時々の記録

今週はいきなり軍隊の登場です。なんと、カイの他にも雪の女王の割れた鏡の影響を受けた人間がいたのです。

その国の王様はメガネをかけていました。しかし、ある時メガネが壊れて新しいものと変えたら、そのメガネは雪の女王の割れた鏡のカケラで作られていたのです。
このメガネの派手なデザインには笑ってしまいました。まるで吉本新喜劇にでも登場しそうな感じです。(^^;

そのメガネをかけるようになって、やさしかった王様はあちこちの国に戦争を仕掛ける野蛮な人間に変わってしまいました。

北へ向かうため旅をしていたゲルダは、法外な通行料を請求されてやむなくその国に密入国します。あちこち逃げ回るうちに、オリーネという親切な女の人に助けられました。オリーネは、この国の王様の恋人でした。しかし、王様の前にハチミツを届けても、鏡のカケラの力で人格が変わってしまった王様はオリーネのことがわかりません。

やがて密告者によって、オリーネの家にゲルダがかくまわれていることがばれてしまいます。オリーネはゲルダを守るため果敢に戦い、兵士たちに囚われてしまいました。そんなオリーネに、王様は死刑を宣告します。しかし、ハチミツを届けに現れたゲルダにくっついていた蜂に驚いた王様は、メガネを落として壊してしまいます。メガネが壊れたおかげで、王様は元のやさしい人間に戻りました。

今回のお話は、突っ込みどころ満載という感じでした。一見おしとやかな感じのオリーネが兵士を相手に大乱闘する場面が一番笑えました。あの兵士たち、せっかくゲルダを捕まえるチャンスだったのにオリーネがあまり暴れたので捕まえ忘れたのでしょうかね。(笑)

今回は、お話としてはおもしろいのに、肝心のクライマックスを描ききる時間がなくて、今ひとつ盛り上がりに欠けてしまったのが残念でした。