思っていたのです。

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 しかし、臨時休業中。残念。

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 それで少し歩きまわって決めたのはこちら。

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 うめのや。

 SL銀河は遠野駅で一時間以上動かないので、乗客はバスに乗って市内を回る人が多いようですが、周辺の店にもそれらしい家族が散らばっています。

 先輩が頼んだ、とおのラーメン(しょうゆ)。

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 ヨモギが練りこまれているそうです。

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 私は、ひっつみ定食。

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 苦手な焼き魚(嫌いなわけではありません)は誤算でしたが、美味しいひっつみ汁をいただきました。

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 この店から、この日のお宿は徒歩範囲なのですが、もちろん午後も走ります。

 国道283号を釜石方面へ。
 地図を見るとよく分かるのですが、国道283号は、ほぼ釜石線と並行しています。

 午前中は、東和と宮守の間辺りから走って来ましたが、SLを眺められるスポットはいくらでもありますね。
 自分の好きな山里の景色を見つけて、そこで銀河を待つのがいちばん。

 今回は初めてだったので、定番の宮守めがね橋と遠野駅に寄ってみましたが、岩根橋周辺も良さげだったし、遠野市内でも良い直線がたくさんありました。

 午後は峠越えにかかります。

 SL銀河とほぼ同時刻に遠野を出発、危険なので並走するつもりはありませんでしたが、遠野から仙人峠までは登りだし、機関車が常に煙を吐いているので、離れていても場所が確認できます、面白い。

 仙人峠の前後は、釜石線と国道がもっとも離れる部分。
 別々の場所でトンネルを潜り抜けます。

 ちなみに将来は高速道路になるのでしょうか、遠野と釜石の間には新しい仙人峠道路も既に完成しており、ずいぶん近くなったようです。

 遠くで汽笛を聞きながら、とある駅にジムニーを停めました。

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 池尻大橋ではなく、陸中大橋。

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 なんとか先に着きました。

 釜石線がヘアピンカーブを描いているあたりで、とんでもない方向から汽笛や通過音が聞こえてくる不思議な場所です。

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 さすがに此処まで来ると撮影班は10人ぐらい、改札口もないため、私もロハでホームに侵入しています。

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 トンネルから控えめに煙を漏らしながら、出て来ました。

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 上り列車と行き違い(?)のため、此処でもしばし停車。

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 乗客も三々五々降りてきますが、あまり見るべきものもない山の中の駅。

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 出発の瞬間を撮影できる辺りには、新しい柵が作られていました。

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 なぜ出発の瞬間が大事かというと、要はアクセルを吹かすと、煙がたっぷり出るということでしょう。

 環境には優しくないか。

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 煙突からは煙、排気弁からは湯気。

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 前に咲花温泉駅で、ばんえつ号を見物した時に、煙が入って、眼がえらく痛かったことを思い出しました。

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 地球に石炭はまだまだあるようですから、最新鋭の技術で、できれば石炭だけではなく可燃ごみも燃やして走る蒸気機関車なんて造ることは出来ないでしょうか。デザインは昔のままで。

 バック・トゥ・ザ・フューチャーの世界。

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 行ってしまいました。

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 このあとはさらに釜石方面へ。

 乗客たちが、釜石駅で降りて、バスに乗っているのまで確認できました。
 パッケージツアーの人が多いのかな。
 時間があれば、C58の転車台での転回も見られるようです。

 哀しい土台だけの土地が広がる釜石、鵜住居、大槌を走り、新山高原に上がります。
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テーマ : 遠野  ジャンル : 地域情報

Comments

Good!
☆風写さんへ
なかなか良い写真を撮ってましたね!(拍手)
私はこのブログに憧れてますhttp://railman.cocolog-nifty.com/
風景の一部に溶け込んでいる写真が大好きなんですが、時間をかけてロケハンしないと無理ですね。
LYNX☆さんへ
先日紹介したようなサイトがありますから、出不精の方でも家に篭って、ネットでロケハンすれば、好みの場所を見つけられると思いますよ。

何に時間を掛けるのが楽しいのか、人それぞれだと思います。






MOONFACE
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プロフィール

風写

Author:風写
仙台在住の“いんぴんかだり”です。
座右の銘は、人の振り見て我が振り直せ。
苦手なものは、人混み、行列、会議、出会い、初対面、対面販売、電話、girl's talk、職員室、甘いもの。
人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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