◇ 株価は下げ止まった? = 日経平均は先週897円と大きく値下がりした。週間の下げ幅としては、11年3月の大震災以来の大きさである。終り値の1万2878円は、最近の高値だった5月22日に比べると2749円の下落。昨年11月から急ピッチで上げた分の約4割を失ったことになる。
今回の急落は初めのうち調整色が強かったが、後半は円相場の反転が株価の下げを主導した。円の対ドル相場は、5月半ばの103円台から97円台に急騰している。特に先週末7日には、ニューヨーク市場で一時94円台に突入した。にもかかわらず、この日の日経平均は26円の下げにとどまっている。ここから株価の底入れを感じ取るのは、まだ時期尚早だろうか。
ダウ平均は先週133ドルの値上がり。週末に発表された5月の雇用統計をめぐって、市場は揺れ動いた。結果は予想をやや上回るものだったが、市場はFRBが金融緩和の修正を早めるほどの影響力はないと判断したようだ。今週もその判断が変わらず、円相場に上昇圧力がかからないことを期待したい。
今週は10日に、1-3月期のGDP改定値、4月の国際収支、5月の消費者態度指数、景気ウォッチャー調査。11日に、4-6月期の法人企業景気予測調査。12日に、5月の企業物価と4月の機械受注。アメリカでは13日に、5月の小売り売上高。14日に、5月の工業生産と生産者物価、それにミシガン大学の6月・消費者信頼感調査が発表になる。
≪10日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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ダウ平均は先週133ドルの値上がり。週末に発表された5月の雇用統計をめぐって、市場は揺れ動いた。結果は予想をやや上回るものだったが、市場はFRBが金融緩和の修正を早めるほどの影響力はないと判断したようだ。今週もその判断が変わらず、円相場に上昇圧力がかからないことを期待したい。
今週は10日に、1-3月期のGDP改定値、4月の国際収支、5月の消費者態度指数、景気ウォッチャー調査。11日に、4-6月期の法人企業景気予測調査。12日に、5月の企業物価と4月の機械受注。アメリカでは13日に、5月の小売り売上高。14日に、5月の工業生産と生産者物価、それにミシガン大学の6月・消費者信頼感調査が発表になる。
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