風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

Category: ドライブ

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森トンカツ、泉ニンニク

 カメルーン、カメラ好きには気になる名前ですよね。
 カメラに由来があるのか調べてみたら、なんと小海老と言う意味のポルトガル語だそうです。

 ドイツ領だったこともあるのが、後にフランスとのつながりが強くなり、今はイギリス連邦の一員で、国名はポルトガル語、無茶苦茶サッカー強そうですねん。



 さて、猪苗代町にはまだ行ったことがない場所が沢山あります。

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 今回は猪苗代湖の西北沿岸、翁島地区にあるこの森と泉に囲まれた別天地。

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 おっとこちらは別館でした。

 本館はこっち。

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 明治の終わりに建てられた、旧有栖川宮家別邸「天鏡閣」です。

 天鏡と言うのは猪苗代湖のことなのでしょう。磐梯山の麓に、天鏡台なる場所もあります。

 天を映す鏡を見下ろす丘の上の瀟洒な館。

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 上が正面です。複雑な形。

 広尾か白金あたりに来たみたいな雰囲気も。

 反時計回りにぐるり回ります。

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 庭側。

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 裏手。

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 例によってWikipediaから引用。

 天鏡閣(てんきょうかく)とは、福島県猪苗代町にある旧有栖川宮翁島別邸のこと。本館、別館、表門は1979年(昭和54年)2月3日、国の重要文化財に指定される。

 屋外には所有者であった有栖川宮威仁親王の銅像がある。この像はもともと東京・築地の海軍大学校前にあったが、1984年(昭和59年)7月にこの地に移設された。


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 漢詩を好んだ大正天皇が皇太子時代にこの地に滞在した折り、李白の詩句「明湖落天鏡」より命名した(直筆の額が保存されている)。当時は、別荘から見える猪苗代湖の湖面を鏡に例えたことから命名したと考えられる。現在は周囲の樹木が建物の高さまで生い茂っているため、湖面を伺うことはできない。

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 有栖川宮威仁親王の別邸として1908年(明治41年)8月に完成。一部三階建てのルネッサンス様式を巧みに取り入れた和洋折衷の建築様式。白い板壁やバルコニーの外観が特徴。当時流行した部屋の配置方法であるビリヤード室、大理石製のマントルピース、シャンデリアなどの豪華な調度など、当時としては極めて豪華なつくりとなっている。

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 皇室の利用が多く見られ、皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)も新婚旅行的な静養(結婚は1924年)で訪れている。この地での滞在は思い出深かったらしく、近隣で行われた1970年(昭和45年)の全国植樹祭の際に再訪。当時乗った馬車が展示されていたのを見て、同行した香淳皇后に「あの時の馬車だよ」と昔話をする姿も記録に残されている。修復後の1984年にも再訪があった。

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 冬に会津若松に行ったときにも感じましたが、皇室と會津には維新後も深いつながりがあったことを示すひとつの遺産なのでしょう。

 館内見学は有料なんですが、表の庭に来て建物を眺めるだけでも十分かも知れません。

 そんな旅人のために、こんな売店もあります。

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 コロッケレーって、カレーコロッケ? ケレーパンもあります。

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 でもこの時あたりにいた観光客は数人。お店にも誰もいませんでした。

 静かな湖畔の杜の陰の庭園です。

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 そして報告。

 この天鏡閣の館内見学中に地震がありました。
 福島県内で最高震度5強、仙台でも震度4、会津は震度3だったようです。

 古いガラス戸はがしゃがしゃ賑やかでしたが、建物はびくともせず、シャンデリアもほとんど揺れませんでした。

 見事な明治の建築です。

 6月12日は宮城県沖地震22周年、14日は岩手宮城内陸地震からまる2年でした。
 この日は13日、たぶん新月だったと思います。
 TBCラジオでは、そんな13日に組んだ地震特別番組をまさに生放送中の震度4だったそうです。モノが多い我が家でも落下事故は発生しました。
 来年6月の新月の日は注意しましょう。

 それから、ブルーシャトーの替え歌誕生秘話はこちら
テーマ : 福島県  ジャンル : 地域情報

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プロフィール

風写

Author:風写
仙台在住の“いんぴんかだり”です。
座右の銘は、人の振り見て我が振り直せ。
苦手なものは、人混み、行列、会議、出会い、初対面、対面販売、電話、girl's talk、職員室、甘いもの。
人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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