時々の記録

今回は、家出少女とDV被害にあった女性のお話でした。

補導の訓練をしていた麻依と藤先輩は、援助交際をしようとしていた16歳の女の子を保護しました。その女の子は、とても経験が豊富で、男女関係の経験が少ない麻依は完全に圧倒されています。セリフにピーが多すぎて、ほぼ何を言っているのかわかりませんでしたけど。(^^;

そんな家出少女を保護して、両親に引き渡して一件落着かと思いきや、藤先輩は目敏く少女の家庭環境に気づきました。なんと、その女の子は母親が夜勤に出ている日に、父親に無理やりＨされていたのです！

女の子が家出したのは、そんな父親から逃げるためだったのです。ことがことだけに、母親に相談するわけにもいかず、女の子は家出を選んだのです。女の子と父親のわずかな表情の変化から、それを見抜いた藤先輩はさすがですね。それを知った母親が、すぐに父親と別れたという結末も救いがあってよかったです。

麻依が藤先輩とパトロールに出ていると、いきなり先輩がパトカーのサイレンを鳴らして止めました。何かと思えば、歩道を歩いていた女性が、片方しか靴を履いていないことに先輩は気づいたのです。その女性は、DVの被害者でした。男から逃げるために、その女性は靴を履く暇もなく逃げ出したのです。

女性を保護して、麻依たちは刑事課に報告に行きます。刑事課は強面の捜査員のたまり場なので^^;、麻依はいつもビビって彼らに声をかけることができません。そこにいる唯一の女性職員の牧高美和に、いつも麻依は助けられていました。

牧高さんは、新撰組オタクがすぎて警察官になったという変わり者でした。３人が話をしていると、そこにDVの加害者が現れました。その男は、被害者を出せと高圧的な態度です。ビビる麻依に代わって牧高が応対しますが、男は女性をなめきっていて横柄な態度をとり続けます。

そこにすかさず、藤先輩がフォローに入ります。言葉巧みに男を取調室に連れて行くと、そこには怖〜い刑事課の係長が待っていました。ビビっている男に、係長が牧高を侮辱するようなことを言ったことを謝罪しろと迫ったのは格好良かったです。なかなか口には出さないようですが、刑事課の捜査員たちは牧高さんのことを信頼しているようです。

というわけで、今回も笑えるだけでなく、表面的な事実の裏側にある真相について考えさせられました。２話続けていい感じだったので、視聴継続決定です！(^^)