貴族出身の女性ということで、これまでとは逆にアルテが悩むお話でした。
カタリーナとの関係が良好になり、アルテは肖像画の作成に専念するようになりました。それが本来の目的だったのですが、今までのようにアルテがかまってくれなくなって、カタリーナはすねてます。(^^;
そんな中、アルテが工房の見学に出かけると知ったカタリーナは、無理矢理それに同行するのでした。そこで働く職人の1人から、アルテは思わぬことを言われました。貴族出身の女性だからこそ、仕事がもらえてうらやましいというのです。
それまで正反対のことを言われ続けてきたアルテは、その言葉に戸惑い思い悩みます。そして貴族や女性だからではなく、画家としての実力を認められるようにと、アルテは食事や寝る間も惜しんで絵の勉強に励むのでした。
その頃、フィレンツェではアルテがいない生活に、レオはどこか寂しさを感じているようです。そして普段はレオに声をかけない人たちまでもが、しきりにアルテのことを聞いてくるのにも戸惑っていました。
アルテはヴェネツィアに来る前に、レオから言われたことを思い出します。自分の工房を構えられるチャンスがあるなら、それを活かすべきなのでしょうか。
そして根を詰めすぎたアルテは、とうとう倒れてしまいました。倒れたアルテを見て、カタリーナは号泣しました。アルテの雇い主であるユーリは、カタリーナを泣かせたことをとがめました。ユーリにとっては、カタリーナの幸せが第一なのです。
元気になったアルテは、再び肖像画の仕事に取りかかります。カタリーナの肖像画のためにアルテは、カタリーナが一番映える装飾品のデザインを考えていました。それを知ったカタリーナは、肖像画を描く仕事の奥深さに感心するのでした。
またユーリからは、このままヴェネツィアに残って暮らすことを提案されました。その場合、ユーリがアルテのパトロンになって、こちらでの生活を保証するというのです。それはアルテにとって、大きなチャンスですが、すぐに答えを出せることではありませんでした。
そしてようやく、カタリーナの肖像画が完成しました。それを見たカタリーナは、肖像画を抱えて走り出しました。何をするのかと思ったら、前に訪れた工房にやって来てアルテに貴族の女性だから仕事がもらえると言った男性に肖像画をみせたのです。
カタリーナは、先日のアルテとその徒弟のやり取りを聞いていて、アルテが貴族出身の女性だから仕事を得ているのではなく、素晴らしい絵を描けるから仕事を得ているのだと訴えました。
そんなカタリーナを、アルテは連れ帰りました。その道すがら、カタリーナはアルテに怒っていることを伝えました。前回、ジモと再会したカタリーナは自分の立場を受け入れて生きていくことを受け入れました。それと同じように、アルテも貴族出身の女性という立場を変えることはできません。
というわけで、前回のカタリーナのエピソードと、今回のアルテの境遇が微妙な形でつながっているところは面白かったです。でも次回で最終回のせいか、全体的に何となく駆け足な感じだったのが残念でした。
カタリーナとの関係が良好になり、アルテは肖像画の作成に専念するようになりました。それが本来の目的だったのですが、今までのようにアルテがかまってくれなくなって、カタリーナはすねてます。(^^;
そんな中、アルテが工房の見学に出かけると知ったカタリーナは、無理矢理それに同行するのでした。そこで働く職人の1人から、アルテは思わぬことを言われました。貴族出身の女性だからこそ、仕事がもらえてうらやましいというのです。
それまで正反対のことを言われ続けてきたアルテは、その言葉に戸惑い思い悩みます。そして貴族や女性だからではなく、画家としての実力を認められるようにと、アルテは食事や寝る間も惜しんで絵の勉強に励むのでした。
その頃、フィレンツェではアルテがいない生活に、レオはどこか寂しさを感じているようです。そして普段はレオに声をかけない人たちまでもが、しきりにアルテのことを聞いてくるのにも戸惑っていました。
アルテはヴェネツィアに来る前に、レオから言われたことを思い出します。自分の工房を構えられるチャンスがあるなら、それを活かすべきなのでしょうか。
そして根を詰めすぎたアルテは、とうとう倒れてしまいました。倒れたアルテを見て、カタリーナは号泣しました。アルテの雇い主であるユーリは、カタリーナを泣かせたことをとがめました。ユーリにとっては、カタリーナの幸せが第一なのです。
元気になったアルテは、再び肖像画の仕事に取りかかります。カタリーナの肖像画のためにアルテは、カタリーナが一番映える装飾品のデザインを考えていました。それを知ったカタリーナは、肖像画を描く仕事の奥深さに感心するのでした。
またユーリからは、このままヴェネツィアに残って暮らすことを提案されました。その場合、ユーリがアルテのパトロンになって、こちらでの生活を保証するというのです。それはアルテにとって、大きなチャンスですが、すぐに答えを出せることではありませんでした。
そしてようやく、カタリーナの肖像画が完成しました。それを見たカタリーナは、肖像画を抱えて走り出しました。何をするのかと思ったら、前に訪れた工房にやって来てアルテに貴族の女性だから仕事がもらえると言った男性に肖像画をみせたのです。
カタリーナは、先日のアルテとその徒弟のやり取りを聞いていて、アルテが貴族出身の女性だから仕事を得ているのではなく、素晴らしい絵を描けるから仕事を得ているのだと訴えました。
そんなカタリーナを、アルテは連れ帰りました。その道すがら、カタリーナはアルテに怒っていることを伝えました。前回、ジモと再会したカタリーナは自分の立場を受け入れて生きていくことを受け入れました。それと同じように、アルテも貴族出身の女性という立場を変えることはできません。
というわけで、前回のカタリーナのエピソードと、今回のアルテの境遇が微妙な形でつながっているところは面白かったです。でも次回で最終回のせいか、全体的に何となく駆け足な感じだったのが残念でした。
最終更新日 : 2022-10-30
第11話 ファリエル家の肖像画家 アルテは忙しい。カタリーナはアルテと話したくてウズウズ。母の肖像画を描いているときも覗き見してる。もっと私と話して欲しいと寂しくて拗ねてしまう。仕事が終わったら帰ってしまうのに。アルテが工房を見学に行く、カタリーナも無理やり同行する。中では職人が忙しく働いている、カタリーナは興味津々。親方は忙しくて徒弟が工房内を案内してくれる。アルテが女性でも大仰には驚かな... …
2020/06/18 22:39 ぬるーくまったりと 3rd