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2015-08-19 (Wed) 00:01

アルスラーン戦記 #19

今回は、ヒルメスとボダンの戦いが描かれました。

シンドゥラでの戦いを終えて、アルスラーンたちはペシャワール城塞へと帰還しました。その頃、王都エクバターナでは動きがありました。聖堂騎士団と共にザーブル城に立てこもったボダンを、ヒルメスに討伐させようと王弟ギスカールが考えたのです。ボダンは聖職者としての権威を誇示して、ルシタニア国王に要求を突きつけてきたのです。1つは捕虜となっているアンドラゴラス三世とタハミーネを処刑すること。そして、国王に異教徒の女に心を奪われた罪を悔い改めて、さらなるイアルダボート教への忠誠を要求していたのでした。

ヒルメスが腹に一物あることに気づいているギスカールは、この機会にヒルメスをボダンにぶつけて、両者を共倒れにすることを画策しました。この不利な提案を、ヒルメスに忠誠を誓ったサームは受けるように進言しました。その理由は、この戦いを理由にパルス軍の兵士を集めたり、武器を調達する口実が得られるからです。さらにサームは、ボダンのいるザーブル城の弱点も知っていたのでした。

用意を調えたヒルメスは、パルス人のみで構成された軍を率いてザーブル城へと向かいました。その途中で、サームは山賊を倒した男がいることを知りました。サームがその男の元へと赴くと、それはかっての戦友クバードだったのでした。
サームはクバードを味方に引き込もうとします。そしてボダンとの戦いに、クバードも仲間として加えたのでした。

ザーブル城に到着したヒルメス軍は、城の前でイアルダボート教の神旗を燃やしました。それに激昂したボダンは、あえて兵を出して戦いを挑んできたのでした。しかし、恐れを知らないルシタニアの聖堂騎士団も、ヒルメスにサーム、ザンデ、そしてクバードの敵ではありませんでした。こうしてヒルメス軍に大敗したボダン軍は、ザーブル城へと引きこもったのでした。

戦いを終えたクバードを、ヒルメスはねぎらいました。しかし、そんなヒルメスにクバードはヒルメスの戦いの目的は何かと問いかけました。これに対して、ヒルメスはパルスに平和と安寧をもたらし、アンドラゴラス三世とアルスラーンの首を城門にさらす答えました。しかし、その答えはクバードを満足させませんでした。クバードは王位争いで、国内に血が流れることを望んでいませんでした。こうしてクバードは、ヒルメスの前から去ることになったのでした。

一方、ペシャワール城塞のアルスラーンも、次の戦いに向けて動き始めていました。そのために2つの文書が用意されました。1つは、ルシタニアから王都を奪還するための兵を集める檄文でした。もう1つは、パルス国内の奴隷を全て解放するというものでした。この功績によって、アルスラーンはのちに解放王と呼ばれることになるようです。

とはいえ、それはまだまだ未来の話です。今のところアルスラーンは、まだ未熟な少年にすぎません。そんな彼が、どのように成長してゆくのか楽しみです。

最終更新日 : 2022-10-30

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