時々の記録

ムジカとソンジュと別れたエマたちが、シェルターにたどり着くお話でした。

外の世界で生きる方法をムジカとソンジュに教わり、いよいよエマたちはミネルヴァが示した場所へと向かいます。
ムジカとソンジュでは、エマたちを助けた目的が異なっていました。ムジカはエマたちに親近感を持っていましたが、ソンジュは将来の自分の欲望を満たすためにエマたちを助けたのです。

ソンジュの目的は、エマたちが生き延びることで、境界の外で農園でもない場所に人間がいるようになればいいと思ったのです。その人間なら野生の人間になるので、ソンジュは食べることができると考えたのです。将来の計画のために、ソンジュはエマたちを追ってきた鬼たちも倒しました。将来の目的はともかく^^;、そんなソンジュの行動は今のエマたちには役立ちました。

そしてエマたちは、ミネルヴァが示した場所で隠されたシェルターを見つけました。そこには、これからエマたちが暮らしてゆくのに秘密ような設備が整っていました。シェルターには無線機も用意されていて、エマたちは農園の定時連絡の内容も知ることができました。

さらにエマたちは、電話をみつけてミネルヴァと直接言葉を交わすことができました。しかしその一方で、アンナはシェルターの中に「HELP」と書かれた文字があるのを見つけました。
このシェルターは本当に安全な場所なのでしょうか。そしてミネルヴァは、本当にエマたちを助けてくれる存在なのでしょうか。